四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝
4回目は 平成26年3月16日 23番から26番の4ヶ寺を巡りました。
最初に 徳島県海部郡日和佐町奥河内 「発心の道場」といわれた最後の札所
第二十三番 医王山 薬王寺を参詣しました
年間の参拝客は100万人を超えるという 「日和佐のおやくしさん」です
国道沿いに 厄除け橋があります
仁王門
2012年12月完成 177年ぶりに 改築され 大きさ 形は以前の門とほぼ同じだそうです
新居に安置された 仁王像
仁王門を くぐって右手に 吉川英治代表作 「鳴門秘帳」の舞台の寺
司馬遼太郎「空海の風景」に登場の寺の 記念碑が建っています
仁王門をくぐって直進 右に折れて 女厄坂33段の始まりです
石段の下には 薬師本願経が一字づつ 埋められ 厄銭を供えながら
厄除けを祈願しながら 上ります
女厄坂33段を上ると 絵馬堂 絵馬堂から42段の男厄坂が始まります
還暦厄坂は 本堂の右奥から始まります
絵馬堂の大香炉の お線香の煙を浴びて(かけて)いるのは 何のため
1、より健康になるため
2.病気が治るから
3、体を浄めて願い事をするため
4、煩悩を煙と共に消すため・・・と 思います 本当は?
厄除けの鐘
厄年の数だけ打つと 厄が鳴り落ちるといわれています
炉
絵馬堂の右に鐘楼
男厄坂を上ると 本堂
ご本尊は 前向きと 後ろ向きの二体の薬師如来像が祀られています
1188年の火災の時 ご本尊薬師如来は 光を放ち 自ら王厨子山に避難し その後本堂が
再建され 新しい本尊を安置すると 王厨子山に避難していた ご本尊薬師如来が再び
光を放って戻り 後ろ向きに本堂に入ったといわれ 「後ろ向き薬師」として 伝えられています
本堂の左脇に 肺大師堂 弘法大師の 石像が祀られ
このお堂の下からラジウムを 含んだ霊水が湧き 肺病などに効能があると言われています
本堂の左に 大師堂 開創1200年 お大師様は 入定されても
人々を見守りつづけていらっしゃると いいます
木柱をお擦りすることで そのパワー をいただき 願い事が叶うそうです
(カメラ 調子 狂っちゃっている)
大師堂から左に進むと 地蔵堂
十王道堂
生前の罪を 閻魔大王中心に 十人の王で裁く 冥界の裁判官が祀られています
本堂右に お地蔵さん三体 それぞれ趣のあるお顔をしています
瑜祇塔(ゆぎとう)
高さ29mの 朱色と白の鮮やかな美しい宝塔は 薬王寺のシンボルです
昭和38年に建立され 内部は 宝物館になっており 戒壇めぐり 地獄巡り絵図
空海の生涯を描いた 高野大師行状図などが展示されています
海と森に囲まれた小高い丘の上で昼食をいただきました
つぎは 「修行の道場」 高知県へ 24番札所 最御崎寺まで78㎞ バスで約1時間40分です
おしまい