由紀子のイヤーマフですが
思春期に始まった
頭を叩く自傷行為で
両目とも網膜剥離を起こして
手術をしました。
残念ながら
左目は失明してしまいました。
その手術の後
聴覚が過敏になって
イヤーマフが手放せなくなりました。
寝るときも外さず
24時間ずっとです。
あの頃は
イヤーマフに助けられたと
思っていたのですが
外耳炎を起こして
耳の中にカビが生えたり
いろいろなトラブルが
起きるようになって
せめて寝るときだけでも
外させたいと
思いだした頃には
まるで体の一部にでも
なったように
手放せなくなりました。
イヤーマフは
カップの中に入っている
スポンジが汗を吸って
長く放っておくと
カップの中に汗が溜まったり
夏場は耳の周りが
ただれたりするので
汗取りを貼ったりと
けっこうメンテナンスが
大変なのです。
母がやれる間はいいですが
母亡きあとはどうするか・・・
ずっと悩んでいたのですが
デイサービスが
外させることに
取り組んでくださって
去年ぐらいから
デイサービスの中では
外せるようになりました。
素晴らしい!!
(*´ω`*ノノ☆✧*。
もう感謝しかありません。
m(_ _)m アリガトォ~★
でも・・・
デイサービスから帰ると
イヤーマフは
また体の一部に戻ってしまいます。
母に甘えているのだと
思うのですが・・・・
母の努力不足は分かってますが
ちょっとあきらめ気分になってました。
それが、この数日
由紀子のイヤーマフのつけ方が
変わってきたんです。
耳の後ろだったり
耳の上だったり・・・(笑)
これってもう
イヤーマフの役目は
果たしてませんよね?!
ゆきちゃん
それ・・・いるの?(笑)
テレビから
嫌な音が流れてきたとき
サッと耳にはめられるように
スタンバっているのかもしれませんが
それって、指で耳を押さえれば
いいのではないかと・・・(笑)
でも、イヤーマフの使い方が
変わってきているのは確かです。
卒業しろとは言いませんが
上手な使い方をして欲しいと
願っています。
そして
イヤーマフが必要ないように
由紀子の情緒を
安定させることが
何よりも大切なことも
よく分かっています。
それが母の仕事ですよね?!
・・・針仕事・・・
まーまーに買ってもらった
キノコのクロスステッチを
刺し始めました。
まずは中央にある
ベニテングダケです。
実物はこちら
※写真はお借りしました。
毒キノコですが
きれいです。(笑)
一個一個に
名札が付いていて
刺すのが楽しいです。
=END=