読書欲と食欲はよく似ている。
ズッコケ三人組、宗田理のぼくらシリーズの時代を経て、僅かずつ成長した。
私にはハチベエやモーちゃん、ハカセみたいに頼りになる仲間もいないし、ましてや菊地や相原なんかの『ぼくら』や『解放区』もない。
理想は理想として、ここは現実だ――諦めたわけではなく、自分の置かれた環境が愛しくてたまらなく思えてきた頃。
熱っぽいほどに、病的なほどに、本を欲してやまなかった。
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昨日宣言したとおりに、6時の早起き。
思い立ったその日からダイエット!
朝ウォーキングウォーキング!
ジョギングでもランニングでもどのングでもよかったんだけど、まあいきなり無理はイクナイヨネ・・・
ていうか10代で完全疾走しきった感があるから、どうも足が重いんだよな。
ということで、ただ単に歩くことに。
二ツ家から中丸7丁目のほうをぷらぷらとお散歩。
朝の空気は気持ちがいいです。 . . . 本文を読む
「まもなく品川です。品川を出ますと、次は名古屋に止まります」 荷物は昨日のうちに送っておいた。あとはこの身1つだけだ。学生時代暮らした東京も今日でおしまい。小さく溜め息をついて、小さく笑う。 大学で知り合ったタケシは名前こそ日本人だけど、中身はフランス人だった。親がサムライだとかブシだとかエドやなんかに被れた類の学者人間だったらしいが、タケシは文化や歴史はおろか日本語さえ話そうとしない。ホントにこ . . . 本文を読む