ゆきわりぶろぐ

社会福祉法人 鶴翔会のブログです

念には念を

2019年01月09日 | 日々
防犯グッズや非常用持ち出し袋など
いざという時の備蓄品
皆さんのお家には
きちんと用意されているでしょうか

準備万端と思っていても
いざという時に
使えないのでは意味がありませんよね

備えあれば憂いなし
ゆきわり荘には非常食や発電機
給水タンクに蓄電器・・・
もしもの時に備えて
様々な備蓄品があります

50人もの方が暮らすゆきわり荘
不審者が侵入したら・・・
火災が発生したら・・・
ライフラインが止まったら・・・
考えるだけでぞっとします
それと同時に、いざという時に
落ち着いて対応できるようにしておこう
気が引き締まります

落ち着いて対応できるようにするためにはやはり
日頃からの訓練が大切です
一言に訓練と言っても様々

火災


(消防署の方にご協力をいただいて
消火器やホースの使用方法の確認
実際に噴射したりもしました

次に、地震

(水で炊けるお米の調理

そして、豪雨による土砂災害

(ヘルメットを装着して
建物に損壊した所はないかの確認)

このほかにも、看護師による
食中毒やノロウイルス発生時の
対策講習を実施したり

アルソック隊員の協力を得て
不法侵入者撃退のための
対策講習を実施したり

様々な事態を想定して
ありとあらゆる訓練を
定期的に実施しています

今回は、先日行った
震度5強の地震が発生した際の
避難訓練の様子をご紹介します



突如棟内に響き渡る緊急地震速報

まずはその場で安全確保に努めます
揺れが収まったのを確認してから
建物内の安全な場所に避難します

ゆきわり荘の一番安全な場所は談話室

停電を想定した薄暗いなか
皆で談話室に身を寄せ合います

訓練だと分かっていても
ドギマギしてしまうものです
動揺して私はこんなブレブレの写真を
撮ってしまいました

まだまだだなと反省します

利用者さんの避難誘導に点呼
建物の安全確認を済ませて
施設長に報告です


また、経験年数の短い職員を対象に
技能員による投光器の使い方の説明を受けた後
実際に使用できるかやってみました

「こうですかね?あれ?」
「こうかな?えーっと・・・
「なんだべ、どれ貸してみっせ

先輩職員の手を借りる場面も


お次は、裏にある防災倉庫まで足を運び

備蓄品の確認です


重たい発電機を引っ張り出して・・・


電源を確保



実際に稼働させたりもしました

「こんなに力いるんですね
なかなか大変だと感じる女性職員が
多かったようです

万が一の事態に物だけを備えて
安心するのではなく
こうした訓練を積み重ねて
自信をつけることも大切です

利用者さんが安心・安全に暮らせるよう
これからも入念な訓練を
重ねて行こうと思います。