そもそも「水」が無ければ生命は存在せず、それが得異的な物理性を有するコトは「宇宙が喜ぶ生命論」で詳しく述べられています。
ここで水分子は磁石の様な物理性を持つコトが解説され、それに依ってあらゆる元素を溶け込ませるとしております。
一方、水の結晶が心理的な作用に関るとする「水は答えを知っている」については、慎重な態度を取って来ました。
それでも「水の記憶が病気を治す!!」や「ドイツの波動機器」の様な、医療現場で実績を積んでいる技術は高く評価して来ました。
これは「水 ~ 命と健康の科学」にも通じ、これは直接的に生体水に育成光線を照射するコトで、その機能性を高められるとしています。
こうした水のクラスターに影響を及ぼす育成波動を、ヒトが発せられるとする気功に対しても養護的な立場を取っており、電気を操る生物は多く知られているのでヒトにそれが出来ても不思議はないと思います。
また、よりアカデミーの世界を揺さぶったヨーロッパでの「水の記憶事件」についても言及しました。
これは西洋で古くから実績を積んでいる「ホメオパシー」についての本で、生体水の重要性にいち早く気付いた医学者の葛藤の物語です。
こうした先駆的な医者は日本にも多く居り、中でも「うつみんの凄すぎるオカルト医学」の著者、内海聡さんは現代医療とそれを盲信する人々に対して鋭い警鐘を鳴らしております。
この本では空気と水が如何に生体にとって重要かを述べており、治療レベルのマイナスイオン(自由電子)と水素分子の活用方を追及しています。
特に興味深かったのは、水にケイ素(Si)が溶け込むとゲル化して、そこに水素分子が吸着され長く担持される性質があるというコトです。
Si(シリカ)は以前、炭素と並ぶ生体高分子の原料に成り得ると紹介しましたが、医療や農業の現場でも徐々に活用される様に成って来ております。
そしてこのシリカによって少しトロミが付いた水は、長寿の里フンザの周辺(シャングリラ地方)で常に飲まれています。
私もシャングリラ地方には3ヶ月も滞在したので、この白み掛かった水はよく飲みました。
当時はさしてその有り難みを感じませんでしたが、今回「セイの物語」でトゥルクの古里としてこの地方を描くので、この「長寿の水」も大いにフィーチャーしようと思います。