今日はお友達のK君と一緒にケーキを作りました。
指導員はまーまーです。
母は掃除をしながら3人の様子を見ていたのですが、
なんとも面白い光景でした。
o(*^-^*)oニコ
まずはケーキの出来上がり予想図を
2人に描かせようとしたまーまーですが、
そんな難しい課題が彼らにできるはずがなく・・・(笑)
かろうじてちゃんと指示に従ってくれたK君が描いた絵も、
土台の上にりんごやメロン、パイナップルが
丸のまま乗っている絵でした。(爆)
これか本当に出来上がったとしたら、
どんなに大きなケーキだろう・・・?
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
でも、まーまーはその絵にもめげずに
「描かれた果物を使ったケーキを作る」
ということにして、
K君を連れて買い物に行きました。
さすがに2人を連れて買い物をする自信はなかったようです。
買ってきたものは、
生クリームにパイナップルと桃の缶詰、
それにバナナ、イチゴ・・・・
(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ...
こんなに買って来てどんな豪華なケーキにするつもり?
いよいよケーキ作りが始まりました。
スポンジは前もって買ってあったので、
デコレーションからです。
まずは2人に生クリームを泡だて器で
泡立てさせようとしたのですが、
数回かき混ぜたら2人とも
「ハイ!」と言ってまーまーに返してきました。
由紀子にいたっては「ハイ終わり!」ですって!(笑)
結局、泡立ての仕事はまーまーの役目に決定!!
「電動の泡だて器が欲しい~~~!」・・・まーまーの叫びです。
次に2人は果物を切ることになりました。
危ないのでステーキ用のナイフで切らせることにしたようです。
自由に切っていいよ!と、言われた2人!
K君は桃をみじん切りに切るし、
由紀子はバナナを2センチぐらいのぶつ切りにするし、
パイナップルも大きいのやら小さいのやら・・・
まな板の上には無残な果物があふれてきました。
もう、大変です。(笑)
「あ~~~!違う!違う!」
まーまーの叫び声が続きます。(笑)
そのうちにイライラして来たまーまーは
いつの間にか2人に
「きれいなケーキ」を作ることを
求めるようになって来ました。
私もそうですが、
指導をしている側がパニックになってくると
本来の目的が見えなくなってしまうのです。
「二人のケーキなのだから
二人の思うように作らせて見たら?」
と私に言われて、
ハッと我に返ったまーまーです。
時には見守ることも大事なんですよね。
o(*^-^*)o
私も人がやっていることだから
冷静にそんな事が言えますが、
自分がやっている時はまーまーと同じです。
(*'-'*)ゞポリポリ
スポンジとスポンジの間に
この果物をいっぱい詰め込んで、
生クリームを塗って、
イチゴを飾って出来上がりです。
形はぐちゃぐちゃでしたが、
2人は満足そうに食べていました。
しかし、このケーキのカロリーはすごいと思いますよ。
( ̄_ ̄ i)汗たら~
今回1人で2人の障害児の指導をしたまーまーは
疲れ果ててケーキを食べる元気もありませんでした。(笑)
でも、2人はそんなまーまーを横目に
また作りたいと思っているようでしたけどね!
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
まーまーは来年の春に短大を卒業して、
知的障害者の施設で指導員として働くことが決まっています。
その事もあって、
今回のケーキ作りは全面的にまーまーに任せて
私は見守ることにしたのですが、
細かい計画も立てずに取り組んだ作業がどんなに大変か、
いい勉強になったと思います。
今までは自閉症の妹と
いろいろなことを一緒にやってきて、
それなりにうまくやっていけたけれど、
もう1人障害児が増えただけで
何倍も大変になることも勉強したようです。
がんばれ!まーまー!!
いい指導員に成長して欲しいと、
母は心から願っています。
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