「剣の女王」ことパール-ソルジェニーツィンの文学的な狙いとして、以前に「八路和提(パールワティー)の狙い」と題して「宗教の大同団結」について語りました。
この時は八つの狙いを挙げたタメ、この大同団結についてはあまり詳しく語れなかったので、今回イスラム教徒に対するジハードの呼びかけとして、もう一度パールにブログで語って貰います。
ーー とうとう、私が描いて来た「十六戦旗物語」は現実に先を越されてしまい、このジハード(聖戦)は勝敗を決する局面に差し掛かって来ました。
私はここから「宗教の大同団結」によって、邪悪な党(ドン)に対して世界の宗教勢力が共同戦線を張る近未来を描く予定なので、ここモンゴル草原の彷徨えるシェルターでも「世界宗教者会議」を毎晩開いています。
ここには「女子革命突撃隊」がウイグルの再教育中心(労働改造所)から解放した女性達と、私の様な自由を求めてロシアから亡命した人々、そして同じく中国から亡命した人々も一緒にキャラバンを組んで生活しています。
モンゴル草原はほとんど雨が降らないので、夜空はいつも満天の星空で、人工の明かりはなるべく付けない暮らしをしているので、私たちは昔の人々と同じ様に宇宙と一体の生活を送っております。
こうした生活では人は自然と宗教を語るようになり、「この宇宙は何処に向かっているの?」「私たち命の使命ってなに?」「神はいまどこにいるの?」「それは私たちを見ているの?」「私たちはそれによって裁かれるの?」「その裁きは死後の行方を左右するの?」「それとも死んだら何もなくなるの?」と言ったフランクな議論が毎晩成されています。
こうした質問に対して、これまで世界宗教はさまざまな「答え」を示して来ましたが、未だに真のアンサーは得られていないようで、唯一これらの問に絶対的な解答を与えているのは共産主義のドンくらいだという結論にいたりました。
彼等にとって宇宙は自分達の権力を維持するタメに回っており、彼等の使命は人類を支配して戦争を起こすコトであり、神は自分達だと信じ込んでいて、それは常に人民を監視し、自在に操り裁けるからで、人の死を家畜のそれと同じに見ているからです。
こんな邪宗をこれ以上この星にのさばらせていては、神の栄光を穢すコトになるので、国連の「世界宗教者会議」でもこうした「宗教の大同団結」を呼びかけて欲しいです。 ーー