ゆきわりぶろぐ

社会福祉法人 鶴翔会のブログです

👩新任職員にインタビュー🎤✨

2022年03月10日 | 職員の声

皆さんお待ちかね

職員にインタビューのコーナーです

夏に撮った写真ですが、とてもいい写真なので

一枚目に採用させていただきました

※写真撮影時のみマスクを外しています

利用者さんはもちろん

働く職員の声も大切にしたい

私は燃えています

この場をお借りして

新任職員の生の声を届けさせてください

【わたしのこと】

 わたしは小学生の時、ウィンターキャンプに参加した事がありました。自分の経験を活かし、将来は児童福祉に関わる仕事をしたいと思い、大学で社会福祉士になる勉強をしていました。大学2年の時の実習先が障害福祉分野の大きな法人の事業所だったため、さまざまな種別の事業所で5日間の体験学習として実習を行わせていただきました。同じ“障がい”でも人それぞれに個性があることに面白さを感じ、そこから障がい者に関わる仕事がしたいと思い、今に至ります。

※感染対策のため手袋を使用しています

【ゆきわり荘に決めた理由】

 私が就職先を選ぶにあたってまず考えた条件は「実家から通える範囲であること」「障がい関係の仕事であること」。また、仕事に慣れたらひとり暮らしがしたかったので「住宅手当など福利厚生がしっかりしているところ」という3つの条件を元に職場を探していました。大学のホームページの求人で納得のできるものが見当たらず、友人の勧めでマイナビをみているとゆきわり荘の求人を見つけました。会津美里町にある障がい者支援施設で、実家からも通えるところです。まず、ゆきわり荘を知る為、そして利用者さんの雰囲気を知る為“ゆきわりぶろぐ”を見てみました。利用者さんの笑顔の写真が多く、楽しそうな日々の生活が見えて思わず顔がほころんでしまいました。「ここ、いいかもしれない。」と、すぐに就職説明会に申し込んだところ、メールの応対がよく好感を覚えました。また、当日実際に施設長や係長、事務主任と話し、施設長の「仕事は頑張ることも大事だけど、楽しむことも大切!」という言葉に感銘を受け、ゆきわり荘に入職することを決めました。

【働いてみて】

 入職して、はじめは覚えることが多く、毎日必死にメモをとっていました。不安なこと、分からないことは先輩に教えていただき、今は少しずつ慣れてきて業務を行うことが出来ています。利用者さんとの関わりはとっても楽しいです!毎日個性あふれる利用者さんと話すだけで元気が出ます(笑)出勤すると「おはよ~!」とあいさつをしてくださる利用者さんや、退勤する時には「次いつくんの。」と話しかけてくださる利用者さんに毎日元気をもらい、癒されています。時にはこの関わり方でよかったのだろうか、と悩むこともありますがその都度先輩に話を聴いていただいたりしながら少しずつ利用者さんとの仲を深められるように関わっています。

【求職者に向けて】

 “知的障がい”と聞くと、どのように関わったらいいのだろう…と不安に思うこともあるかもしれません。私もそうでした。自分でゆきわり荘に決めたのはいいけれど、コロナ禍もあり実際に施設見学をすることも難しく、また、実習で利用者さんと関わっていたわけではなかったので正直不安でいっぱいでした。ですが、入職した初日から利用者さんは私にたくさん興味をもって話しかけてくださり、そんな不安もなくなりました(笑)勤務も早番、遅番、夜勤と土日が必ず休みな訳ではない不規則勤務で、早番は朝早く出勤するけれど、その分早く帰って時間を有効活用することもできるし、遅番は出勤時間が少し遅いので朝の時間をゆっくり過ごすことができます。平日に休みがあるとどこへ行っても混んでいないので買い物もしやすいし、今では日勤で働く方が私には向いていない…!と思うほどです(笑)また、ゆきわり荘では資格取得の応援もしてくださるのでそういう部分でも、わたしはゆきわり荘でよかったなと思います。

 働き始めて10か月が経ちましたが、利用者さんとの関わり、業務内容含め、先輩のようになるには正直まだまだだと感じます。ゆっくりでも一つ一つ確実に業務内容を覚え利用者さんとの仲を深めていけるようこれからも努めていきたいと思います。

以上

新任職員へのインタビュー記事でした

 

