この数日、なんだか体が本調子ではなく、グズグズと過ごしています。
寝込むほどではなく、三度の食事作りもしていますが、なんでしょうね~それでも、会合があれば出かけて行きますし、屋根工事の人にお茶出しをしたり普通に過ごしているのですけれど。
そんな不定愁訴な思いは、午後の息子Tの電話で吹き飛びました。
「今、市内の公園で遊んでいるけど、夕方寄るから…」と・・・さて!体にスイッチが入ったように、室内をざっと片づけて、夕食を食べていく息子家族のために買い物へでかけました。
今日は嫁のKちゃんは仕事で息子と4人の孫たちが4時にやってきました。汗と砂ぼこりにまみれてた孫たちは、まずシャワーです。そちらは息子と5年生のお姉ちゃんRにまかせて、やーやは夕食作りに専念しました。
7人分の献立は、我が家ではめったに献立にのぼらない ハンバーグにしました。あとは、かぼちゃのスープ・定番のサラダです。大人用の焼きナスは、すでに作って冷やしてあります。
フライパンで焦げ目をつけたハンバーグをオーブンで焼くうちに、先日もらった すくな南瓜を使ってスープにしました。
軟らかく煮て、ミキサーにかけ、裏ごしをする調理中のキッチンを5歳のtki がウロウロします。
冷蔵庫を開けたり、引出しを物色したり・・・とにかく何にでも興味のある年齢です。
息子が前日に釣った鮎を大小取り混ぜて8尾も、もってきてくれました。いつもなら、すぐに塩焼きにしてテーブルにのせるのですが、この日はもう一品増やす余力がなくて、この鮎は後日、私たちでいただくことにしました。
仕事を持つママとパパは4人の子育てに大変な時期と思えます。二人とも、きめ細かく、よくやっているな~と思っているやーや夫婦です。
7人の夕食は賑やかです。食事がおわり、テーブルをきれいにしてお茶の時間になり、やっと4人の孫、一人一人に問いかけます。
小学校1年のiki とykiの双子・ 5歳のtkiの三人は1年の学年差はあるものの、三ッ子と同じに考えてもよい場面も多々あります。
小学校の孫たちにどんなことが好きか・・・と尋ねていた時、一番下のtki にも同じ質問をしました。
tkiは「ボク、おちつきがないんだよね~」と、見当はずれのことを言います。元気でやんちゃ坊のtkiです。いつもパパやママにそう言われているのでしょう。
落ち着き というのがどんな意味かもしっかりわかっていなくても、心のなかにはボクって・・・ と、言われた言葉がインプットされているようです。
なんだか少しかわいそうになってしまいました。やーやは、
「tkiクンは、知りたい知りたいっていう気持ちがいっぱいあるんだから、良いね~
学校へ行ったら、そんな知りたいことをいっぱいお勉強してね・・・」 と答えにもならないことを
言いながら、胸の奥の方がちょっと締め付けられた気持ちでした。
tkiの方は くったくのない笑顔で「ウン」と大きくうなずいていました。
たまに孫たちに会うジジババは、いろんなことを思いますが、パパやママに干渉する気持ちはさらさらありません。自分たちも通ってきた道で、今になって後悔もありますが、その場その場で一生懸命だったのです。
この年になったから見える・・・こともあるのかもしれませんね。
せめて孫たちに会ったときには、元気のでる 良い言葉 を沢山 与えたいなと思います。
また息子たちが来てくれることは、ジジババにとっては ”渇” の入る貴重な時 とも思っています。