暮らしに毎日ポストイット♬

今年でブログ開設20年目
天国へ召されたハスキー犬の想い出とともに
シニア夫婦のドタバタな暮らしを綴ります

マスク依存症

2016年11月13日 | 雑記


ここ数年生徒の変化で気になることがあって
「マイテーマ」としていることがあります
それは マスクをした生徒についての考察
授業でマスクを常時付けている生徒一人一人聞き取り調査(?)をしてきました

その結果 いわゆる 風邪とか花粉症とかいう健康上の問題以外で 季節を問わずマスクをしている生徒のほとんどが
精神的なものに起因すると言って間違いない事が判明しました

マスクを外すと怖い
マスクをしないと外を歩けない
真夏でもそうなのです
10代20代にマスク依存症という精神障害に似た症状の若者が多くなってきたと世間でも問題視されているそうです

 •マスクをすると落ち着く
•マスクは風邪や花粉症に関係なく使っている
•暑くてもマスクを着けたい
•マスクを外すのは就寝中・入浴中・食事中だけ
•あごマスクで食事するのが普通
•人と会って話すよりSNSや電話で話す方が楽
•SNSと現実のキャラが違う
•マスクをした自分の顔が好き
•鏡を見ることが多い


コミュニケーション障害なのか 対人恐怖症なのか???

マスク生徒の中には決して能力が低いとか 会話が出来ないとか 性格に特別問題がある生徒だけじゃありません

先日はふとした会話から 生徒たちは今の自分を「好き」と思っている人がほとんどいないことが判明
そっか・・・
自己肯定出来ていないんですねぇ

確かに自分の高校時代を思い出してみても コンプレックスの塊だったよなぁ と 納得できなくもない

気になって調べてみたらネットにこういう記事がありました


「10~20代のコミュニケーションはSNSやメールでのやり取りが主流になってきており、文字だけのやり取りは互いの表情から感情を読み取り合う必要がないため、表情から自分の感情をさとられたり相手の表情を読み取ったりするのが苦手な人が増えています。

面と向き合ってのコミュニケーションに慣れていない人は、実生活の対人関係で強いストレスが生じやすく、人に接する時はマスクで顔を隠して自分を防御しようとします。

マスクで頬や口元を隠すと、相手からは顔の喜怒哀楽の動きが読めなくなるので安心してコミュニケーションが取れるようになるのです。

人と向き合ってリアルなコミュニケーションを取るのは苦手だけど引きこもりたくもない、という社交不安のある人が取りがちな手段といえます。」


ちょっと怖いですね
私も対人関係で嫌な事がありますと 人と離れたくなったりしますが
若いうちからこういう行動パターンになってしまうと 今後の生活が益々辛くなりそうです

これからも マスク生徒と向き合って 教師として何かできることはないか 少しこのテーマを継続して考察していきたいと思っています

さて そういう自分も ここ数日風邪が治らず マスク依存症です
・冬はあったかい
・化粧の手抜きができる
・鼻水が垂れてもごまかせる
・保湿効果がある

自分の場合は以上のメリットがあります

このまま依存症になったらどうしましょう
あ~~~、早く風邪を治したい!!!!!
年を重ねるということは 風邪も治りにくいということです






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする