WEBやSNSでも原付二種の話題が多いですね。
初めから原付二種に乗るひとも居れば私のように大型二輪から軽二輪そして原付二種に移行するするひとが居ます。
前者はカブガールに代表される若者層、後者はシニア層に多いようです。
昔は1100ccや750ccを操っていた友人達も今ではカブやダックスでツーリングを楽しんでいます。
同じシニアとしてとても理解できます。
こうしたシニア世代のバイク事情を体力的、経済性、安全性の面から私個人の独断と偏見で考えてみます。
やはり還暦も過ぎると個人差はあるにせよ体力の衰えを感じます。
もう200kgちかい重量バイクは立ちゴケしたら車体を起こせません。
そして足つき性です。私も悲しいかな170cmあった身長も股下も年々短くなってきています。
こうした体力・身体的な理由の他に年金生活や延長雇用の収入減といった経済的な問題も背景にあります。
それでもバイクに乗り続けたいとなると
●体力や身体に見合ったバイク
・軽くて取り回しが楽
・足つきが良い※
※個人的にはシート高80cm以下で両足がつま先から甲以上また片足ならお尻をずらさずかかとまで接地
●経済性
・税金が安い
・燃費がいい
・任意保険が安い→ファミリーバイク特約
特にファミリーバイク特約は軽二輪以上より格段に安く個別の車両ごとに加入必要は無く原付は台数無制限
●安全性
・一般道の最高速度60km/h
クルマの流れにのるこれはとても重要です。
原付一種バイクの30km/hはクルマ側からしても特に片側1車線はとても危険です。
ただし原付二種でもクルマの流れについていける性能が求められます。
経験上、排気量なら2ストなら80cc以上、4ストなら100ccから125ccは欲しいですね。でも200ccと比べたら非力です。わりきりましょう。
それから車格が小さいと後方のクルマに煽られる傾向が少なからずあります。
できればオンロードもオフロードも走行性や走破性能の面からもバイクはフルサイズが良いでしょう。
私の場合は250ccクラスと同じ車格のスクーターとオフロードバイクの2台所有しています。フルサイズのオフロードバイクとは250ccクラスと同じフロント21インチ、リア18インチのホイール装着車のことです。残念ながら125ccフルサイズオフロードバイクは国内は絶滅危惧種ですね。
コロナ渦でキャンプとツーリングが合体し一般道でのんびり指向が強まっています。
これからも原付二種人気はきっと続くことでしょう。