2016年NHK大河『おんな城主直虎』第6回「初恋の別れ道」の感想まとめのまとめです。
家康可愛い食べちゃいたい(現実逃避
関連リンク
・『おんな城主直虎』5話 大人キャスト、来たる
・『おんな城主直虎』4話 イケメン坊主っていいね、と呟いたそこのあなた。
・『おんな城主直虎』3話 今川義元公がしゃべった回
・『おんな城主直虎』2話 鶴もかわいそうではないですか!!
・『おんな城主直虎』1話 ここから先は全て運
◇ 『真田丸』まとめ
◇朝ドラまとめ
◇テレビっ子の備忘録まとめ。<NHK系>
◇テレビっ子の備忘録まとめ。<民放系>
■高橋一生のソウルジェム
「みんな唐揚げにレモンかけるよね?かけちゃっていいよね?」のノリで
「おとわは俺の妻になるよね?還俗しちゃうんだよね?」って言っちゃう亀ちゃんのアバンスタート。
元服のお祝いの席。
主役は当然亀、井伊肥後守直親と名を改めることになりました。
「亀だけに男っぽいよねー!(o≧▽≦o)」
「井伊のお家も安泰うぇーいヾ( ゚∀゚)ノ゙」
「10年待った甲斐があったよマジで(人´ω`)」
と井伊のカルテットがヒャッハーしていると。
ああほらほら…
直親が帰ってきたことでシカトされっぱなしの政次のソウルジェムが順調に濁ってきてる……
火曜10時には仲間に恵まれてるのにほんと高橋一生…
→『カルテット』がけしからんって話、初めてナウシカ見た話、他
■人の話を聞かない人たち
「10年も前の本領安堵なんてもういいんじゃね?」
「何か言われたら忘れてたでいいんじゃね」
「幸せになってほしいとか思わないのこのSADO!」
「おまえなんとかしろよヴァカ!」
と揉める揉める、おおじじ様と左馬守。
締めがこれだ。
汎用性高そう。
■チュンチュンとサダ千代
ところかわって駿府。
今川の不穏BGMの「ビイィィィエェェェェ」が好きです。
「あなたまだ結婚しないってマジ」
「しんどいwww」
「つらいwww」
ってマウンティング被害に遭われる瀬名様。
『ファーストクラス』でキレッキレのマウンティングかましてた菜々緒様でしたが。
前前前世くらいの瀬名様を思うとやけに納得する次第です。
そんな未来の鬼嫁・菜々緒様の目に留まったのが
阿部サダヲ12さい!
見た目は46歳だけど心が綺麗な人なら12歳に見えるんだよ!
チュンチュンと戯れるサダヲ……
何この溢れるマイナスイオン。
■にゃんけいクイズ
第6回のにゃんけい(本体は猫)のクイズタイム。
還俗出来たら苦労しねえんだよ、っておとわがグチグチ言っていると。
にゃんけい(本体は猫)が禅問答仕掛けにやってきた。
「昔趙という国に道威という王がおってな。道威のもとには中と伯という2人の大臣がおった。
あるとき争いごとが起こっての、どちちを追い出すか決めるために中と伯にそれぞれ二つの饅頭を差し出したのじゃ」
ふたりともその場で一つずつ食べ、中は残りのひとつを腹の空した子どもにやった。
伯はそれを後生大事に持ち続け、とうとうカビさせて食えぬようにしてしまった」
さてその後、道威はどちらに大臣を続けさせたかの?」
「中?」とおとわが答えます。
しかし道威が選んだのは饅頭をかびさせた伯の方でした。
さてその心は。
■よし、政次キレていい
三浦春馬のサービスショットこんにちわ!
秀頼公サービスタイムを思い出しますね。
そんな直親が小野兄弟の間でも話題。
腕も立ち、仕事熱心、頭もきれるし、人望もある。明るいし、笑顔が素敵。
そんな直親について、政次。
「人一倍努力をしたのであろうと言っているのだ。人が好いだけとは思わぬほうが良い」
聖人君子ではないんだから、と。
てか政次の表情に影似合いすぎる辛い。
ってタイミングでやってきた直親。
「政次はまだ身を固めてはおらぬのか」
「こないだ、奥山様に縁談を断られまして」
「余計なことを申すな」
「お互い親のことでは苦労するな」
……。
直親の宇梶パパは、今川に反逆して成敗された謀反人
政次の吹越パパは、憎まれ役でシカトされつづけた家老
……。
もしかして、直親:脳筋?
