血管と神経の長さについて述べて来たので、次はDNAの長さに移ります。
これは体内で全て繋がってはおらず、理論的に繋ぎ合わせた場合の総延長です。
200億kmは太陽までの距離の65倍で、これでは余り意義のある数字とは言えないので、一番近い星までの距離40兆kmを0.02兆kmで割って、「2000人分のDNAを繋ぎ合わせると星に届く」と言った方が文学的かと思います。
この2000人分のDNAの総延長の場所にある星までは、光が届くのに4年以上もかかり、往復で8年もかかる気の長い通信を行うのはまず不可能かと思えます。
もちろん生身の人間が星に到達する事など夢物語で、それを悟って私の宇宙探索への夢は消えました。(航空高専に行き二年生くらいまで持ってた)
しかしアメリカ人はまだ宇宙のファンタジーを追いかけており、別の星に地球みたいな惑星が在る事は掴んでいて、そこへの移住を目指す映画「インターステラー」は中々のSFロマンでした。
でも宇宙ロマンで一番の映画はなんと言っても「コンタクト」で、共にマシュー-マコノヒーが主演でシブい演技を魅せてくれてます。
話をDNAに戻しますと、欧米では精子ドナーが人気のアルバイトになっています。
特に中国では、マコノヒーのようなカッコイイ白人の精子が人気で、社会的にもハーフは有利な様です。
しかし、見ず知らずの女性が自分の子供を産んで育てるというのは、私にはなんとなく抵抗があります。
父親のいない子供も可哀想で、地元(新宿)にはそうした友達も居りますが、男としての礼儀を教わってない為か、上手く社会に適合できずに苦労しています。
私は親からの教育は学校のモノよりも遥かに重要だと思い、アメリカでも「Teach your children best you can」(最善を尽くしてあなたの子供を教育しよう) とよく言われております。
先日、受験生がヤケになって殺傷事件を起こしてしまいましたが、学校などよりも遥かに進んだ知識が、求めれば自由に得られる時代になって来ていると思います。