木下雄介さんに捧げる劇的白星 8回に福留決勝打、ダメ押し打の京田…9回守備で涙止まらず
9/5(日) 17:12配信
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8回裏2死二塁、代打福留が先制の中越え二塁打を放つ
◇5日 中日2-0DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 8月3日に亡くなった木下雄介さんの追悼試合を白星で飾った。決めたのは中日・福留孝介外野手(44)の一打だった。両チーム無得点の8回2死二塁で、DeNA2番手・エスコバーから中越え二塁打を放ち、貴重な1点を奪い取った。 【写真】9回表の守備に就き、目を赤くする京田 苦しい展開が続いた。4回は1死から大島が左翼線二塁打でチャンスメークするも、ビシエド、福田が凡退し得点には結び付かなかった。その後もチャンスらしいチャンスをつくることはできず、7回まで三塁すら踏めなかったが、44歳のバットマンが一振りで決めた。 さらに京田陽太内野手(27)が左翼線へ適時二塁打を放って2点目を取った。木下さんへの思いか、9回表の守備についた京田は目を赤くして泣いていた。 先発・ロドリゲスは自己最多の6四死球を与えるも、何とか粘り抜き、5イニング8奪三振無失点。後を受けた田島、祖父江、又吉、R・マルティネスが無失点でつなぎ、勝利へ導いた。
全員 背番号 98番をつけ 同僚が涙していた