新任職員の話を聞いていると

「あぁ~、私もそうだったなぁ~」と

初心に立ち返ることができます

 

最初は上手くいかなくてあたりまえ

先輩職員も、皆そうでした

 

感染症の流行により制限が多く

先の見通しが立たない毎日が続きますが

そんな中でも

「この間〇〇さんとこんなやりとりしたんです

「〇〇さんってこんなこともできるんですね

日々の利用者さんとのやりとりや気づきを

生き生きと話す姿に

私も元気をもらっています

これからも皆で頑張っていきましょうね

 

過去の職員へのインタビュー記事は・・・

こちら

ブログの「職員の声」のカテゴリから

是非ご覧ください

 

また、会社概要や詳しい募集要項については

マイナビ2023」へ

 

そしてそして

会津美里町の企業紹介」のページにも

掲載されていますので

そちらも併せて是非ご覧ください

 

ご不明な点や気になることなどがあれば

0242782426

お気軽にお問い合わせください


ゆきわり荘のルーキー職員

2020年10月13日 | 職員の声

今回で第何弾目でしょうか…

職員の就・職・体・験・談

今回は、4月に入職したこちらの職員に

(写真左)

Q.どうしてゆきわり荘に

 就職を決めたんですか?

Q.実際に働いてみて、どうですか?

Q.プライベートとの両立はできていますか?

などなど、いろいろと

話を聞いてみました

 

以下、インタビュー内容です

 

≪ゆきわり荘との出会い≫

 私は元々、郡山女子大学短期大学部の幼児教育学科で勉強し、保育士や幼稚園教諭を目指していました。そこでは保育所や幼稚園での実習の他に「施設実習」といった児童養護施設や障がい者施設等での実習を行わなければなりません。当時私は児童養護施設に就職を考えていた為一つ目の実習先はすぐに決まったのですが、二つ目の実習先が決まらずにいました。そんな中アドバイザーの先生から「家から近く通いやすい障がい者施設があるんだけどどう?」と聞かれ、断る理由もなく二つ目の実習先が「ゆきわり荘」に決まりました。それがわたしとゆきわり荘との出会いです。

(※こちらは実習生の時の写真です

 実習初日、障がいを持っている方と関わった事は無くとても不安でしたが、ゆきわり荘の利用者さんはとても人懐っこく私の緊張なんか吹き飛ばしてくださいました。また利用者さん達だけではなく職員の皆さんも気さくに話しかけてくださったり、何も知識のない私に利用者さんに対する細かな気配りの面まで一から教えてくださいました。そんな11日間の実習を通して「利用者さんの笑顔をもっと見たい。」、「障がいのある方との関わり方についてもっと学びたい。」という思いが生まれていました。他の施設や幼稚園等の実習にも行きましたが、最終的には「ゆきわり荘で働きたい」という気持ちが強く、就職先を決めました。

《実際に働いてみて》

 社会人は皆同じだと思いますが、覚えることが多い事、担当利用者さん等もいるので責任を持って働かなければならない事、そこに加えて夜勤がある事が大変だなと感じる時があります。しかし夜勤は一人ですが、日中見ることのできない利用者さんの姿を見ることができたり、1対1で関わることができて楽しいと思えています。この仕事は一日中動き回って体力は使いますが、動いていることが好きでデスクワークは絶対にできない私にとってとても向いているし、毎日の疲労感にやりがいを感じています。

 私は働き始めて約半年が経ちましたが、覚えることが多く、基本的な業務内容をこなすことで精一杯です。その中でも先輩方の動きを見て真似ることもあるのですが、自分では見逃していたことや利用者さんの変化に先輩方はすぐ気づいたりする姿を見て自分はまだまだだなと痛感する毎日です。

《求職者に向けて》

 この仕事は不規則勤務で平日休みが多くて大変そう…と思われがちですが、実際に働いてみて私は「5連勤はもう出来ない、月曜から金曜まで働いている人の方が凄い!」と思っています。出勤時間がバラバラだからこそできることもあるし、平日にしか行けないところにもいける不規則勤務は上手に過ごすことができれば友達に羨ましがられることだってあります。今は新型コロナウイルス感染により出掛けることができない状況ですが、1人で行動することが好きでどこまででも行ってしまう私は、コロナが落ち着いた後はもっと平日休みを活かしていろんなところへ出掛けたいなと思っています。