「よしなに頼むぞ、家老殿」
政次、キレていい。
井伊やっちまえ(おいやめろ
「聖人君子にございましたな」
「そうじゃな」
ああっ!政次の目が!直親のまぶしさにやられてる!!
■和尚様の本体
「おとわの還俗は難しい」
「気持ちは全部なかったことにする」
「結局おとわ一人が犠牲になってしまった」
っていう大事な話してる最中だっていうのに、
手前のにゃんけいが集中力を削いでくる件。
■前田吟無双
直親の脳筋具合がなかなかハイレベルで、大叔父上のことすっかり忘れてた。
プロの脳筋。
前田吟無双。
■笑顔で人を殺っちゃうタイプ
ところで、にゃんけいも気づいていました。
「直親は本当におとわの還俗の件諦めたの?」って。
大叔父上に相談した結果。
「おとわここはもう死ぬしかないと思うのだ」
「死んで一緒になるしかない」
「俺は死なぬぞ。死ぬのはおとわだけだ」
「(゚Д゚)」
どうしてこうなった。
「一緒になれないのはおとわが井伊の総領娘だから」←わかる。
「ならばおとわを死んだことにすればいい」←????
「死んだことにして別人として生きていく」←それはわかる。
「とにかく俺はおとわと夫婦になり子を作る」←亀、なあおい亀。
おい大丈夫かこの脳筋(真顔
死んだとなれば身を隠さなければいけない、のですが。
「KAWANAの里がよいとじじ様は仰って下さった」って何いい笑顔して言ってんのこの子。
脳筋×脳筋のコンボ怖い。
「力を貸すと約束してくださった。どうだ?」
いやいやいやいや、
「どうだ?」っておいおいおい。
そもそも本領安堵の引き換えにおとわは出家してんだから、それが死んじゃったら元も子もねえだろ。
そのくだり冒頭の墓参りのシーンとか井伊谷を何とかすっぺ会議でもやってるけど
亀おまえ話聞いてろよ。
この脳筋、大丈夫か…?
確かに美しいしキラキラしてるしみんなから慕われてるし。
でもなにこの子怖いgkbr
なんかBGMもセリフも照明もいい感じのシーンになってるけど
「遺書はあったほうがよいな」
「いつの間にか諦める癖がついておったのかもしれぬ」
「今生は一度きりであるのにな」
いやいやちょっと待てよおとわ。
ほら傑山さんも困ってるじゃん。
■かびた饅頭
入水を決意した次郎でしたが。
辛いよねえ。
次郎の異変に気付いた千賀ママン。
そういえばにゃんけいクイズの答えを聞いていない。
次郎が手に取ったのは、にゃんけいのお饅頭。
自分は、目の前の腹の空いた子供にあげられるお饅頭か。
それともいざというときのために保存されていたはいいけど、そのままかびてしまった饅頭か。
翌朝、龍潭寺にやってきた直親。
おとわが直親に伝えました。
「おとわは死ねぬわ」
「直親と我はそれぞれひとつの饅頭なのじゃ。二つの饅頭を一時に食べたり与えてしまってはのうなってしまう」
「なれど、ひとつを取り置けば、まことに困った時にもう一度食べたり与えたりできる」
おとわが還俗するのは直親に何かがあった時、ひいては井伊に何かがあったとき。
「死んでしまったことにするわけにはいかぬ。二郎の名を捨てるわけにはいかぬ」
「我がかびた饅頭になる事こそ井伊が安泰である証であろう」
自分個人の幸せではなくお家のため。
自分の人生は井伊のために、最後の切り札として残しておきたい。
たとえそれを使うときがこないまま、一生日の目を見ることもなくかびてしまうことがあったとしても、それでいいんだ。
だって「非常食のお饅頭がかびちゃった」っていうのは、平和だった証拠なんだから。
おとわ、大きくなったんだなあ。
エンダァァァァーーーーー
イヤァァァーーーー……
じゃなくて直親てめえ!!!
この状況で、後ろから抱きしめるとかてめえ!!!
「すまぬ」って耳元で囁くとかやめろよ!!!
■おめーの席ねえから
竜宮小僧として生きる道を選んだ次郎。
直親も次郎の生き方に理解を示してくれて。
一件落着、直親はおとわを待たず奥山殿の娘・しのを正室に。
まあこれで結果オーライ、よかったね、と思っていたら。
直親が政次に「但馬もそろそろ身を固めたらどうだ」と声をかけたもんだから。
「いくら待とうとおとわはそなたのものにはならぬぞ」
(意訳:俺おとわにフラれたけどさ。でもわかるよね?おまえも、おまえもだよ?フラれてんだよ。10年近くおとわを見守ってきてるんだろうけどさ、でも無理なの。だっておとわが思ってるのは俺自身ではなくもちろんおまえでもなく、井伊そのもの。ほんで次の井伊の頭領、俺。俺がいるかぎりおまえの席ねえから。)
亀さあ、ほんとうにもうさあ……
あんた、そういうことを政次に言ってるから……
あとあと取り返しのつかないことに……
「考えたこともございませぬな」
(意訳:亀てめえ絶許)
ほら政次のソウルジェムがまた濁ってる!!
和泉守の呪いの成就、待ったなし。
第6回でもうこれだから、政次の魂が最終的に真っ黒になっちゃうんじゃないかな、とか。
直親が次郎・井伊カルテット・政次の前でそれぞれ微妙に態度変えてるの「この爽やかサイコパス一体何を考えているの?」、とか。
じゃあ直親としのの血を引く井伊直政(菅田将暉)とかどんなハイレベル脳筋サイコパスが来るんだろう、とか。
ちょっと真田丸とは別ベクトルの沼みがヤヴァイ。
チュンチュンと戯れるヤッスで、HP回復タイム。
何この家康可愛い食べちゃいたい。
(真田丸の故郷編や大坂編もそんな感じでしたね)
■さわやかサイコパスに定評のある三浦春馬
このさわやかサイコパス・三浦春馬を私はどこかで観たことがある。
思い出しました。
昨年1月期のTBSドラマ『わたしを離さないで』
原作や舞台も有名ですよね。
→『わたしを離さないで』1話&2話の感想まとめ、重い!これは重い!しかし面白い。
『永遠の仔』に匹敵する超重量級。
『MOZU』の新谷兄弟のシーンが延々と続くような子ども時代編。
おい誰だ、ヒューマンドラマつったの。めちゃくちゃ重いじゃねえか。
「このヘビーな感じ、視聴率とりにいったわけではないな」というのがわかりました。
(主演は綾瀬はるか、その子役時代を鈴木梨央)
「レバー提供したから貧血」とか「介護人」とかってなんなんだよ……
死んだ目をした大人たち。
子供への「提供」は時に大人へのそれより重宝されるという現実。
家畜のような子どもたち、森の殺人鬼、名前のない怪物、わたしを離さないで。
とにかくずっっっっしりくる。
友彦を演じるのが三浦春馬だったんですが、これがもう怪演ったら。
子役に寄せた癇癪シーンとか鳥肌ですよ。
なんで唐突にこんなことを言い出したかといいますと、これ脚本を担当しているのが直虎を描いている森下佳子さんなんですね。
そう、森下脚本は幅が広いんです。
森下さんの大河ドラマといえばどうなるのかな?と考えたとき、
つい「ごちそうさん」「天皇の料理番」「JIN」の方向で考えていたんですが。
「白夜行」や「わたしを離さないで」の可能性もあるわけですよね。
さらに言えば「世界の中心で愛を叫ぶ」も。
『おんな城主直虎』で、三浦春馬が再び「さわやか笑顔の闇堕ちサイコパス」を演じるんだとしたら、これは目を離せない。
ではまた来週。
家康可愛い食べちゃいたい(現実逃避
関連リンク
・『おんな城主直虎』5話 大人キャスト、来たる
・『おんな城主直虎』4話 イケメン坊主っていいね、と呟いたそこのあなた。
・『おんな城主直虎』3話 今川義元公がしゃべった回
・『おんな城主直虎』2話 鶴もかわいそうではないですか!!
