省益官僚 2011-09-23 15:03:48 | 風(忍び音が聞こえる) 先日或る文庫本を読了した。「官僚の責任」と題する霞が関の内情、とりわけ省益官僚の実情を糾弾する、現役官僚の抵抗作?話50%ととしても、この国を担うキャリアたちの志は如何なものか。この先を憂う。著者は大臣官房付の窓際で2年間の苦闘の日々を過ごしたようだ。そして遂に辞表を提出し、次週月曜日に退官を決意し、過去官僚となる。この先の去就が注目だ。昨今の露出、言動は組織の人間としては疑問だが、霞が関のインサイドを国民に開示し、改革の強いインセンチブに共鳴する部分はあろう。