何の変哲もない我家の晩御飯の記録
突撃!我家の晩御飯
浅川句会 5月
元 蛇出でてゆるりゆるりと横切りぬ 泰丞
○元 夏めきぬ海老天三尾もてあまし 泰丞●
元 泣きながら歩く少年夏はじめ 泰丞●
○元 ぎしぎしの揺れて雀の飛び出せり 泰丞●
元 若楓赤き翼果はまだ飛ばず 泰丞●
元 境内へ向う小道や夏落葉 えみ●
元 草取りを終へ畦道に缶珈琲 えみ ●●
元 寄り添うて畑にふたつの蝶が飛ぶ
元 野薊を一本見つけ足を停め えみ
元 豌豆の蔓に野良猫じゃれてをり えみ●●
○元 夏めきぬ海老天三尾もてあまし 泰丞●
元 泣きながら歩く少年夏はじめ 泰丞●
○元 ぎしぎしの揺れて雀の飛び出せり 泰丞●
元 若楓赤き翼果はまだ飛ばず 泰丞●
元 境内へ向う小道や夏落葉 えみ●
元 草取りを終へ畦道に缶珈琲 えみ ●●
元 寄り添うて畑にふたつの蝶が飛ぶ
元 野薊を一本見つけ足を停め えみ
元 豌豆の蔓に野良猫じゃれてをり えみ●●
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季楽会 兼題 「蠅叩」「面」
蠅叩叩ひてすくひ投げるとは 泰丞
○タ 面倒な奴は御免よ蠅叩 泰丞 ●●●
日傘ちと傾げておくれ目に刺さる 泰丞 ●
タ 豆飯や予報通りに雨となり 泰丞 ●●●
タ 水無月の菓子を求めに人形町 泰丞 ●
○タ 出水引き起き上がる草枯れる草 泰丞 ●
○タ 苦吟など止め寝てしまへ短夜を 泰丞 ●
タ 店番の婆の片手に蠅叩 えみ ●
一面は春蘭咲くや里の山 えみ
霧深き山道行くや栃の花 えみ
タ 切り株や卵かかへた蟻が行き えみ
渓流をそつと覗きてあまごかな えみ ●
五月晴れ棚田の水は温みをり えみ
食べ終へて指をぺろりと柏餅 えみ
○タ 面倒な奴は御免よ蠅叩 泰丞 ●●●
日傘ちと傾げておくれ目に刺さる 泰丞 ●
タ 豆飯や予報通りに雨となり 泰丞 ●●●
タ 水無月の菓子を求めに人形町 泰丞 ●
○タ 出水引き起き上がる草枯れる草 泰丞 ●
○タ 苦吟など止め寝てしまへ短夜を 泰丞 ●
タ 店番の婆の片手に蠅叩 えみ ●
一面は春蘭咲くや里の山 えみ
霧深き山道行くや栃の花 えみ
タ 切り株や卵かかへた蟻が行き えみ
渓流をそつと覗きてあまごかな えみ ●
五月晴れ棚田の水は温みをり えみ
食べ終へて指をぺろりと柏餅 えみ
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