真の動物福祉牧場を目指して

5thアルバム「Japan Light」

世界中から注目される北京中心部の市民による占拠運動で、100万人以上がハンガーストライキを行うなか開かれた紫禁城ライブは伝説になり、それを録音して編集したモノが「ライト-リバイバル-パーティー(光復党)」の5thアルバムとなります。

今回はその構成と内容を描きますが、2stアルバム「Healing Light」以来久しぶりに、メインボーカルで横笛も吹く徳流河(ドゥルーガ)によるセルフ-ライナーノーツとします。

1. 川の流れのように
この日本のクラシックな歌は、中国でも知らない人が居ないほど大人気です。 なのでここではイントロ曲とし、「女子十二楽坊」の様な華やかな演奏を目指しました。

2. 世界に一つだけの花
これも女子十二楽坊のカバーが素晴らしいので、真似てイントロ曲にしました。
スマップが人気絶頂だった頃の日中関係は良好だったので、当時の若い女性達の間でもスマップは大人気でした。

3. やさしさに包まれたなら
ユーミンのこの名曲もたくさん中国語カバーされているので、ここではあえて全部日本語で歌いました。 とてもやさしい日本語なので語学の勉強に持ってこいで、曲の華やかな感じを引き立てるコトに力を注ぎました。

4. ラララ
ミスチルは以外と中国では知られておらず、この割とマイナーな歌もみんな知らないので、中国語カバーで歌いました。
そのお陰か「ラララ」のコーラスでは多くの人達が一緒に歌ってくれて、今回のライブで一番の一体感を生み出せました。

5. ドキドキ
ジュディマリは台湾では大人気ですが、やはり中国ではあまり知られていません。 まだそこまでガールパワーが育っていないからと言えますが、近年ようやく中国の女子達もロックンロールする様になって来たので、きっと人気が出るかと思います。

6. 太陽が燃えている
日本ロックの金字塔と言えばやはりイエローモンキーズで、これは一番やさしい感じの歌です。 今回は屋根の上でのライブなのでドラムが置けず、あまりロックンロール出来ませんでしたが、華やかな民謡調もこの曲には合いました。

7. 無限軌道
中島みゆきは中国でも大人気で、多くの歌が中国語カバーされています。
なのでここではあえてマイナーな曲を取り上げて、中国語と日本語の両方で歌いました。 これ程スケールの大きな歌はまず他に無いかと思え、日本を代表するシンガーソングライターの貫禄が伝わります。

8. 愛の言葉
スピッツはやはり台湾では人気ですが中国では知られていません。 草野正宗も日本を代表するシンガーソングライターと言え、この歌は前作「Love Light」の候補曲に上がりながら外したので今回入れました。
いつか中国もスピッツが流行るような平和な社会になって欲しいです。

9. walz
ギターの弾き語りがシブイ、ラブサイケデリコの名曲です。 中国ではこうしたシンプルな曲が好まれる傾向があり、それは音楽文化が成熟しているからと言えます。 中国人にはそんな深い音楽へのリスペクトがあるので、私もそれに応えたいと思います。

10. 彷徨ホテル
日本で一番シブイ歌手と言える、新井英一の弾き語り曲です。 私も彼のようにモンゴル荒野を馬に乗って彷徨ったコトがあり、その時の夜を明かす野宿は忘れ難い経験になりました。

11. 同じ夜
椎名林檎はデビュー当初、中国でもかなり注目されました。 それだけ彼女のデビューアルバムは鮮烈で、この曲はその中でも特に情緒的なので高く評価されました。 中国人はこうした情緒的な歌が大好きなので、私も林檎に負けないよう感情を込めて歌いました。

12. 情熱の薔薇
これも熱い感情を込めて歌いました。 ブルーハーツは私の一番好きな日本のバンドで、彼等の歌から日本語を学びました。 中国でも一時、彼等の様な反社会的パンク-ロックバンドが人気を博しましたが政府によって取り締まられてしまったので、そんなパンク-ロックを復活させるコトが私の使命と思っています。

13. 海
これは以前にカバー曲をユーチューブで流して人気を博し、私の持ち歌になっています。 今回も観客のリクエストに応える形で歌って、変化を付けるタメに自分で3番の歌詞を付け加えました。 それは五輪真弓の「空」に因んだ歌詞で、私は海から空へと自由を広げられました。

14. 恋は桃色
細野晴臣も「日本の光」と言えるアーティストで、これは初期のハッピーエンドの頃の歌です。 彼はテクノと民謡をフュージョンさせて世界中から脚光を浴び、「源氏物語」などの日本の民族楽器をフィーチャーした名作を遺しました。 私も中国の民族楽器をフィーチャーしているので、晴臣さんは私の師匠的な存在です。

15. 平和の琉歌
このネーネーズの代表曲は、沖縄からの留学生アラム君と一緒に歌いました。
私は彼から三線(さんしん)を習うコトもでき、琉球音楽の素晴らしさを知れました。 それは「平和の音楽」で、琉球が独立して日中の間を取り持ってくれれば、東アジアの未来は平和になるだろうと言う彼の意見には賛成します。

16. 野風僧
河島英五も私の特に好きなアーティストで、だいぶ前に若くして亡くなられましたが、若手アーティスト等によってリバイバルされ、「河島英五音楽賞」も復活したコトは実に喜ばしいです。
この歌は男どうしの酒の絆を唄ったモノですが、その豪快な歌いっぷりは女性の心にも勇気と希望を与えてくれます。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農業」カテゴリーもっと見る