・『おんな城主直虎』1話 ここから先は全て運
◇ 『真田丸』まとめ
◇朝ドラまとめ
◇テレビっ子の備忘録まとめ。<NHK系>
◇テレビっ子の備忘録まとめ。<民放系>
■高橋一生のソウルジェム
「みんな唐揚げにレモンかけるよね?かけちゃっていいよね?」のノリで
「おとわは俺の妻になるよね?還俗しちゃうんだよね?」って言っちゃう亀ちゃんのアバンスタート。
元服のお祝いの席。
主役は当然亀、井伊肥後守直親と名を改めることになりました。
「亀だけに男っぽいよねー!(o≧▽≦o)」
「井伊のお家も安泰うぇーいヾ( ゚∀゚)ノ゙」
「10年待った甲斐があったよマジで(人´ω`)」
と井伊のカルテットがヒャッハーしていると。
ああほらほら…
直親が帰ってきたことでシカトされっぱなしの政次のソウルジェムが順調に濁ってきてる……
火曜10時には仲間に恵まれてるのにほんと高橋一生…
→『カルテット』がけしからんって話、初めてナウシカ見た話、他
■人の話を聞かない人たち
「10年も前の本領安堵なんてもういいんじゃね?」
「何か言われたら忘れてたでいいんじゃね」
「幸せになってほしいとか思わないのこのSADO!」
「おまえなんとかしろよヴァカ!」
と揉める揉める、おおじじ様と左馬守。
締めがこれだ。
汎用性高そう。
人の話が聞こえづらい人たちシリーズ。 #おんな城主直虎#真田丸 pic.twitter.com/Ds4qdTfLO0
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月5日
おおじじ様の恋ダンスポーズ。 #おんな城主直虎 pic.twitter.com/Is9eKYbG5W
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月14日
■チュンチュンとサダ千代
ところかわって駿府。
今川の不穏BGMの「ビイィィィエェェェェ」が好きです。
「あなたまだ結婚しないってマジ」
「しんどいwww」
「つらいwww」
ってマウンティング被害に遭われる瀬名様。
『ファーストクラス』でキレッキレのマウンティングかましてた菜々緒様でしたが。
前前前世くらいの瀬名様を思うとやけに納得する次第です。
そんな未来の鬼嫁・菜々緒様の目に留まったのが
阿部サダヲ12さい!
見た目は46歳だけど心が綺麗な人なら12歳に見えるんだよ!
チュンチュンと戯れるサダヲ……
何この溢れるマイナスイオン。
■にゃんけいクイズ
第6回のにゃんけい(本体は猫)のクイズタイム。
還俗出来たら苦労しねえんだよ、っておとわがグチグチ言っていると。
にゃんけい(本体は猫)が禅問答仕掛けにやってきた。
「昔趙という国に道威という王がおってな。道威のもとには中と伯という2人の大臣がおった。
あるとき争いごとが起こっての、どちちを追い出すか決めるために中と伯にそれぞれ二つの饅頭を差し出したのじゃ」
ふたりともその場で一つずつ食べ、中は残りのひとつを腹の空した子どもにやった。
伯はそれを後生大事に持ち続け、とうとうカビさせて食えぬようにしてしまった」
さてその後、道威はどちらに大臣を続けさせたかの?」
「中?」とおとわが答えます。
しかし道威が選んだのは饅頭をかびさせた伯の方でした。
さてその心は。
■よし、政次キレていい
三浦春馬のサービスショットこんにちわ!
秀頼公サービスタイムを思い出しますね。
そんな直親が小野兄弟の間でも話題。
腕も立ち、仕事熱心、頭もきれるし、人望もある。明るいし、笑顔が素敵。
そんな直親について、政次。
「人一倍努力をしたのであろうと言っているのだ。人が好いだけとは思わぬほうが良い」
聖人君子ではないんだから、と。
てか政次の表情に影似合いすぎる辛い。
ってタイミングでやってきた直親。
「政次はまだ身を固めてはおらぬのか」
「こないだ、奥山様に縁談を断られまして」
「余計なことを申すな」
「お互い親のことでは苦労するな」
……。
直親の宇梶パパは、今川に反逆して成敗された謀反人
政次の吹越パパは、憎まれ役でシカトされつづけた家老
……。
もしかして、直親:脳筋?
「よしなに頼むぞ、家老殿」
政次、キレていい。
井伊やっちまえ(おいやめろ
「聖人君子にございましたな」
「そうじゃな」
ああっ!政次の目が!直親のまぶしさにやられてる!!
