ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

音楽療法にて

2015年07月10日 | ゆきちゃんの日記
PMSの末期に入って
イライラが強くなってきた由紀子さん。

ちょっとしたことが我慢できなかったり
少しの刺激に反応して

“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!


足や太ももを中心に
バンバン叩いています。(汗)

他にもトイレの壁とか机とか・・・
固いところを選んで叩くので
手首の内側は内出血をしてアザになっています。
(ノ_-;)ハア・・・



今日は音楽療法だったのですが

レッスンの始まりからイライラが止まらなくて
ピアノを弾けるような状態ではなかったようです。

そんな時は、由紀子が落ち着くまで
じっと待ってくださるH崎先生です。


でも今日はなかなか落ち着けず
とうとうレッスンの終わりの時間が
近づいて来てしまって・・・

そろそろ終わろうとしたら

由紀子が「まだ!まだ!」と言って
急にピアノを弾き始めたのだそうです。


由紀子はスケジュールをこなさなければ
前に進めなかったのだと思います。



今日は音楽療法の日だから
ピアノを弾かなければ・・・
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ




H崎先生に「パフ」をリクエストされて
弾き始めた由紀子さんですが

途中でどうしても間違ってしまって・・・
何度か繰り返したところで
ひと言


「無理!!」
(-"-)ダメダ~

とつぶやいたそうです。(笑)



え~~?
そんな事を言ったんだぁ~!
( *´艸`)フフフ



いつもならば、泣きながらでも
出来るまで続けるのに
今日は根気が続かなかったのでしょうね・・・
と、H崎先生。


そこで先生は簡単な曲
「カエルの歌」をリクエストして

由紀子は無事に弾き終えて
レッスン終了となったそうです。


今日は音楽療法の時間を
ガス抜きに使ってしまったらしい由紀子さん。

でも、そのガス抜きを
冷静に見守ってくれる先生がいてよかったね?!




暴れている最中

由紀子は何かを叩いていたらしいのですが
珍しく「痛い!」と言って
先生に手を見せたのだそうです。



その指は自分で皮膚を噛みきって
赤むけになっているのですが・・・
血がにじんでいたそうです。


※自傷行為


そして、先生にタオルをくれと訴えて

タオルをもらったら
それを手に巻いて叩き続けたのだとか・・・(笑)


痛かったらやめればいいものを・・・!!
( ̄▽ ̄;)アハ


パニックの最中も
変なところだけ冷静な由紀子さんです。(笑)





自傷行為って何が快感なのか
よく分からないのですが

何かを叩くときの痛みと衝撃は快感だけど

傷がぶつかった時の痛みは
由紀子が求めたものではなかったという事でしょうか?


本当に解らないわ!!
 ̄\(-_-)/ ̄オテアゲッ




H崎先生には由紀子が10歳の時から
12年間もお世話になっています。

激動の12年間をずっと見守ってくださいました。

母がつらい時には
一緒に泣いてくださる
優しい先生です。

母にとってはとても心強い味方です。

先生!
いつもありがとうございます!!


=END=

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする