写真ついでに…
沖縄の久高島で撮った風景写真です。
久高島は沖縄南部、南城市の沖合5キロに浮かぶ周囲約8キロの細長い島です。
神に見守られ、神と共に存在する神の島とされており、海の彼方のあの世「ニライカナイ」に一番近い島とも言われています。
…とまあ詳しいことはグーグル先生に聞いていただくとして。
いろんなパワースポットめぐってきたけど、久高島はガチでスピリチュアルだと思う。
久高島は沖縄本島東海上に浮かぶ周囲8キロの小さな島、人口は270名程度で、その多くは高齢者です。
スーパーもコンビニも床屋も娯楽施設もありません。
土地は神様からお借りしているものと考え、私有するものではありません。
島の北部、集落の外は聖域として守られた「誰のもの」でもない、広くて深い空間です。
12年に一度行われる名高き祭祀「イザイホー」は1978年以降行われていませんが、
島をあげての旧正月や八月マティー、琉球開闢や五穀発祥にまつわる祭祀など数多くの年中行事が今でも行われています。
島のおばー達の一日は、天、地、海への感謝から始まります。
神様、ご先祖様がいつも守ってくれていると信じているからこそ厳しい自然の中でも謙虚さと感謝の心を忘れずに生きてきたのです。
(NPO法人久高島振興会HPより引用)
「イザイホー」が有名でしょうか。
撮影や記録が許されない秘祭・奇祭。
1978年を最後に途絶えていますが、今でも神聖な雰囲気は、夏の沖縄の中に感じることは出来ました。
沖縄県民である親戚も
「斎場御嶽から見えるところでしょ?行ったことない」
「実際どうなんだろう」
「イザイホーは聞いたことしかない」
と話してるくらいだったので、本当にトップシークレットだったんだなあと思います。
なんでその久高島に行ったのかというのは、特に理由があるわけではなく。
斎場御嶽に行ったあと、興味を持って、そのまま行ってみた…というなんという行き当たりばったりな。
で安座間からフェリーに乗って、レンタルサイクルをお借りして軽快に走り出したはいいのですが。
なにか出てきそうな森だなおい。
ちょ、なんでここ誰も人いないの。
あ、うん、なんかいる。ここなんかある…気がする。
怖い、っていうのとは違いました。
歴史ある寺社や教会などの天井を眺めて「ほえーーー」ってなる感じ。
「こういうところに、神様がいるんだろうな」って思ったのをよく覚えています。
地元の方に聞いてみたら、皇室とのナンタラカンタラもあるとかないとか。
そんな久高島の風景写真。
今では観光地としても整備されており、このような美しい風景を楽しむことができます。(サイクリング最高!)
ただ、これは久高島に限ったことではありませんが、その土地の守るべき風習などは土足では踏み込んではいけないですね。
【なんか置き場所に困ったのでおまけでコスモス】
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