yurikago-sa

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お辞儀をしている石碑

2013年04月22日 | 日記

  安芸市商工会館の県道を挟んで南側に珍しい石碑を見つけました。

うつむいているし 今にも前向いて転びそうだし 気になる。

近くで見ると 2m以上もありそうな楕円形の大きな赤い石, しかも乗せている土台も

 かなりの勾配になっていて 足元をちょっとセメントで固めているだけに見える。

30度は辞儀をしている ぼっこり外れて転びやあせんろかと 思うほどです。

安芸市が誇る国際的な書家 手島右卿(ゆうけい)先生の立派な書碑です。

ご長男で 書家の手島泰六さんが建立したものでした。

 1年近くになるそうですが めったに通らない道路なので 気が付きませんでした。

 このあたり( 安芸市 本町三丁目)で、手島右卿先生は 生まれ育ったそうです。

(書道の先生に聞きました) 

 

頭の字は 象形文字で 「飛」 右卿先生の書 だそうです。

 (書道の先生に聞きました。書についてはしょっぱりですわ

外れて 前に転びそうでしょう!!

建築設計の先生ってすごいですね

後ろがわ 手島 泰六 これをたつ 

多田 善昭 作 

安芸市の出身の書家で 手島といえば 3兄弟、3氏の立派な書碑が

江の川上公園(岩崎弥太郎公園)にも建立されています。 

 次男の高松 慕真先生は 母方の姓を継がれているそうです。

南不乗先生は安芸市に 全国で初めての公立書道美術館を建設するために

作品や寄付、物心両面大変ご協力くださったそうです。

南不乗先生がご尽力された安芸市立書道美術館は城跡の

静かなたたずまいの中に建築され 日本を代表する書家の作品を展示し 

また毎年 安芸全国書道展 全国書道高校生大会などが開催され

全国からたくさんの作品応募があるようです。

お辞儀をした碑を見たきっかけで、あらためて わが故郷は

「素晴らしいき書道の里である」と思いました。

おしまい

 

 

 



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