障がいのある方と関わったことがほとんど無い私にとって未知の世界で、今も自分と利用者さんとの関わり方が合っているのか不安です。また自分が関わった時と先輩関わった時とでは利用者さんの反応も変わり、落ち込む日や「また助けてもらってしまった。」という気持ちでいっぱいになる日もあります。しかし、「次はもっと工夫しよう。」、「同じ失敗を繰り返さない様にしよう。」と、意識を高く持って仕事をする日も増えました。そう思えるのも毎日出勤してきた私を見て「おはよう!」「こんにちは!」と元気よく挨拶してくれたり、話し掛けると笑顔で答えてくれる利用者さんたちがいるからです。考え方や毎日の生活は就職前の自分とはかなり変わったと思うし、毎日充実した日々を送ることができています。

これからも様々なことと向き合ってこの仕事の良さをたくさんの人に伝えていけたらいいなと思います。

 

以上、インタビュー内容でした

新人の思いを聞くと

私も、はっと初心に立ち返ります

これでいいのかな…

迷惑じゃないかな…

最初は皆、不安ばかりで当然です

一丸となって、頑張って行きましょうね

 

過去に投稿した就職体験談は

「職員の声」のカテゴリに

まとめてみましたので

是非是非、そちらもご覧ください

 

また、生活支援員の求人要項はこちら

http://yukiwarikouhou.com/ami-ti.html

当法人のホームページに掲載しています

 

随時、説明会を行うこともできますので

少しでも興味のある方、

ご不明な点等ある方、

お電話お待ちしております

0242-78-2426


職員にインタビュー

2020年03月08日 | 職員の声

今回は当施設で働く男性職員に
話を聞いてみました

今年の4月で勤続7年目を迎える職員

以下、インタビューした内容です

【ゆきわり荘に入職して】
もともと大学で学んでいる時から
「知的障がい者の入所施設で働きたい。」
という希望がありました。
それは、大学3年生の時に行った
障がい者施設での実習がきっかけです。

そこの利用者の方と思うような
コミュニケーションを取ることができず、
自分の実践力の無さに愕然としました。
その経験を通していくら大学で学んでも、
現場でそれがどれほど通用するのか分からない。
そもそも知識だけを身につけて、
それで障がいを持っている方の事を
理解した気になってはいけないと思うようになりました。
知識ではなく実践力を身につける事、
そのためには直接障がいを持っている方と
密接に関わることが必要だと思ったことが大きな理由です。
また、地元を離れ一人暮らしをしたかったこともあり、
大学を卒業してすぐ、ゆきわり荘に入職しました。

入職直後は、日常業務と
利用者の方の名前を覚える事で
いっぱいになってしまいましたが、
しばらくすると自分自身にも余裕が生まれ、
利用者の方とコミュニケーションを取る時間も
持てるようになってきました。

皆さん私の事を歓迎して下さり、
とても温かい気持ちになった事を今でも覚えています。
しかし、中には私自身が上手く関わる事の
出来ない利用者の方もいらっしゃり、
その方との関わりには苦慮することもありました。
どのように声を掛けたらいいのか、
私の何がいけないのか、
また実習の繰り返しになるのではないのか等、
随分と悩みました。

そんなときに先輩職員や上司の方から
沢山のアドバイスや温かい言葉を掛けて頂きました。
「早く何とかしなければいけない。」と
焦っていた私に「焦らない事」
「時間を掛けて関係を少しずつ築いていくことの大切さ」を
教えて下さいました。

おかげで時間こそかかりましたが、
その利用者の方とも今ではしっかりと
関係を持つことが出来るようになりました。
その他にも様々な係りの仕事を任せて頂けるようになり、
利用者の方との関わり以外にも
仕事を通して様々な責任を果たすことの大切さ、
その係りの仕事が利用者の方の支援や
よりよい生活にどのようにつながっていくのか等を
学ぶことができました。
自ら選んだ福祉の道でしたが、
ゆきわり荘に入職できたことを
心から良かったと思っています。

