平成25年12月22日 第5番 無尽山 地蔵時を参詣しました
地蔵寺は 821年嵯峨天皇の勅願で 弘法大師が開創され
5,6cmの勝軍地蔵尊を刻んで ご本尊とされ、その後この寺の住職
浄函上人が 熊野権現のご神託で 刻んだ50cmの 延命地蔵菩薩の胎内に
大師の刻んだ 勝軍地蔵尊が 納められているそうです
仁王門
山門
仏法に逆らい 四天王に踏みつけられた邪鬼(鬼神)が 苦しもだえている姿です
いつから四天王がいなくなったか定かでないそうです
四天王(ダウンロード画像)
四天王は持国天(東) 増長天(南) 広目天(西) 多聞天(北)が四方で
仏道を守護するといわれ、忿怒の顔で邪鬼を踏みつけている姿です
地蔵寺 境内図
仁王門を入ると左に鐘楼と 大きな修行大師像があります
大師堂の前に 大師お手植えの 大銀杏、 樹齢800年の立札があります
たらちねの銀杏とも呼ばれています
左に手水場
本堂 と えびす堂 不動堂
ご本尊は 大師が刻んだ 戦勝祈願の 勝軍地蔵菩薩で 甲冑姿で軍馬に乗った
珍しい仏さまで、約50㎝の延命地蔵菩薩の胎内に納められています
商売繁盛のえびす堂 と 病魔退散 家内安全の不動堂が
本堂と屋根つづきで並んでいます
本堂と向い合うように大師堂
改装中で屋根の上に数人の人が作業をしていました
仁王門から 正面に 本坊と 納経所
永代供養の 八角堂
八角堂を背に水子地蔵尊
「先祖供養 水子供養に経木流しをしましょう」と書いています
経木に故人の法名を書き お彼岸やお盆に 海や川に流して供養をします
淡島堂
万病封じの守護神様です 「へちま加持受付」と書かれています
へちま加持は 仲秋の名月の日に ぜんそくや 気管支炎をへちまに
封じ込めて加持、祈祷をするそうです
本堂の縁側におびんずるさまが祀られていました
お釈迦さまの弟子で神通力にすぐれ、みだりに神通力を乱用したので
お釈迦さまが怒り 仏の悟りが できてないと縁側に出されているそうです
また 撫で仏ともいわれ自分の病気のケ所を左手で 撫で仏のケ所を右手で
同時に撫でると ご利益があるといいます。
五百羅漢像(ダウンロード画像)
地蔵寺は 地名にもあるように 「羅漢さん」で有名です
本堂の裏手の奥の院に お釈迦さんの弟子で
さまざまな表情の 五百羅漢像が祀られ 木像では日本最大だそうです
(残念ながら 奥ノ院まで行けませんでした)
つぎ6番札所 安楽寺まで7,2km バスで 10分です
おしまい