kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

一人じゃない旅も危険な香り part 1

2015-08-20 20:54:48 | 旅行
まだ中国返還前だった香港に

家族で行ったんだけど

私は諸事情から

とっても忙しくお疲れ気味

それはともかく

パックツアーで

2泊3日あわただしいスケジュール

香港についてからは自由時間を無駄なく使い

家族であちこち回って

おいしいもの食べて

夜ホテルに到着

確か6月頃だったけど

ちょっと蒸し暑く

汗もかいていたので

水分をおいしくいただく

その夜・・・

発熱・嘔吐・下痢で全く眠れず

ふらふらで朝を迎えた

2日目はパックツアーで1日香港を回る予定だけど

とってもそんな体力ない

家族に事情を話し

残念だけどホテルで休む

半日うんうん言いながら横になり

午後にようやく起きられるようになった

冷静になって考えると

原因がわかった

香港では生水飲んじゃダメってわかってたけど

ホテルの冷蔵庫にポットのお水が入ってて

のどが渇いてたので

うっかり飲んじゃった!!!

たった1杯のお水でこの状態

確かに疲れ気味だったから

抵抗力も落ちていたんだろう

いまならわかるけど

・・・後悔先に立たず


夕飯もレストランに行ってまで食べる気力もなく

近くのコンビニで買ってきて済ます

家族が帰ってきて

「行けばよかったのに」

「あそこの夕飯すごくおいしかった」

言いたい放題


3日目はなんとか歩けるようになり

フリータイムを無駄なくあちこち回る

さすがにくたくたになったけど

お水と食事に気をつけ

なんとかクリア

そのまま帰国


あとで写真を見たら

1日目と3日目の顔が全く違う

3日目のはほおがこけ

目の下に隠しきれないくまができてた

ちょっと怖い

これであちこち回ったかと思うと

香港の人たちを恐怖に陥れたに違いない


教訓

楽しい旅行は

ハードスケジュールを避けること
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一人旅は危険な香り part 12

2015-08-14 21:54:47 | 旅行
オーストラリアでは

ブリスベンの少し北の

小さな町にいたんだけど

海の目の前のせいか

夏はすごく蒸し暑い



問題は大きく2つ

ひとつは

洗濯物が乾きにくい

特に午後は湿度が高く

午前中にかわいたのが

午後まで置いとくとしっとりしてしまう

だから

お昼休みに家に戻って

取り込まないと大変な事態に

オーストラリアは

ふつうのお宅は冷房をあまり入れないらしく

私が借りていた家も

扇風機すらない

だから

すごく汗をかく

(すごく代謝がよかったと思う)

