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宮澤賢治は『農民芸術概論綱要』の中で「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と言っています。
ここに言う世界とは、過去・現在・未来と空間のことで「宇宙」(宇:広がり、宙:時間)。
地球だけのことではないことから、けっして「世界全体が~」という言い方されるものではないと、弟の宮澤清六さんは『兄のトランク』の中で述べています。
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ミミズクは知恵の象徴。
上の画像のミミズクもそれにあやかろうとしたものですが、今では玄関のシューズボックスの上で自転車等のカギ入れになってしまいました。
ミミズクも手前のカモ(石でできている)も、かれこれ30年前からわが家にいます。
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ミミズク:フクロウ科の鳥で羽角のあるものの別称。ギリシャ神話やローマ神話に出てくる女神アテナ(ローマではミネルヴァ。知恵や理性の神)の使者。
我が国の総理官邸の屋上には四方に計4羽の像が置かれているとのこと。
(孫と多摩川緑地で凧揚げしようとしたものの、孫は土いじりに専念。上げて楽しんだのは親たちだけ。)
中央はるか後方に富士山が見える。
(丹沢山塊と富士山を遠望)
今年も元気なレポートをお待ちしています。
お体に気をつけてお過ごしください。
『マウンテン・ソング・ブック』を毎日のように拝見しています。
お互い健康でいたいものですね。
今年もよろしくお願いします。