真の動物福祉牧場を目指して

星の時 - 生命の誕生と進化

 前々回のオーバーチュア(序曲)で、生命は81種類のミネラルによって創られたと語りましたが、これはテキトーで単に私が1981年生まれでこの数字に愛着があるからに過ぎません。

 動植物によって必須ミネラルの数は変わって来ると思いますが、ヒトではだいたい80数種とされています。
 しかしネットで調べると日本語では35種類くらいまでしか出て来ず、アカデミーの世界(英語)に遅れをとっていると言えます。(日本語の論文「超微量ミネラルの栄養」も古い)

 しかし一方、コマーシャルの世界ではかなり先走っていて、下のページでは必須ミネラル100種類を含むとする水を宣伝しております。
 これは流石に行き過ぎかと思いますが、生命は100種余りの全元素を活用して生きていると唱える研究者も居るので、穴がち最先端を行っているのかも知れません。

 こうした全元素が、星の核融合と超新星爆発によって創られたコトは有名ですが、この爆発はおよそ千年前にも天の川銀河で起こっており、その強烈な創造の光は20日間も昼夜を問わず地球を照らしたそうです。

 これはとても象徴的な現象なので、ぜひ「Sayの物語」でも描きたいと思い、この特異な光が地上に降り注いだ時に主人公のセイは産まれたとします。

 この光によって生まれた100種もの元素によって、生命は「誕生」しました。
 それは水がこの全てを溶かし込んで泡で包み、泡の膜が「水と油」の関係から安定して細胞と成りました。

 もう少し細かく語りますと、生命の最小単位はアミノ酸でこれは宇宙空間でも出来ます。
 それが数百~数万と結合して酵素やタンパク質と成り、その反応核に超微量ミネラルが組み込まれるコトで、生命反応(触媒作用)が発現される様に成りました。

 後はもう「進化」の次元で、化学進化からメモリー機能の遺伝子が生まれ、それにより膜が機能化し手足を生やして動き回る様になり、25億年もかかって遂に多細胞生物にまで進化しました。

 これが約10億年前のコトで、その後も地球生命は大部分が単細胞生物のままで、多細胞生物と共進化を遂げて今に至っております。
 実は私達の体も共生している微生物の数の方が体細胞より10倍も多いそうで、これは探求し出すとキリが無いので、ここでは単純な単細胞同士の共生を紹介して締めさせて貰います。

 因みにここでフィーチャーされている藻類は、将来人類がその数を増やし続けて行けるかどうかの、カギを握っているともされております。
 

 
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