洗濯物もけっこう多く

朝早く起きて洗濯して

お昼に取り込むという健康的な生活を

楽しめたのだった


もうひとつは

その湿度の高さで

虫が発生すること

あちらのおうちは

じゅうたんも家具もついてる

だから

ものすごく年季が入ってるわけで

まあそれだけが理由じゃないけど

夜もけっこう蒸し暑い

ルームシェアしてた子が扇風機買って

一緒に使わせてもらってたけど

ある晩ふと見ると

リビングの天井に見たこともない虫が

ものすごい数に

「きゃー!!!」

でも誰も助けてくれないから

ふたりでため息ついて

掃除機で吸い取った

その晩

そこで寝ていいものかとふたりで相談

海沿いにはホテルがある・・・

でもとりあえず今夜はがんばろうってことで

それぞれ自室に戻り眠れぬ夜を過ごした

翌朝

管理会社に連絡してもらい

消毒してもらって

それからはもう出なかったけど

あの蒸し暑さじゃ

仕方ないと思った

そうそう

蟻もすごくて

そこがビルの何階でも

おいしいものがあればやってくる

だから

ゴミも調味料もちゃんとかたづけないと

その後が大変

何処から来たかと思うほど

大挙して押し寄せるから

それに

来るのが意外と早い

オーストラリアの夏

おそるべし・・・
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一人旅は危険な香り Part 11

2015-08-04 22:47:23 | 旅行
オーストラリアにいた時

友達とカーシェアリングしてたんだけど

その人はなぜか

ガソリンを10リットルずつ入れていた

なので

シェアする私もそうすることに

しかし

10リットルって結構少ない

しかも

私たちが住んでたところは

かなりの田舎

ちょっとお買い物するにも

ショッピングセンターまではけっこう距離がある

だから

かなり頻繁な給油をしなければならないことに・・・


あるとき友達の運転で出かけたら

家を出て間もなく

なんだか走りがおかしい

そうこうしてるうちに

・・・止まっちゃった

友「あっ、ガス欠になってる!」

私「えぇ~!メーター見てなかったの?」

友「・・・」

もちろんメーターを見てたらそんな事にはならない

でも

そんな事言ってる場合じゃない

なんとか路側帯に寄せたけど

もうどうしようもない

日本にいたらJAFとか呼べたけど

オーストラリアじゃわからない

ガソリンスタンドだってかなり遠い

しかも休日の午後で

近くを通る車もほとんどない

申し訳ないと思ったけど

他の友達に電話して状況を伝える

すると・・・

すぐに飛んできてくれた

そして

自分の車と私たちの車をひもでつないで

ガソリンスタンドまで引っ張って行ってくれるという

そ、それはありがたい

でも・・・

何となくどうなるか想像ができて

かなり心配

そうかと言ってほかに方法ない

それで

とにかくやってみる

ひもでつないでスタートしたところまではよかった

だが

曲がり角は思いっきり振られて

反対車線にいっちゃいそうだし

下り坂では

いやぁ~!もうぶつかりそう・・・

ブレーキも十分効かず

サイドブレーキもバンバン使う

きゃ~!いや~!などと

さんざん叫びながら

なんとか到着

ほんの10分くらいの事だったけど

次々に襲う恐怖

ジェットコースターなんてめじゃない

ものすごい蒸し暑いオーストラリアの夏に

怒涛の冷や汗

ほんと

死ぬかと思った


まあこういったことは

日本でも起こる可能性はある

みなさん

給油は

よっぽどの事情がない限り

多めに入れたほうがいいですよ

そして

ガスメーターのチェックは

ぬかりのないようにね
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一人旅は危険な香り Part10

2015-06-28 21:36:43 | 旅行
これは

イギリスに出かけるときの

空港へ向かう途中で

起こった災難

私もまだ若く

スーツケースは

自分で持参

新宿から

成田エクスプレスで

成田空港へ

改札を通り

いざプラットフォームに行こうとして

ハッと気づく

エスカレーターがない・・・

長期間の滞在で

スーツケースはパンパン

かなり重い

でも

もう行くしかない

だって

気持ちはもうイギリスに飛んでる

ここさえがんばれば

あとは問題なく行ける

ぐっとおなかに力を入れて

スーツケースを持ち上げる

・・・そうとうきつい

でもがんばる

途中何度かスーツケースを降ろし

体勢と呼吸を整える

そして

最後の数段を登り切り

気持ちは

”やったー!!”



スーツケースを

どん!

と降ろす

ガツッと鈍い音

そして

激痛が走る

しまった!

足の小指に当てちゃった・・・

あまりの痛さに

言葉も発せない

しばし動けず

涙も出てきた

しばらく静止してると

最初の激痛は落ち着いてきたけど

脈打つ痛みが続いてる

でも

なんとか歩ける

それで

やってきた列車に乗り

無事成田へ


しかし

その後も痛みは続いていた

これはもしや・・・骨折?!

実は

2年ほど前に

仕事中に

同じところ骨折していた

その時は

ずいぶん後になってから受診し

きれいに折れているので(!)ギプスをと勧められたが

何しろとても休みが取れないくらい忙しい職場だったので

ギプスを拒否したところ

医師は仕方なく

固定の方法を教えてくれた



痛みは続いたけど

1カ月で完治

というわけで

もしあれと同じ状況なら

対応はばっちり

とりあえず様子を見てたら

飛行機の中で

どんどん腫れてくる

やっぱり骨折らしい

荷物はスーツケースの中なので

ヒースロー空港に着いてから

自分で処置

靴は腫れていてはけないので

サンダルのような

足先を圧迫しないものを購入

かくして

1ヶ月後

骨折(たぶん)は

完治した

ほんと

経験って大切

お医者さんにも感謝

そして

自分の性格を

再び思い知る

私の人生に必要なもの

”傾向と対策”
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恐るべし イギリス人・・・その3

2015-04-01 15:12:34 | 旅行
イギリス滞在時のちょっと驚きのお話

10.ホームメードは食事だけじゃない

   ある日家に帰ったら、ドアがない!

