斜めに

社会を斜めに見ると裏が見える?

山は宝だ・・・孫・子に益のあるように

2019-06-06 10:09:52 | 社会
6月5日、改正国有林野管理経営法が、参院本会議で賛成多数で可決・成立したという。

日本は山国だ、山林が多く、緑豊か。そういうイメージを多くの国民は思っているはず。

ところが、大きくない山間の道路を走ると杉の木など倒木が多くみられる。また、この時期は雑草が多く繁茂し、とても人間が入れそうにない。(熊だって、鹿だって避けるだろう)
でも、樹木はもちろん雑草でも、地上を覆っているのはまだ安心できる。

樹木が伐採され、運搬用に作られた道、そして裸の山。茶色の土がむき出した山肌、大雨など降ったらその土は流されるだろうし、豪雨なら土砂崩れ、災害が起こるだろうことは自然予想される。

倒木でも生木でも、伐採したら災害防止のためにも植樹が必要だ。もちろん子孫に樹木・緑の財産を残すためにも。

今回の法律は、その義務がない。欠陥法令だ。孫子に「負」「負債」は残すな。

”税金は国民の血”を忘れていないか?

2019-06-06 09:49:49 | 社会
2基で総額6千億円以上もする地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入・建設にあたって、その高額なことに十分議論されたのだろうか?
国防は大事だとかメディアの調査に答えている国民の多くも、多分「知らない」だろう。

最近の新聞報道では、その配備のための建設場所の設定で、事実とは異なるデータで計画をしていたという。

数万円の物ならイザ知らず、これほどの物がずさんなデータを元に、税金を投入しようとは。
防衛省の関係者は「単なるミス」を繰り返しているようだ。

そう言えば、原子力高速増殖炉「もんじゅ」などは何兆円をかけていたのに、何の成果も残さず「廃炉」だ。しかも、その「廃炉」にこれまた何千億円のかけ、加えて次期計画もあるとか?

これほどの借金を抱える日本に余裕は一切ない。後世にマグマのような負担を押し付けるのか。