これまでに古代と近代の世界を物語で蘇らせて、それは自分の中で世界制覇をするコトだと語って来ました。 次は現代の物語「So」を描くと予告したコトがありますが、気が変わって未来の物語「Sun」からに致します。
それは現代の世界を制覇するコトが至難に思えるからで、常に移ろい続ける現代から永遠性を持つ芸術作品を生み出すのは不可能にすら思えます。
一方、未来の世界を描く場合、それは純然たる創造で永遠性を持たせられ、サイエンス-フィクションもやり放題です。 このジャンルで一番ブッ飛んでいるのは宇宙文明を描いたル-グィンの「闇の左手」かと思い、地球の未来では宮崎駿の原作「風の谷のナウシカ」が最高傑作に数えられ、リアルな近未来ではジョージ・オーウェルの遺作「1984」('49) が特に優れています。
まだどれ位ブッ飛んだ世界にするかは決めかねていますが、この三作品に敬意を表してその要素を拝借したいと思います。
主人公はインド人の少年と少女を想定しており、もちろんトゥルク(転生女神)も登場させますが、この回では老女として二人を導く存在にするつもりです。
「Sun」は漢字ではそれほどバリエーションが無いので、色んな言語での「サン」を章題にしようかと思い勉強する必要があります。
ネタバレですが「銀河鉄道」も描くつもりなのでファンタジー色の強い作品となり、世界制覇の次元も地球を超越するコトになりそうです...