   あっらーずいぶん風通しかいいこと・・・

   って感心してる場合じゃない

   夜までにドアつけないと、不用心だから

   で、その家のお父さん

   どんどん・がんがん・ごんごんごんって

   すごい勢いで新しいのつけてました。

   けっこう印象も変わって・・・ごくろうさま


   でも、ドアだけじゃないんです

   別の日に家に帰ったら

   トイレがない!!

   ”今日はトイレつけかえてるんだけど、明日の朝まで使えないから

   トイレはお隣に借りてね”

   笑顔のホストマザー

   ・・・そりゃ お母さんたちは親しいからいいけど

   私にすれば、お隣さんにはけっこう気を使う

   はぁー・・・

   とりあえず街へお出かけ

   できるだけトイレを済ませ、帰ってくる

   夜寝る前は、さすがに出かけられず

   いっぱい頭下げてお借りする(お隣さんは全然嫌がらず使わせてくださったけど)

   次の日の朝は、早めに朝食を食べ

   ダッシュで学校へ

   ・・・けっこうきつかったトイレ工事

  
   その他、キッチンの床がないとか、お部屋の模様替えとか

   いろいろありました

   イギリス人はおうちの改造が大好きなんでしょうか・・・


11.列車運休はテレビでチェック

   ある朝テレビでニュースを見ていたら

   ”今日の運休”って列車の発車時刻がいくつも書いてある

   ???運休?

   運休って事故とかの影響で止まるあれですよね?

   たぶん私の英語の理解力に問題があるから誤解してるんだと思って

   ホストマザーに聞いたら

   ”そうよ、あれは今日お休みする列車よ”

   えーっ!お母さんどういうこと?

   イギリスでは(今はわかりませんが)時刻表に乗ってる定期便から

   毎日いくつか間引く(?)とのことでした

   あぶないあぶない

   知らなかったら駅ですっごく待たされるところだった・・・

   っていうか

   時刻表、意味ないじゃん

   イギリスの列車、どうなってるの?


12.駅爆破は”またー?”

   あるときロンドンに行こうと思って

   列車の駅に行ったら

   駅員さんが

   ”ロンドンは地下鉄の○○駅で爆破があったから、今日はしばらく列車は出ないよ”

   爆破?!

   で、周りを見るとあんまり人もいない

   近くにいた人に聞いてみると

   ”またか!しょうがないな・・・”

   またって・・・またって・・・

   後日、友達に聞いてみたら

   ほかの日の爆破でロンドンから帰れなくなったことがあったとか

   けっこうちょくちょくそういうことがあるらしい

   IRAかなんだか知らないけど

   私的には”ありえない!”

   ロンドンって言えば

   ミュージカルにお買い物と、たのしいことばかり

   でも知ってしまったからには

   ・・・ロンドンも命がけ


13.3時のお茶は優雅に

   これはうれしいお話ですが

   あるときロンドンに向かうバスの中で

   品のいい老婦人にお会いしました

   日本人に興味があったのか

   いろいろ話しかけてくださり

   ロンドンに着くころには

   すっかりなかよし

   またぜひお会いしましょうということになり

   連絡先の交換

   その方は杖をついて人込みに消えて行きました

   それから間もなく

   その方からお手紙をいただき

   アフタヌーンティーに招待していただきました

   ところがその方のお宅は

   郊外でバスも通っておらず

   タクシーで行くしかない

   そのようにお伝えしたところ

   なんとお迎えに来てくださった

   杖をついた姿は何となく心細かったけど

   ちょっとクラシックなお車を

   元気いっぱいに走らせる

   お宅もイギリスの田舎らしく

   小さいけどお庭の手入れも行き届き

   おうちの中も花柄のプリントがとっても似合う

   素敵なインテリア

   しかも

   アフタヌーンティーは

   ケーキやクッキー、サンドイッチなど

   ちょっとしたホテルのラウンジでいただくような

   豪華な品ぞろえ

   普段着とささやかなお土産では

   申し訳ないような世界

   お話もとても楽しく

   素敵な時間を過ごさせていただきました

   バスで知り合った人に

   ここまでおもてなしできるなんて

   日本のお・も・て・な・しも

   かすんでしまいそう

   年を重ねて

   こんな人になりたいですね


   もうずいぶん昔の話なので

   今とは違うこともあると思います

   またいつか行くことがあったら

   新しいびっくりを探してみたいですね

   



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