だからさあ鶴と亀が結婚すればみんな平和で幸せじゃん!ねえ?(´・ω・`) #おんな城主直虎
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月12日
■和尚様の本体
「おとわの還俗は難しい」
「気持ちは全部なかったことにする」
「結局おとわ一人が犠牲になってしまった」
っていう大事な話してる最中だっていうのに、
手前のにゃんけいが集中力を削いでくる件。
■前田吟無双
直親の脳筋具合がなかなかハイレベルで、大叔父上のことすっかり忘れてた。
プロの脳筋。
前田吟無双。
■笑顔で人を殺っちゃうタイプ
ところで、にゃんけいも気づいていました。
「直親は本当におとわの還俗の件諦めたの?」って。
大叔父上に相談した結果。
「おとわここはもう死ぬしかないと思うのだ」
「死んで一緒になるしかない」
「俺は死なぬぞ。死ぬのはおとわだけだ」
「(゚Д゚)」
どうしてこうなった。
「一緒になれないのはおとわが井伊の総領娘だから」←わかる。
「ならばおとわを死んだことにすればいい」←????
「死んだことにして別人として生きていく」←それはわかる。
「とにかく俺はおとわと夫婦になり子を作る」←亀、なあおい亀。
おい大丈夫かこの脳筋(真顔
死んだとなれば身を隠さなければいけない、のですが。
「KAWANAの里がよいとじじ様は仰って下さった」って何いい笑顔して言ってんのこの子。
脳筋×脳筋のコンボ怖い。
「力を貸すと約束してくださった。どうだ?」
いやいやいやいや、
「どうだ?」っておいおいおい。
そもそも本領安堵の引き換えにおとわは出家してんだから、それが死んじゃったら元も子もねえだろ。
そのくだり冒頭の墓参りのシーンとか井伊谷を何とかすっぺ会議でもやってるけど
亀おまえ話聞いてろよ。
この脳筋、大丈夫か…?
確かに美しいしキラキラしてるしみんなから慕われてるし。
でもなにこの子怖いgkbr
なんかBGMもセリフも照明もいい感じのシーンになってるけど
「遺書はあったほうがよいな」
「いつの間にか諦める癖がついておったのかもしれぬ」
「今生は一度きりであるのにな」
いやいやちょっと待てよおとわ。
ほら傑山さんも困ってるじゃん。
おとわと亀のラブコメの裏で暗躍する坊さんとにゃんこが控えめにいってマジ最高。 #おんな城主直虎 pic.twitter.com/YfHgh2fiDd
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月12日
■かびた饅頭
入水を決意した次郎でしたが。
辛いよねえ。
次郎の異変に気付いた千賀ママン。
そういえばにゃんけいクイズの答えを聞いていない。
次郎が手に取ったのは、にゃんけいのお饅頭。
自分は、目の前の腹の空いた子供にあげられるお饅頭か。
それともいざというときのために保存されていたはいいけど、そのままかびてしまった饅頭か。
翌朝、龍潭寺にやってきた直親。
おとわが直親に伝えました。
「おとわは死ねぬわ」
「直親と我はそれぞれひとつの饅頭なのじゃ。二つの饅頭を一時に食べたり与えてしまってはのうなってしまう」
「なれど、ひとつを取り置けば、まことに困った時にもう一度食べたり与えたりできる」
おとわが還俗するのは直親に何かがあった時、ひいては井伊に何かがあったとき。
「死んでしまったことにするわけにはいかぬ。二郎の名を捨てるわけにはいかぬ」
「我がかびた饅頭になる事こそ井伊が安泰である証であろう」
自分個人の幸せではなくお家のため。
自分の人生は井伊のために、最後の切り札として残しておきたい。
たとえそれを使うときがこないまま、一生日の目を見ることもなくかびてしまうことがあったとしても、それでいいんだ。
だって「非常食のお饅頭がかびちゃった」っていうのは、平和だった証拠なんだから。
おとわ、大きくなったんだなあ。
エンダァァァァーーーーー
イヤァァァーーーー……
じゃなくて直親てめえ!!!
この状況で、後ろから抱きしめるとかてめえ!!!
「すまぬ」って耳元で囁くとかやめろよ!!!
