真の動物福祉牧場を目指して

「Give & Take」(与えれば貰える)

このタイトルの曲も「Detour(抜け道)」と同じく沢山のアーティストが作っておりますが、ここでは以前紹介した中島みゆき「荒野より」の曲をフィーチャーします。

その前にこの日本を代表するアーティストについて紹介しますと、東南アジアや中国でもMiyuki(美雪)は人気が高く、特に初期の作品「愛の翼」「ホームより」「歌姫」などの叙情詩は高く評価されています。
私も初期の方の歌が好きで、一番好きなアルバムは「Good-bye Girl」です。

欧米でMiyukiの名が知られるように成ったのは、「East Asia」や「転生」「Dorama」などのドラマチックな作品が評価を受けた事により、「荒野より」ではそうした世界的なアーティスト達と創造性を競うテーマの歌「Ba Na」なんてのも入ってます。
更に「バクです」「あばうとに行きます」「鶺鴒(せきれい)」等とても創造性の高い作品が入っており、後期みゆきの最高傑作と言えるアルバムです。

その中でも「Give & Take」は特にトンガっており、こんな歌を作れるのは世界で彼女ただ一人だけかと思えます。
そのトンガリかたは「36.5℃」(夜の女をテーマにしたコンセプトアルバム)と通じるモノですが、そうした「罪」を彼女の中で「許し」に導けた事が伝わって来る歌です。

その「許し」は「与える事で得られた」と歌われ、「きみが受け取ってくれた」事が救いになったと歌われてます。

ブッダのマントラもこうした精神で唱えられ、直接声が届く範囲は限られてますが、みんなで心を合わせて唱える事で遠くまで祈りを飛ばそうとします。

もしそれを受け取ってくれる人が居たならば、そしてそれを与える側も実感できたならば、外気功の遠隔治療のような奇蹟は行われ得ると私は考えます。

上のコラムでも書かれていますが、離れていても心がシンクロする事は起こり得て(電話も活用するそうです)、行善は毎日決まった時間(朝夕)に一時間ほど唱題するので、彼を尊ぶ信者たちも同じ時間に唱題して心を経げます。

バルドゥ祭最期の7日では10人程が交代で常時唱題し、その「与える」力は徐々に他の地での祈りとシンクロして広がって行き、それは中国を飛び越えて日本までも経がるとします。



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