2016年大河『真田丸』26話「瓜売」のネタバレ感想のようなものまとめ。
ばば様最強。
※平清盛乱入します(反省はしていない)
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■太閤秀吉
関白の位を甥養子になった甥・秀次に譲ることにした秀吉。
秀吉の馬廻衆である源次郎は御役御免になるのですが……
「今しばらく殿下にお仕えしとうございます」
「うれしい事言うてくれるなあ」
秀吉の虚ろな目、源次郎の真剣なまなざし。
源次郎、この人は本当に純粋な人なのだなあと。
(Twitter人気投票9位だったけど)
気落ちしているのは秀吉だけではなく茶々も同じ。
その背中を抱きしめる秀吉が切なかった。
ところで。
太閤云々に関して説明するのはウィキペディア三成なのですが。
「殿下は太閤におなりあそばされます。古より関白を我が子に譲られたお方を太閤とお呼びするしきたりになっております」
元悪左府の治部殿の解説はなんとなく…
海の底の都がざわざわと……
■関白秀次
関白となりました秀次。
海の底の都がざわざわと……
タルカスが聞こえる……
あれは白い鸚鵡……
きりちゃんと仲良し、関白秀次。
先週告ったけど返事保留の関白秀次。
「あんたいつも自分の話ばっかり。まあいいんだけど」
「えっマジごめんごめん、これからは話聞くようにするわ!ってやべえ時間ないわ、行くね!」
「(だめだこいつ)」
……だめだ、秀次が頼盛に見えてきた。
(『平清盛』の話です)
■唐入り
「唐入りじゃ!大軍を率いてまずは朝鮮に渡る!」
「えっ隠居するんじゃなかったんすか」と戸惑う源次郎ですが。
確かに秀吉、隠居するとは言ってない。
秀吉「朝鮮と明を従えてわしは大王になるぞ~」
三成「(この2人顔近い)」
■真田親子
そんなこんなで肥前名護屋城。
久々に昌幸、信幸、信繁の親子3人が集まることになりました。
「おかげでまた親子3人そろうことができたわ。うれしいのう」
上田城にいたころを思い出すね。
これから先また3人揃うときにも笑顔があるといい。
■前門の井戸、後門のライダー、眼前の狸
源次郎「今日は加藤清正さんが飲み会したいって言ってるんだけど」と。
ところが、ここで困ったのがお兄ちゃん。
「実は今宵舅殿が久々に飲みたいと。誘いを断れば斬り殺されるかもしれん」
「しかし加藤清正もかなり危ない男です」
のぶゆき は きゅうち に おちいった!
前門には虎。
後門には舅殿。
恐 怖 の ダ ブ ル ブ ッ キ ン グ 。
「どっちを断っても殺されるってお前…えっ?どうする?」
そして眼前には狸。
パッパの煽りひどいwww
■キャバレー清正
「具合が悪い」と必死で訴えて、まずは徳川の飲み会を逃げ出してきたお兄ちゃんですが。
清正の飲み会もてんやわんや。
源三郎(信幸)、源次郎(信繁)の兄弟の名前について疑問を持ちだす清正。
「なんで兄なのに源三郎なの?」
「なんで弟が源次郎なの?」
変なことにこだわっちゃう清正さんなのですが。
これって先週夭逝した鶴松のこと思い出してるのかなとか。
(鶴松は『棄』と名付けられていました)
そんな清正の心持を
「めんどくさい男だな、おい」
そんなめんどくさい感じではじまったキャバレー清正。
清正「レッツパーリー‼‼‼」
信幸・信繁「( ;´Д`)」
戸惑うしかない真田兄弟(特に兄ちゃん)
※パッパは結構楽しんでます。
ところで。
「いろいろあったがわしは根に持たぬ男じゃ。これからは助け合うて敵を打ち破ろうではないか!」
その『色々』がヘビィ過ぎるし、根に持つってどっちかって言ったら源次郎のほうだよね。
■パーソナルスペース問題
清正飲み会を抜けて、今度は徳川飲み会に戻ってきたお兄ちゃん。
しかし舅殿は、お兄ちゃんの仮病を信じ切っており……
「顔赤いけど大丈夫?熱まだあるんじゃないの?」
と少女漫画ばりに顔を近づけてきて……
もうこの作品の男性陣のパーソナルスペースってか顔面距離どうなってんのwww
■内記パパンの憂鬱
ところで。
「大坂の男の側室にって話があるんだけどいいっすか?」
一応、秀次からプロポーズされた件に関して、パパンに確認にきたきりちゃん。
娘は真田に嫁がせると決めている内記パパンは
「んなどこの馬の骨だよ、関白とかだったら考えるけどさ」
と聞く耳を持とうともしないのですが。
「えっ関白なの?」
「ちょま」
「えっほんとに?」
「待って待ってきりちゃん待って」
内記パパンがんばれ。
きりちゃん、本当はお父さんに「だめだ!おまえは源次郎さまの正室に」とか言ってほしかったんだろうな。
そしたら「里の父が反対しております」で断る手段になるもの。
そう思うと彼女の心中もまた複雑。
■竹林院様
清正らが出陣していく中……
キラキラしたBGM……
かわいい……
超かわいい……(´,,・ω・,,`)
これなら天下とれるよ!!リーダー!!
