エキノコックス症は、キタキツネや犬が多包条虫とよばれる寄生虫に感染し、糞便と一緒に排泄された虫卵が、何らかの拍子に人の体内に侵入し、重い肝機能障害を起こす病気です。潜伏期間は5~15年で、発症すると病巣を完全に切除する以外に有効な治療法はありません。
日本では北海道だけに存在すると考えられてきましたが、2005年には埼玉県で捕獲された犬の糞便から、また、2014年4月には愛知県知多半島で捕獲された犬からエキノコックスの虫卵が確認されました。
自民党の派閥は、衆院の選挙区が原則として3〜5人だった中選挙区制度の影響から、主要5派閥の時代が続いてきた。しかし、小選挙区比例代表並立制による総選挙が1996年、2000年、03年、05年と4度行われたことによって、派閥は大きく変化している。派閥独自の資金集めは難しくなり、内閣や党役員の人事も小泉政権下では派閥推薦が行われなくなって、派閥の機能は大きく低下している。自民党の派閥は、田中角栄が作り上げた田中派に代表されるが、その流れを受け継ぐ小渕派は、小渕恵三の死去を受けて橋本龍太郎元首相が派閥会長に就任、橋本派となった。
中央省庁OBを中心とした族議員が多く、選挙に強いことから、長く最大派閥の地位を維持してきた。「一致団結」がこの派閥の売り物でもあった。派閥の機能には人事、カネ、政策研究などがある。このうちカネについては、度重なるスキャンダルや政治資金規正法の改正などを受けて、派閥独自で巨額の資金を配ることは難しくなった。
政策研究は党の政務調査会が中心となっているうえ、派閥横断的な研究会が次々にできており、派閥に結集するありがたみは薄れてきている。内閣・党役員人事での派閥単位の割り振りが残っていることが派閥の大きな存在理由となっているが、省庁再編で閣僚ポストが少なくなってきたうえ、小泉首相が脱派閥を掲げたこともあって、人事での派閥の影響力も低下している。
小泉環境相 菅総理に不出馬進言 涙ながらに語る
9/3(金) 18:17配信
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【速報】小泉環境相 菅総理に不出馬進言 涙ながらに語る
菅総理が自民党の総裁選挙に出馬しないと表明しましたが、小泉環境大臣は「あらゆる選択肢を提案するのが支えるものの務め」として出馬見送りも含めて進言していたことを明らかにしました。 【調査報道23時】8回着替えて5万円 コロナ補助金組織的不正受給の手口 小泉氏はこれまで菅総理の再選支持を明言し、連日1対1で会談していましたが、「現職の総理総裁が総裁選に出てぼろぼろになっては正当に評価されない」「総理にあらゆる選択肢を含めてご意見をした」などと語りました。 また、自身の今後の対応については、「菅総理とやってきたことがしっかり評価されるようにやっていきたい」とのみ答えました。 小泉氏は最後まで菅総理を支える存在で、「こんなに仕事をした政権が正当な評価を受けていない」と時折涙を見せながら悔しそうに語りました。