光市母子殺害公判 「罪、命で償いを」 広島高裁意見陳述 本村さん、元少年に
山口県光市・母子殺害事件の差し戻し控訴審公判は20日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で遺族2人の意見陳述があり、本村洋さん(31)は被告の元少年(26)=事件当時(18)=を前に「君は自ら命をもって罪を償わなければならない。わたしは死刑を望みます」と訴えた。
この日で実質的な審理は終了。10月18日に検察側、12月4日に弁護側がそれぞれ意見を述べ、結審する予定。
本村さんは、元少年と弁護団が殺意や乱暴目的の有無を争っている点に触れ「遺族としては不可解。これまで起訴事実を大筋で認め、反省しているとして酌量を求めていたのはうそだと思っていいのか」と問い掛けた。
その上で「言葉が全く心に入ってこない。ここでの発言が真実ならば、この罪を生涯反省できない君に絶望する」と述べ、2001年12月に同高裁の法廷で意見陳述した際と同様「君の犯した罪は万死に値する」との表現で死刑判決を求めた。
本村さんの妻弥生さん=当時(23)=の母親は、元少年の供述を「創作された話の筋を覚え込んだと思わざるを得ない」と批判。「生まれたばかりの夕夏を抱いた時の娘のうれしそうな顔が今も忘れられない」「(元少年に)反省の態度は見当たらない。極刑しかない」と、声を震わせ話した。
2人の陳述後に被告人質問があり、元少年は「生かしていただきたい。(本村さんに)拘置所で会って謝りたい。ここでは信用してもらえないと思う」と述べる一方「本村さんは僕を見ておらず、モンスターのようなものを見ている」とも話した。
意見陳述に先立ち、検察側が申請した法医鑑定人、石津日出雄・川崎医療福祉大教授の証人尋問も行われ、石津教授は、元少年が右手の逆手で弥生さんの首を圧迫し死亡させたとの弁護側主張について「現実的にはあり得ない」と述べた。
■元少年態度 「本性出た」 本村さん記者会見
「真実を話しているとは思えない。心の底から反省できていない」。山口県光市の母子殺害事件から8年余り。意見陳述で広島高裁の法廷に立った遺族の本村洋さん(31)は20日、記者会見で「(元少年に)言いたいことが伝わっておらず残念だ」と3日間の集中審理を振り返った。
「妻と娘の最期の姿を知りたい」「真実を知りたい」との思いで裁判の傍聴を続けてきたが、最高裁段階で弁護団が入れ替わり、元少年の主張は一変した。「新しい供述は本当に被告が言い出したのか、最後まで分からなかった」という。
本村さんの意見陳述は5年9カ月ぶり。裁判官や弁護団に一礼をして入廷し「妻と出会い、娘を授かることができたことを感謝している」と話すと、傍聴席からおえつが漏れた。
「人間の心を取り戻してほしい」と名前を呼び、感情を抑えて語りかけた被告の元少年に「僕を見ていない」と言われ「思いが伝わっていない」。検察官から厳しい質問を受けた元少年が怒ったように「僕をなめないでいただきたい」と言った場面に「本性が出た」と感じたという。本村さんが証言席に座ると、元少年は頭を下げた。しかし本村さんが視線を向けることはなかった。
=2007/09/21付 西日本新聞朝刊=
この事件はもう記事にするのはやめようかと思いましたが
どうしてもある一言がひっかかってます。
「僕をなめないでいただきたい」と言った???
二人の尊い人の命を奪っておいて、そんな発言ができるなんて・・・
この人は反省なんかしてないのではないでしょうか?
こういう人が世の中に出てきたら恐ろしいです。
自分ではこんなに生に執着しているのに
よくも人の命を簡単に奪ったもんだ。。。
正確に何と言っていたかはわかりませんが、
”この裁判ほど胸をはって弁護できたことは無い”というような
発言していた弁護士さんも疑問です。
最後にどんな判断が下されるか
日本の司法は是か非か
最後まで見守っていきたいと思います。
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ご協力ありがとうございます!
