真の動物福祉牧場を目指して

37. セントラルドグマ (核心教義)

私がこの生命の核心教義を初めて習ったのは16才の時で、渋谷の電力館の講演会ビデオライブラリーに依ってでした。

当時はまだ宇宙のファンタジーに憧れるような子供でしたが、セントラルドグマを知って「生きてる感じ」がリアルに捉えられ、だいぶ地に足が着いた感慨を持てました。

生命の核心教義を知らないで生きてると、チコちゃんに「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と叱られかねないので、この際に勉強してみましょう。

セントラルドグマでよく議論されるのは、その成り立ちに於いてDNAと酵素のどちらが先に発生したかという点です。
酵素の触媒作用が無ければ遺伝子は発現できず、DNAが無ければ酵素を作れないので、これは「鶏と卵」の関係と同じです。

でも最近、RNAがDNAと酵素の役割を両方果たすコトが発見されて、生命のスタートはRNAからだという意見が優勢に成りました。

ではRNAの成り立ちはどうかと言うと、これはリボースという糖鎖に4つの核酸が繋がった単純な一本のひもです。
リボースは宇宙でも合成される単純なモノで、核酸も単純な分子なのですが4種類(A.T.G.C)が3つセットとなり、4×4×4=64通りの「情報」を生み出して、それが人体で必要な20種類のアミノ酸に対応します。

こうして「情報」を与えられたアミノ酸が数万も繋がって、身体の固形分の80%を占めるタンパク質と酵素に成ります。
つまり、生命とは「情報」+アミノ酸と言えそうです。
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