因みに複数形の They say ならば一般的な「言わば」ですが、Say… と言うからにはやはり相当思い切ったコトを言う必要性があります。
今回私が草で捕まったコトは、「言うなれば」コーヒーを常飲してて捕まったのと同じと言えます。 それは麻とコーヒーの中毒性が同じ位だからで、欧米で麻バーがコーヒーショップと呼ばれるのもこの為です。
また、私は草を煙で肺から吸収する用法を25才で辞めており、それ以降は健康的な食用ハーブとしての用法に限って来ました。 これについては「#良薬」で詳しく述べたので繰り返しませんが、今回はそれが如何に健康的かをフォーカスします。
その前に、麻を煙で吸うコトの害について述べます。 タールの害は水パイプによって軽減できますが、肺から一気にTHCが血流に流れ込むのは、精神を揺さぶって一時的に分裂症の様な状態にしてしまいます。 これはアーティストには歓迎されますが、日常の仕事には支障をきたす可能性があります。
これは「言うなれば」ウォッカを一気飲みする様なモノで、ディーセント(謹み深い、本物)な酒飲みが決してそんなコトをしない様に、私も25才で仏門に入ってからはそんな調和を乱すマネは辞めました。
次に、麻の間接的な健康作用を紹介します。 それは酒とタバコを辞められる点で、草を食べるとこうした体に悪いモノが不味く感じられます。
これは味覚と身体感覚が研ぎ澄まされるからで、アルコールが血流を巡る感覚もハッキリと感じられ、それは心地良いモノではなく単に病的な気だるさに感じられます。
そして何よりも、せっかくハイに覚醒していた脳幹(脊髄と繋がっている)が酒で麻痺してしまうのが悲しく思われ、「言うなれば」草は向上心をもたらし、酒は堕落へと導く相反するモノと言えます。
タバコについては、私は一切吸わないので他人の意見となりますが、落ち着く感覚は麻のCBDによって十分に得られるとされます。
続きまして、脳幹が活性化するコトの健康作用と、その作用機序について述べます。
これは単純に言うと、大脳新皮質が休眠状態になり、代わって原始的な脳が前面に出て来ます。
「言うなれば」これは「空の悟り」で、目覚めた原始脳は動物の三大欲求に敏感に反応するように成ります。
三大欲求は端的に言うと「食、眠、性」ですが、「食」は身体と直結していて体が欲すモノを敏感に悟れる様に成り、その機能が衰えてしまう老人の栄養と水分摂取の向上へと経がります。
「眠」については合法のファイト(植物)ケミカルであるCBDがとても良く作用し、気持ち良く眠れます。
精神的にもリラックスするので夢見心地も良く、呼吸が深まって眠りも深まります。
最後に麻と「性」について述べますが、これはアメリカでは長く議論が戦わされて来た歴史があります。 それはヒッピー文化の「Love & Peace」が「性」に厳格なキリスト教原理主義と相容れなかったからで、最近になってようやく「Love」に罪は無いと認められました。
ひるがえって日本では、世界初の「性文学」が平安時代に生まれた歴史を持ち、そこでは「麻酔い」という言葉もよく用いられています。
その後の戦国時代はずっとトチ狂って殺し合っていたので、こうした雅な文化は廃れてしまいましたが、現代になって日本はまた世界一の「性大国」に返り咲いた感があるので、是非ともアメリカに占領されていた時代の悪法なんかは早く撤廃して、平安時代の雅な日本の心を取り戻すべきかと思います。