山口県光市・母子殺害事件の差し戻し控訴審公判は20日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で遺族2人の意見陳述があり、本村洋さん(31)は被告の元少年(26)=事件当時(18)=を前に「君は自ら命をもって罪を償わなければならない。わたしは死刑を望みます」と訴えた。
この日で実質的な審理は終了。10月18日に検察側、12月4日に弁護側がそれぞれ意見を述べ、結審する予定。
本村さんは、元少年と弁護団が殺意や乱暴目的の有無を争っている点に触れ「遺族としては不可解。これまで起訴事実を大筋で認め、反省しているとして酌量を求めていたのはうそだと思っていいのか」と問い掛けた。
その上で「言葉が全く心に入ってこない。ここでの発言が真実ならば、この罪を生涯反省できない君に絶望する」と述べ、2001年12月に同高裁の法廷で意見陳述した際と同様「君の犯した罪は万死に値する」との表現で死刑判決を求めた。
本村さんの妻弥生さん=当時(23)=の母親は、元少年の供述を「創作された話の筋を覚え込んだと思わざるを得ない」と批判。「生まれたばかりの夕夏を抱いた時の娘のうれしそうな顔が今も忘れられない」「(元少年に)反省の態度は見当たらない。極刑しかない」と、声を震わせ話した。
2人の陳述後に被告人質問があり、元少年は「生かしていただきたい。(本村さんに)拘置所で会って謝りたい。ここでは信用してもらえないと思う」と述べる一方「本村さんは僕を見ておらず、モンスターのようなものを見ている」とも話した。
意見陳述に先立ち、検察側が申請した法医鑑定人、石津日出雄・川崎医療福祉大教授の証人尋問も行われ、石津教授は、元少年が右手の逆手で弥生さんの首を圧迫し死亡させたとの弁護側主張について「現実的にはあり得ない」と述べた。
■元少年態度 「本性出た」 本村さん記者会見
「真実を話しているとは思えない。心の底から反省できていない」。山口県光市の母子殺害事件から8年余り。意見陳述で広島高裁の法廷に立った遺族の本村洋さん(31)は20日、記者会見で「(元少年に)言いたいことが伝わっておらず残念だ」と3日間の集中審理を振り返った。
「妻と娘の最期の姿を知りたい」「真実を知りたい」との思いで裁判の傍聴を続けてきたが、最高裁段階で弁護団が入れ替わり、元少年の主張は一変した。「新しい供述は本当に被告が言い出したのか、最後まで分からなかった」という。
本村さんの意見陳述は5年9カ月ぶり。裁判官や弁護団に一礼をして入廷し「妻と出会い、娘を授かることができたことを感謝している」と話すと、傍聴席からおえつが漏れた。
「人間の心を取り戻してほしい」と名前を呼び、感情を抑えて語りかけた被告の元少年に「僕を見ていない」と言われ「思いが伝わっていない」。検察官から厳しい質問を受けた元少年が怒ったように「僕をなめないでいただきたい」と言った場面に「本性が出た」と感じたという。本村さんが証言席に座ると、元少年は頭を下げた。しかし本村さんが視線を向けることはなかった。
=2007/09/21付 西日本新聞朝刊=
この事件はもう記事にするのはやめようかと思いましたが
どうしてもある一言がひっかかってます。
「僕をなめないでいただきたい」と言った???
二人の尊い人の命を奪っておいて、そんな発言ができるなんて・・・
この人は反省なんかしてないのではないでしょうか?
こういう人が世の中に出てきたら恐ろしいです。
自分ではこんなに生に執着しているのに
よくも人の命を簡単に奪ったもんだ。。。
正確に何と言っていたかはわかりませんが、
”この裁判ほど胸をはって弁護できたことは無い”というような
発言していた弁護士さんも疑問です。
最後にどんな判断が下されるか
日本の司法は是か非か
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ご協力ありがとうございます!
ホントに
本当に、あの元少年はモンスターのように感じずにはいられません
元少年に後悔や反省の心はないんでしょうか。。。
正しい司法の判断が出ると良いですね。
(本当に何が正しいかは難しいけど)