(『あまちゃん』の話です)
「私はどこへ向かっているのでしょう」
「わかっていたら迷っておりません!」
春ちゃん天然か。そういう子か。
ここなぜか茶々様もいるんですよね。
で、意味深な視線を向けている。
そういえば源次郎と春の間に生まれる嫡男・大助は、茶々・秀頼と『同じ日に死ぬ』んだっけ。
(大助も秀頼も生まれる前なのにごめんね)
■ああもう秀次様
茶々が第二子を懐妊。
寧様からそれを聞いた秀次。
「実にめでたい!」
目の奥がめでたくないよ……。
ものすごく複雑そうだよ……
秀次の嫡男が生後間もなくして死亡。
幼い嫡男が腕の中で息を引き取った時「ほっとした」と秀次。
鶴松のときと同じのようで少し違う。
我が子が死んだのに、自分の保身のことを考えてしまった。
それを「呪い」と称した秀次。
秀次は、これから壊れていく。
『秀次事件』がはじまる、と感じました。
ところで。
この秀次、やっぱり頼盛感待ったなし。
盛次とか、秀盛とかいけるんじゃないかな。
つか、大坂編入って『真田丸』全域に盛味ハンパねえ。
(『平清盛』の話です)
■パーッとやつしくらべ
ひでよし は ひらめいた !!
はじまりますぞ、戦国仮装大会。
まずリサーチしてきたのが出浦様。
出浦様推しの方々、息してくださいねー(定期)
■瓜売り練習中
テイク1。
佐助「なんでもできます」
パッパ「やればできます」
出浦様「(さすがだよおまえら)」
テイク2。
パッパ「あぁじぃーよぉーしのうぅーりぃー」
お兄ちゃん「(ものっそい巻き込まれ感)」
出浦様「(昌幸いいぞ、仕上がってきてるぞ)」
本気出したら止まらない人たちが本気出しちゃって、絶対に負けられない闘いがそこにはあるっていう。
何の話かって、これ仮装大会の話。
■クオリティが高いのが問題です
いい感じに仕上がってきたころ。
「秀吉も瓜売りをする」という情報が飛び込んできました。
「それが父上のほうが似ているのです(真顔)」
「なんたることじゃ!(真顔)」
※仮装大会の、瓜売りの話です。
片桐殿もやってきて、テイク3。
ですが、やっぱりクオリティ高いパッパの瓜売り。
(しかし片桐殿のその猿回しもなかなか危ない……)
「あちらが変えればよろしい」
って出浦様超真顔。
あれかな?
「うちの子がシンデレラじゃないなんて信じられない」っていう、モンペかな?
モンスターペアレンツかな?
■うさんくさいけど
最後の手段、秀吉に直接見せることに。
テイク4。
あ き ら か に 不 審 者 。
「おぬしには負けんぞ!」
と、秀吉持ち前の気安さで盛り上がりそう、なの、です、が……
■味よしの瓜、めされ候え
しかしやはり昌幸の方が似ていて、秀吉に恥をかかせるわけにもいかない。
「しびれ薬を飲ませる」
出浦様は一服盛るとか言い出してるけど……
(そこ!「飲みたい」とか言わない!)