もちろん私自身まだまだ力不足を
感じることは多々あります。
しかし、利用者の方と直接関わることができ、
その結果から次はどうすれば利用者の方には
より満足してもらえるだろうか、
別のやり方なら利用者の方にも
納得してもらえるのではないのだろうかと、
自分で考えて実践することができます。
そして、それが上手くいき利用者の方が
喜んでいる姿を見ることは最高の喜びです。

もちろん思うようにいかないこともありますが、
そうした成功や失敗を通して
「次はどうすればいいのだろうか。」と
考え続けることは、自分自身を
高めていくことに繋がると思います。
そして、自分だけの力ではどうしようもない時には
頼れる仲間や素晴らしい上司の方もいます。

これから先も自分を高め、
より利用者の皆さんに喜んでもらえるような
仕事をしていきたいと思っています。


以上、インタビュー内容でした

募集要項やよくある質問については
法人のホームページに公開しているので
是非ご覧ください。
社会福祉法人鶴翔会ホームページ


中堅職員にインタビュー🎤🌟

2020年01月29日 | 職員の声

待望の第3弾
職員にインタビューのコーナーです

第1弾第2弾
新任職員へのインタビュー記事でしたが
今回は、勤続年数5年の中堅職員に
インタビューしてみました
(写真中央)


なぜ青森から福島に?
実は、私の出身地は青森県です。
高校生までは青森県で過ごしました。

「将来は福祉の分野で働きたい」という強い気持ちを胸に
福島県会津若松市の会津大学短期大学部
社会福祉学科(現 幼児教育学科)に入学しました。
その後、就職先で悩んでいた中、
ある福祉の職場説明会に参加し、
ゆきわり荘の存在を知り、
「ここだ」と決めてすぐに応募しました。

周りからは「地元に帰ろうとは思わなかったの?」と
よく聞かれます。私も初めは地元に帰る気満々でした(笑)
ですが、大学の友達が会津にいること、それに、
会津の人たちの人柄の良さ、
会津の住み心地の良さに惹かれたというのが
「地元を出て会津に暮らしてもいいかな。」と
思えた大きな理由だったと今でも強く思います。


仕事の魅力
利用者さんの笑顔、素直に喜ぶ姿、
利用者さんのお昼寝している姿、
もりもりと夢中になって食事をしている姿…。
利用者さんと過ごす他愛のない日常、時間が
この仕事のなによりの魅力だとそう感じています。

もちろん毎日が平和とは限りません。
利用者さん同士のトラブルがあったら間に入ったり、
高齢の方が多いので通院が頻繁にあったり、
常に〝利用者さんの命を預かっている"
という気持ちで仕事をしています。
今の職場に勤めて、報告・連絡・相談の大切さ、
利用者さんの命を最優先で業務にあたることの大切さなど、
たくさんの事を学ぶことが出来たと感じています。

ちなみに余談なのですが、私はある男性利用者さんから、
ある日突然「彼女」と言われるようになり
それ以来、顔を合わせる度に
「彼女」と呼ばれるのが
お決まりになっています
ですが、すぐ他の女性利用者さんを指さして
「かわいい」と浮気されます(笑)

ゆきわり荘にはユーモアたっぷりな
素敵な利用者さんがいっぱいなのです


一人暮らしの生活
地元が青森なので、もちろん一人暮らしです。
ゆきわり荘は手当がしっかりしていて
ひとり暮らしにもとても優しいです。
住居手当があり、その他に夜勤手当、特殊業務手当などを初め
ボーナスは年2回出ます。
その上、3月には処遇改善一時金も出ます。
なのでおかげさまで、食事もたまには外食して
好きな服を買って休みの日は友達と遊びに出掛けて
趣味にお金をかけて、少しずつ貯金もして…と、
一人暮らしでも十分余裕のある生活を
送ることが出来ています
また、農家の職員さんからは、
一人暮らしの人限定でお米や野菜をいただいたり
温かい方々に恵まれているなぁと改めて思います。

お休みも、事前に希望を出せば優遇してもらえます。
3連休の前の日を夜勤明けにしてもらって、
4連休のような形にして実家に帰省したり
同期と富士急ハイランドに旅行に行ったり
新潟の佐渡のおばあちゃんちに遊びに行ったり
リフレッシュしています。


