※地中海沿岸原産の多年草。セイバン(西藩)モロコシは台湾などに多いモロコシの意味。
夕方、多摩川の岸辺を歩いて来た。
ススキだかヨシ(葦)だか判別のつかないイネ科の植物が繁茂し、広い石河原は歩きにくくなっている。
それでも、家族で釣りなどを楽しむ人たちがいた。
辺りの時間は、ゆったりと流れているような感覚がしてくる。
対岸の川崎市ではコロナ感染が急拡大していることから、市の広報車が一層の注意喚起を呼び掛けながら巡回している。
こちらの世田谷区側も同様に広報車が出ていた。
それらの音が、多摩川の水面で交じり合っていく。
外出自粛!!
コロナの事だけでない。
東京は経済力が大きく遊びどころ満載かもしれないが、いざ大災害ともなればそれこそ大混乱となるだろうし・・・。
栄華を誇るかのような過密都市が抱える陰の問題の多様性とその大きさ。
東日本大震災にあった者として、気にしないではいられない。
「真の豊かさとは何か?」
つくづく考えさせられる。
のびのびと出歩ける東北の野山が恋しい。
(久しぶりの富士山遠望)
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