一同であれこれ考えたのですが、もう打つ手がないと『欠席』することにした昌幸パッパ。
まだ乱れてる髪もそうなんだけど、一同が落胆する姿がな……
特に佐助の本気で悔しがるすすり泣きがな……
(多分出浦様も泣きたいくらいに本気で悔しがってる)
仮装大会の話だけど悔しいんだよね。
「味よしの瓜、めされ候え」
「味よしの瓜、めされ候え」
睨みつけるような信繁。
目を伏せる信幸。
縁側の昌幸だけは、みんなでやつしくらべを楽しんでる夢を見てくれてるといいなって。
ところで、もう一人本気で悔しがってる人がこっちにも1人。
ピュア忠勝。
それはともかくとして家康の腹ですよ。
内野聖陽さんの役作り、待ったなし
■よどんだ権力構造
やつしくらべがいったん落ち着いたころ。
ばば様の容態が危ないという手紙が届きました。
一度信濃に帰ってもいいか、と頼む源次郎。
秀吉自身、実母を看取ることができなかったことから快諾します。
しかし「士気が落ちるのではないか」と片桐殿。
「もうとっくに士気など下がっておるわ」
秀吉は気が付いていた。
自分に対する恐怖や媚へつらいが動いていたこと。
全てに確信を持ったからこそ、この出来レースの結果に落胆した。
そういえば唐入り宣言から言われていました。
大谷吉継らも「しっかりしてくれ」と。
パッパに至っては「ついにボケたか」というありさま。
しかし秀吉は耄碌などしていなかった。
むしろ肥前名護屋城で、最も冷徹に状況を見極めていた。
だからこそ部下たちに『裏切られた』形に落胆した。
転がり落ちる瓜が、秀吉のプライドのようにも見えて。
20話『前兆』のときみたいに疑心暗鬼にとりつかれていくのかなと。
あのときは北条征伐の前兆だったけれど、今度は『秀次事件』の呼び水になるんだろうか。
■ばば様無双
信濃に急いだ真田一行。
久々に一同が会することになりました。
久しぶりの叔父上も、稲姫も、すえちゃんもみんな大集合。
「そうだ、とっておきの芸があります!ね、父上!」
と雑なネタ振りをされた昌幸。
すぐに「うるさい」って言われちゃったけど。
でも少しでもばば様を少しでも元気づけられたかな。
だったらば、やつしくらべには出られなかったけど、練習した甲斐があったなあって。
「武田信玄さえ一目置いたという真田一徳斎」
……
………
…………
……………
「その妻おとr「ちと早すぎた」」
【速報】ばば様、有働アナのナレ死を回避。
【速報】ばば様、有働アナのナレ死を回避。
【速報】ばば様、有働アナのナレ死を回避。
■「怠るな」
昌幸と信尹の息子2人には「言い残したことなど何もない!」と。
ばば様が天守に連れ出したのは信幸と信繁でした。
「これから真田を率いていくのはお前たちだ。これだけは忘れるな。たとえ離れ離れになっても真田は一つ。心さえ繋がっておればな」
「人は誰も宿命を持って生まれてくる。遅いも早いもない。おのが宿命に気付くか気付かぬか。」
「見ておるぞ、ばばは。怠るな」
「武田信玄さえ一目置いたという真田一徳斎。
その妻・おとりは、文禄2年8月1日、子どもと孫たち看取られその生涯を閉じた」
まっすぐと上田平を見下ろしながら、再び有働アナのナレーション。
語られる真田のゴッドマザーの死。
数あるナレ死が描かれた『真田丸』だけど、一番かっこいいナレ死。
草笛光子さん、お見事でした。
■運命の子
そのころ大坂で産声をあげた『運命の子』。
泣き声は、もしかしたらこのあと「泣くに泣けなくなる豊臣の人々の泣き声」なのかもしれない。
コメディ回の中に仕込まれた不安や疑心暗鬼。
そして、生を受けた運命の子・豊臣秀頼。
大笑いして見ていた舞台の向こう上面に、冷たくて黒い何かが入ってきた瞬間。
■おまけの丸絵
真田丸『瓜売』のざっくり落書き。※一部本編と異なる場合があります(だが反省はしていない#真田丸 #丸絵 pic.twitter.com/yeB9j12RRn
— ゆずず (@yuzu0905) 2016年7月4日
■次回の本丸は19:10から
次回、なにやってるの?なにやってるの??(。☉౪ ⊙。)#真田丸 pic.twitter.com/m2VkeLGc91
— ゆずず (@yuzu0905) 2016年7月3日
公式の次回予告、これをこうしてみるとラノベっぽくなるね(◔౪◔ ) #真田丸 pic.twitter.com/pTSb5WrBDx
— ゆずず (@yuzu0905) 2016年7月3日
実際に明の使者がきて、向こうは向こうで秀吉が降伏してきたと嘘こいてたんで、明の子分にしてやるぞという使者であったためにバレて秀吉は激怒して慶長の役をおこす…
このころの秀吉がもうろくしてたってより、下からトップにあがってくる情報にバイアスがかかるために正確な状況把握ができなかったというほうが正確なのではないか
「○○まとめ」的なものもハートマークぽちぽち押しまくっています。
これからも楽しみにしております~