最後に
興味のある方は、一度見学に来てみてください!
利用者さんが明るいあいさつで出迎えてくれます。
「どっから来たんだい?」
「家どこ
「車で来たの
「昨日コーヒー飲んだ
質問攻めされること間違いなしです(笑)
ゆきわり荘では現在、
職員を大大大募集中です
私たちと一緒に、ゆきわり荘を
もっともっと盛り上げていきませんか




以上、インタビュー記事でした

募集要項やよくある質問については
法人のホームページに公開しているので
是非ご覧ください。
社会福祉法人鶴翔会ホームページ


✨職員にインタビュー✨

2019年03月12日 | 職員の声

待望の第2弾
新任職員にインタビューです
前回のインタビュー記事
反響がとても良かったので
やっぱり施設の様子も気になりますけど
どんな人が働いているのかって
気になりますよね
今回はこちら(写真:左)の職員に
インタビューしてみました

ゆきわり荘に入ったきっかけ
 私は高校卒業後、短期大学を経て、4年制大学に編入し、今の職場に就職しました。正直、意識が高い学生ではありませんでした。進路を決める際も「~という目標があって」、「~をしたくて」という明確なものはなく、「なんとなく」、「言われたから」というきっかけがほとんどです。しかし、福祉の分野を学ぶこと、ゆきわり荘で働くことを決めたのは自分の意思でした。なぜ専攻が福祉の分野なのか、なぜゆきわり荘に就職したのかという話になるとながーくなるので、ゆきわり荘に入ったきっかけを端折って端折って簡単に話します。
4年間の学生生活で、実習、ボランティア等、障がいのある人と関わる機会が多くありました。机上の学習では「障がい=マイノリティ」という印象を持ちましたが、実際の現場を見ると、障がいのある人は多く、すごく身近にいることがわかりました。そして、それぞれの障がいの特徴や傾向、同じ障がいであっても一人ひとり異なる性質があるということを学び、障がいのある人との関わりの難しさと楽しさを知りました。話し言葉、文字、絵、ジェスチャー、その人が好きなものを使う等、伝え方を試行錯誤してコミュニケーションが取れた時、思わずじわ~(T_T)っと来ました。障がい者支援施設に就職したのは何が決め手かと言われた時、この経験が大きく占めると思います。
「他の施設は考えなかったの?」という疑問があるかもしれません。私はまず、「地元の会津」「実家から通える」「生活していけるお給料がもらえる」で絞りました。そして、「社会に適応できるように教育・指導をする」よりも、「その人の力でできることを見守り、できないことを助ける」支援の方が自分のやりたいことかもしれない…と思い、「子どもでなく大人の施設」と絞り、ボランティアで何度か訪れたことがある「ゆきわり荘」に決めました。最初の絞り込みからゆきわり荘にたどり着くまではすごく早かったです。決断まではだらだらと時間がかかるタイプですが、決断してからは「もうこれ!すぐ行動!」というタイプなので、就活は「ゆきわり荘」一択でした。

働いてみて
 この仕事は正直楽な仕事ではないと思います。私はだらだらとした大学生活を送っていたので、就職して1週間は全身筋肉痛でした(笑)そして、最初の1か月は毎日12時間寝ていました。仕事中、とにかく歩きます。汗っかきの私は、掃除や入浴介助で汗をかきます。大学生時代の食っちゃ寝生活で10キロ増えた体重が、おかげさまでほぼ元に戻りました!「勤務が不規則で生活リズムが崩れそう…」というイメージでしたが、しっかり動いて、ぐっすり寝て、私は今の方が健康かもしれません(笑)
 休みの日は特に今までと変わりなく、だらだらごろごろしたり、友達と遊びに行ったりしています。平日休みが多いですが、平日はどこも空いているし、連勤も少ないのでちょっとお得感!と私は思っています。

 「自分にこの仕事は向いていないのではないか」と思う事もあります。利用者さんとの関わりで、間違いはないけれど、正解もないので悩みます。でも、元気をくれるのも利用者さんです!どんなに大変でも、利用者さんのちょっとした言動に元気をもらったり、感動したり、幸せな気持ちになったりします。
 この仕事にマイナスなイメージを持つ人も多いと思います。でもやってみないと、関わってみないと、わからないことがたくさんあると思います。最初にお話ししたように、社会では意外と多くの障がいのある方が生活しています。ゆきわり荘で生活している方が特別ではありません。一歩歩み寄れば、思っていた世界と違うものが見えると思います。