■おめーの席ねえから
竜宮小僧として生きる道を選んだ次郎。
直親も次郎の生き方に理解を示してくれて。
一件落着、直親はおとわを待たず奥山殿の娘・しのを正室に。
まあこれで結果オーライ、よかったね、と思っていたら。
直親が政次に「但馬もそろそろ身を固めたらどうだ」と声をかけたもんだから。
「いくら待とうとおとわはそなたのものにはならぬぞ」
(意訳:俺おとわにフラれたけどさ。でもわかるよね?おまえも、おまえもだよ?フラれてんだよ。10年近くおとわを見守ってきてるんだろうけどさ、でも無理なの。だっておとわが思ってるのは俺自身ではなくもちろんおまえでもなく、井伊そのもの。ほんで次の井伊の頭領、俺。俺がいるかぎりおまえの席ねえから。)
亀さあ、ほんとうにもうさあ……
あんた、そういうことを政次に言ってるから……
あとあと取り返しのつかないことに……
「考えたこともございませぬな」
(意訳:亀てめえ絶許)
ほら政次のソウルジェムがまた濁ってる!!
和泉守の呪いの成就、待ったなし。
第6回でもうこれだから、政次の魂が最終的に真っ黒になっちゃうんじゃないかな、とか。
直親が次郎・井伊カルテット・政次の前でそれぞれ微妙に態度変えてるの「この爽やかサイコパス一体何を考えているの?」、とか。
じゃあ直親としのの血を引く井伊直政(菅田将暉)とかどんなハイレベル脳筋サイコパスが来るんだろう、とか。
ちょっと真田丸とは別ベクトルの沼みがヤヴァイ。
チュンチュンと戯れるヤッスで、HP回復タイム。
何この家康可愛い食べちゃいたい。
(真田丸の故郷編や大坂編もそんな感じでしたね)
しかしあれだ、三浦春馬の中には宇梶剛士がいるように見えてくるし、高橋一生なんてもう吹越満なんじゃないかって。#おんな城主直虎 pic.twitter.com/JuLyanSLJo
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月12日
■さわやかサイコパスに定評のある三浦春馬
このさわやかサイコパス・三浦春馬を私はどこかで観たことがある。
思い出しました。
昨年1月期のTBSドラマ『わたしを離さないで』
原作や舞台も有名ですよね。
→『わたしを離さないで』1話&2話の感想まとめ、重い!これは重い!しかし面白い。
『永遠の仔』に匹敵する超重量級。
『MOZU』の新谷兄弟のシーンが延々と続くような子ども時代編。
おい誰だ、ヒューマンドラマつったの。めちゃくちゃ重いじゃねえか。
「このヘビーな感じ、視聴率とりにいったわけではないな」というのがわかりました。
(主演は綾瀬はるか、その子役時代を鈴木梨央)
「レバー提供したから貧血」とか「介護人」とかってなんなんだよ……
死んだ目をした大人たち。
子供への「提供」は時に大人へのそれより重宝されるという現実。
家畜のような子どもたち、森の殺人鬼、名前のない怪物、わたしを離さないで。
とにかくずっっっっしりくる。
友彦を演じるのが三浦春馬だったんですが、これがもう怪演ったら。
子役に寄せた癇癪シーンとか鳥肌ですよ。
なんで唐突にこんなことを言い出したかといいますと、これ脚本を担当しているのが直虎を描いている森下佳子さんなんですね。
そう、森下脚本は幅が広いんです。
森下さんの大河ドラマといえばどうなるのかな?と考えたとき、
つい「ごちそうさん」「天皇の料理番」「JIN」の方向で考えていたんですが。
「白夜行」や「わたしを離さないで」の可能性もあるわけですよね。
さらに言えば「世界の中心で愛を叫ぶ」も。
三浦春馬の引くくらいのポジティブ直親、やっぱり『 #わたしを離さないで 』のトモだわ。あの直親の中に、もしかしたら高橋一生より濁ったソウルジェム闇があって、桶狭間が近づくうちにどんどん闇に堕ちてくって思うと、森下脚本マジ怖くて震える。#おんな城主直虎 pic.twitter.com/aVAxy6m6W5
— ゆずず (@yuzu0905) 2017年2月12日
『おんな城主直虎』で、三浦春馬が再び「さわやか笑顔の闇堕ちサイコパス」を演じるんだとしたら、これは目を離せない。
ではまた来週。
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