![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e1/d423ec0aa29faa9cb1232ec9c4672088.jpg?1717641352)
今回は復路の着陸ルートについて素人目線で検証します。
AIS JAPANのHPから該当のアプローチチャートを入手しました。
やはり上空からのビューで思い描いていたルートでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/74/cf8656989c4b5482fcd188e8d0cdd10f.jpg?1717641371)
木曽谷上空で御嶽山を左にやり過ごしポイントRIPSIから着陸体勢に入り右へ大きく旋回し高度を徐々に下げながら経ヶ岳(標高2296m)の南側の権兵衛峠の上空を通り中央アルプスを横断しAF850で機体は伊那谷を北東方向に進み諏訪湖が見える辰野町上空AF650から左に旋回し塩嶺峠のAF652からゆっくり右旋回し奈良井川を超えるとまっすぐ松本空港へと進入します。
アプローチチャートから南アルプス経ヶ岳と機体の高度差は300m強、塩嶺峠の北に位置する東山(標高1430m)とは100m弱で山肌や稜線が間近に迫り気流による機体の揺れも緊張感に拍車をかけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1e/1f2fbe7f247c2a9e1ef3ee032219e9cf.jpg?1717642107)
塩嶺峠では眼下の高圧電線と鉄塔が気になりました。
右へ左へと旋回しながら山肌を縫うように飛び高度を下げながらも進入角度は上限の3.5度をキープしているのがチャートから分かります。
視界が悪くても毎日このルートを飛べるのは2020年7月にRNP-ARが導入された事で実現しました。
とは言え山岳地帯の安全飛行はパイロットの腕にかかっている訳でシュミレーターなど相当訓練されてるいるのではないでしょうか。
標高も高いし松本空港路線のパイロットの腕は個人的に日本一ではないかと思います。