庭のスズランが次々に咲きだしている。一株をいただいて植えたのだが
4~5年のうちに株が増え、いつのまにか広がっている。
スズランときくと、小さな、うつむいて咲く花で弱々しいなどと思っていたが、
それは間違いで結構強い花・そしてやっぱり可憐な花ですね。
スズランのそばの鉢に、多肉植物というだけで名前も知らない花、ちいさな花が開いていた。
ここまで書いて、昨日の新聞(中日新聞)春の庭の草むしりをしながら・・・の
コラムを思い出した。
「雑草という草はない」という昭和天皇の名言が載っていた。
雑草が生い茂ってまいりましたので・・・という侍従に対して
「どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる
人間の一方的な考え方でこれを雑草としてきめつけてしまうのはいけない」
と、おっしゃられたとか。
雑草ではない、この多肉植物にも名前はあるはず・・・
写真を撮るようになって、小さな花に目がいくようになった。
パソコンに写真を取り込んで大きく映し出された画面をみて、この花!こんなにかわいい!
などと見直すこともしばしばです。
写真を撮っていて感じる小さな楽しみの一つです。