ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

七夕の願い事

2015年07月09日 | ゆきちゃんの日記
もう七夕は過ぎてしまいましたが・・・(笑)


7日のデイからの連絡帳に

七夕の願い事を短冊に書くように
由紀子に勧めたら
一度は書かないと断ったのに
「書く!」と言って短冊の前で
30分ぐらい考え込んでいた。

と、言うような事が書かれてありました。


実は・・・
由紀子は文章を作ることができない
はずなのです。(汗)

だから、今まで何かを書くときには
母が気持ちを聞き出して
文章を作る手伝いをしてきました。

七夕の短冊もそうでした。


その由紀子が
自分で何かを書いた???

すごい!!☆ヽ(▽⌒) きゃはーん♪

で、どんな願い事を書いたのだろうか??


8日はデイをお休みしたので
今日の連絡帳に
由紀子が書いた願い事を教えて欲しいと書きました。


そしたら・・・

結局、何も書かなかったのだそうです・・・

しまった!!
o(;_ _)o



由紀子が文章を作れない事をデイに伝えて
サポートをお願いしていなかった
母のミスです。



今は再手術で文字が書けるほど
視力が回復しましたが

デイに通い始めたころは
ほとんど見えなかったし

今までデイで
文章を書く機会もなかったしなぁ・・・


それに、パソコンで動画の検索を
すいすいとやる由紀子が
文章を作れないなんて
誰も思いませんよね…




でも、本当に
短い文章もダメなんですよ・・・

小学生の頃から
日記を書かせたり
メールを書かせたり

いろいろやってみたのですが
日記もメールも定型文しか書けませんでした。

・・・・・・・・・・・

今日は○○をしました。
楽しかったです。
       由紀子

・・・・・・・・・・・

いつ頃からか
これも自閉症の特性であり
生活の困難さの一つだと納得してしまって
当たり前のように母がサポートをしてきました。


「自閉症の僕が跳びはねる理由」
を執筆した東田 直樹 さんのように
パソコンで自分の気持ちを書くことができたら
由紀子も救われるだろうに・・・

そう思いますが
出来ないことは仕方がないですよね?!


でも、由紀子の心の中には
いろんな思いがあるはず。



今回の七夕の短冊の事・・・


一度断ったのに
自分から書くと言ったのだから
なにか願い事があったのかもしれません。


30分間短冊を前に何を思っていたのでしょうか?


とても気になりますが
会話も苦手な由紀子さんは
タイミングを外すと
それも聞き出せなくなってしまいます。


何だったのかなぁ~?!




もしかしたら・・・

早く大食い選手権の放送がありますように!!
(*人*) オネガイ


とか・・・かな?(笑)


そういえば、我家から
七夕の笹飾りが無くなったのは
いつ頃からだろう?

七夕にはいろいろな思いがあったはずなのに・・・
※2009年の日記「七夕の思い出」

来年からまた家で
七夕飾りを復活させようかと思う母であります。

=END=
コメント (2)
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