平成26年2月23日 第二十二番 白水山 平等寺を参詣しました
712ん年弘法大師 青年僧19歳の時この地を訪れ 修行をしていると 空中に
五色の霊雲が たなびき 黄金の梵字が浮かび上がり 見る間に 薬師如来の姿になりなりました
四方に輝く光を見て 祈祷に使う水を求めて その地を錫杖で打つと白い乳色をした水が湧きだしたといいます
大師はその霊水で 身を清め100日間の修行を重ね 薬師如来を刻み 堂宇を建立し霊水にちなんで 山号を 白水山
また人々が平等に救済され ご利益が賜るよう 平等寺と名付け 霊場に定めたそうです
県道からすぐ 13段の厄除けの石段を上ると仁王門です
大師修行中に 五色の霊雲がたなびいたことから どの堂宇にも 五色の幕が掛けられています
半裸の赤い肌の仁王門像
平等寺境内図
仁王門をくぐって参道の右に修行大師像とその後ろに手水場があります
本堂への石段は 開運厄除男坂になっています
登り口に 行儀よく並んでいる石仏に 満開の枝垂紅梅が春を灌いでいました
石段を上ると 本堂
ご本尊は大師が刻んだ 薬師如来が祀られています
本堂の天井絵 ほとんど薄れてしまっています
本堂内の左に 2台の箱車が奉納されております
大正 昭和の時代に 医者に見放された 足の不自由な人が巡拝を始め
この寺で霊験を授かり 歩けるようになり 記念に奉納された箱車だそうです
平等寺は 特に健脚に霊験があると 信仰されているといいます
信仰が厚く 祈願 お礼に折り鶴やお前掛けなどが たくさん 奉納されています
本堂から下を見ると 男厄除け坂 右に 霊水の井戸 水子地蔵尊 観音堂 大師堂
鐘楼 正面に仁王門 左に回って 納経所 手水場 本坊 と 境内が一望できます
本堂から右手に少し下がって途中に 護摩堂
護摩堂から 33段の女厄除け石段の途中にも お地蔵さん
右から 開運厄除女坂の上り口 観音堂
十三重石塔 世界平和祈願と書いた石柱があります
霊水の井戸
大師が錫杖で打つと白い乳色をした水が湧き出したと言われ
現在は透明な水だそうですが 日照りにも涸れることもなく
万病に効くと信仰されているそうです
地蔵尊像
子育て 水子地蔵尊
水子や 子供たちを 見守ってくださるお地蔵さんです
このような お言葉を見かけたら おおいに反省することシバシバ・・・
バスツアー巡拝 3回目は 平成26年2月23日 18番~ここ22番で打ち止めです
おしまい