深夜、奴のスイッチが入ります。
どどどどどーーっ!バタバタバタッ!で目が覚めるんですが、
眠剤が効いて朦朧とする意識の彼方、「ふぉーんふぉーん」と叫ぶ声が。
またちぃちゃんか。
何度も言うようですけど、うちって集合住宅じゃないですか。
やはり気にかけるべき事は騒音なんですよ。
DIYが趣味なのか、しょっちゅうガガガッと音を立てる隣の新婚さんに
はいはい、今日も祭りですかィ!?と、凶暴な気分になったりしていたんですが、
最近引っ越したので静かになり、私の心も平和になりました。
なので我が家も気をつけているのに、それを無視する尻尾の生えたこいつ。
猫と暮らした事がある方は嫌というほどお解りかと思いますが、
奴ら深夜に大運動会を繰り広げますよね。
さすがに加齢とともに減ってきます。
でも13歳のちぃちゃんはいい歳こいてバリバリの現役。
ふらりと起きて行き、
「ちぃ、やめろ」と睡魔で力なく声をかけると、振り向いたちぃちゃんのお目々は
ランラン、尻尾は垂直にピンッ。
「今夜は最高の夜でさァ!!」だだだだだーーーーっ
「やめろというのが解らんのかっ!?近所迷惑なんだよっ」
「ひゃっほーっ!あと3秒走れば風になれますぜィ!!」だだだだだーーーーっ
「なるかあァァァァーーーッ!!止まれ!そこの暴走猫!!!」
追いかけるとキィンッ!と音を立てて方向転換。
「ああぁあぁぁっ!今、キィンッ!って音したっ!床に傷がついたやつだっ!
絶対傷がついたやつだっ!ねっ!?あーちゃんっっ」
「知らないわよ、バカみたい」
「HEY!HEY!HEY!おいらを止めてみやがれィ!!」
狭い部屋の中でそうそう逃げ回れるものでもなく、取り押さえたのが午前2時過ぎ。
頭は完全覚醒。
「取り敢えずメシでも食え」とカリカリを出すとちぃちゃんはパクパクと食べ、
「いや~今夜もいい走りをしたなァ~~♪」とひっくり返っておやすみなさい。
……おぃぃぃぃーーーっふざけんなょ、オラ!
まあ大概私も追いかけっこで騒音を出しているような気もしますけどね。
冷静な女子達の視線が痛い。
愛猫家の友人が「もう可愛くって食べちゃいたい時あるぅ~」と言っていたんですが、
私は14階のベランダからポイしちゃいたい時があります😑
ところでブログ村のダイエットカテゴリから抜けた方が良いんじゃないかと思っています。
ふと気づくと食生活と有酸素運動はもう習慣化しているんですよね。
問題なのが時々(頻繁?)アイスの爆食しちゃう事で、これがなくなれば
自ずと痩せていく筈なんです。や、それが出来ないからデブなんだけどもっ。
猫カテゴリもさ、多種飼いじゃないよね。れんれんいないんだから多頭飼いだよね。
ってか、今あちゃさんがキャンキャン言いに来て、
「ちょっとママ」
「何よ?」
「目やに取って」
見ると左側だけ目やにが出てぱっちりと開かない状態だったので、
拭き取ってあげると、
「ほい」
「これでいいわ」
スタスタと行ってしまいました。…本当に用件は目やにだけだった模様。
別にいいんだけどさ、男子と女子の温度差って激しいよね。
ちぃちゃんなんてひと撫でしただけで絡みまくるから。
まあみんながみんなちぃちゃんみたいだったら困るけど。猫は面白い。
ではでは。