四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎 『消えていくもの』

2021-12-31 10:29:31 | 音楽
迎春準備。
昨日、近くの魚屋さんへ。
毎年ここでだし巻き玉子を買う。
魚屋さんが作るだし巻き玉子はとても美味しい。
お気に入りの正月料理の一品である。

しかし玄関に貼られていた1枚の紙。
「お客様へ 今年は店頭販売はしておりません」
えっ、売っていない。
玉子も刺身も・・・。
ショックである。

この店の近くに肉屋さんもあった。
数年前に閉店。
ここで正月用に肉も買っていた。
スーパーではなく地元の専門店で買う。
安くて美味しかったのに・・・。

地元の専門店が消えていく。
今年はイトーヨーカドー刈谷店もこの秋、閉店してしまった。

昭和40年代の刈谷市銀座。
アーケードがあった商店街。
年末になると狭いアーケード街には人がわんさかと歩いていた。
今はマンション街。
タワーマンションがシンボルとなっている。
あの頃の面影は今はもうない。

年末の風景も変わってきた。
ふと、この歌のこの歌詞が浮かぶ。
吉田拓郎さんの『消えていくもの』

♪僕が完璧な大人になった今 
 色んなものが形かえて消えて行った 
 思い出という大げさな感情ではなく 
 あの人がいて風に吹かれたあの日の景色 
 そういう中でじりじりしながら成長してたんだ 
 
 消えていくんだネ 
 消えてしまったネ 
 時が流れて行く 
 時が移って行く 
 少し泣きたくなる 
 ちょっと悲しくなる 
 少し泣きたくなる 
 ちょっと淋しくなる 

まるで今の僕の心情とよく似ているようだ。

吉田拓郎 消えていくもの
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」

2021-12-30 11:27:02 | 音楽
中島みゆきさんの最後のコンサートと言われた「結果オーライ」
名古屋公演はコロナで中止になった。
行きたかった。
最後のみゆき節を生で聴きたかった。
残念だった。

一部地区ではコンサートを行ったという。
その音源がCDとして発売される。
このCDは第1幕、第2幕そしてアンコールを含めた全ての楽曲(全21曲)を完全収録という。

【Disc-1】
1. 一期一会 
2. アザミ嬢のララバイ 
3. 悪 女 
4. 浅い眠り 
5. 糸 
6. ローリング 
7. 流 星 
8. 最後の女神 
9. 齢(よわい)寿(ことぶき)天(そら)任(まか)せ 

【Disc-2】
1. 離郷の歌 
2. この世に二人だけ 
3. ナイトキャップ・スペシャル 
4. 宙 船 (そらふね) 
5. あたいの夏休み 
6. 麦の唄 
7. 永遠の嘘をついてくれ 
8. 慕 情 
9. 誕 生 
10. 人生の素人(しろうと) 
11. 土用波 
12. はじめまして

ラスト・ツアーにふさわしい時代を彩った名曲・代表曲の数々。 
デビューから聴いている自分にとってはうれしい。
ライブ盤CDの名盤になること間違いなし。
発売日が2月2日。
今から楽しみである。

【公式】中島みゆき 2020ラスト・ツアー
「結果オーライ」ライヴCDアルバム・トレーラー動画
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海援隊 『人として』 

2021-12-29 15:00:01 | 音楽
読書家という人がいる。
いろんな本をたくさん読んで学んでいく。
本を読んで自分の生き方を考える人もいるだろう。

僕は少しは本を読むけど音楽を聴くことが多い。
好きなジャンルはフォークソング。
メロディーよりも歌詞を重視している。
その歌詞から学ぶことも多々ある。

読書家の武田鉄矢さん、この方の書く詩も僕は好きだ。
とくに好きなのが『人として』

♪遠くまで見える道で 君の手を握りしめた
 手渡す言葉も 何もないけど 
 思いのままに生きられず 心に石の礫なげて
 自分を苦しめた 愚かさに気付く
 私は悲しみを繰り返す そうだ人なんだ

 人として人と出会い 人として人に迷い
 人として人に傷つき 人として人と別れて
 それでも人しか 愛せない
 
3年B組金八先生の第2シリーズの主題歌でもあった。
中学生に発信しているように書かれているかもしれないが、
還暦を過ぎた今の自分の心にもストレートにメッセージが届く。

♪夢を語り合えばいつも 言葉はすぐに 途切れてしまう
 ひざを抱えて うつむくことばかり
 鳥のように生きたいと 夕空見上げて佇むけれど
 翼は愚かな あこがれと気付く
 私は大地に影おとし 歩く人なんだ
 
 人として人と出会い 人として人に迷い
 人として人に傷つき 人として人と別れて
 それでも人しか 愛せない
 それでも人しか 愛せない

青春時代に聴いたフォークソング。
その歌から多くのことを学んできた。
そして元気をもらったり癒されたり・・・。
自分にとって人生のバイブルかもしれない。

『人として』
♪人として人と出会い 人として人に迷い
 人として人に傷つき 人として人と別れて
 それでも人しか 愛せない

心の病を患っていたとき、この歌に励まされていた。
歌はやっぱり「心の栄養剤」かと思う。

人として 海援隊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はっぴいえんど 『風をあつめて』

2021-12-28 16:34:00 | 音楽
この10月からボランティアセンターで
【まちづくりコーディネーター養成講座 つなぎの学び舎 基礎編】を受講している。
さまざまな人や団体とつながりをつくる上で基本になる
「話しを引き出す」「企画する」「情報を伝える」といった技術などを計6回学ぶ。
すでに4回が終了した。

回を重ねるにつれてなんだか難しくなってきた。
1回の講座の時間が約3時間ちょっと。
前半は座学。後半がグループワークなど。
還暦も過ぎてくると講師の言っていることがしっかりと頭の中に入らない。
学んでいることは楽しいのだが、自分が思ったよりも中身が濃い。

今回宿題が出た。
街づくりに関する企画書の作成。
締め切りは来月10日。
企画書を作成するのは何度か経験があるがどちらかと言うと自己流。
今回はちゃんとフォーマットがある。
それに沿って作っていく。
約半分ぐらい書けたが残りの部分が難しい。
つまづいてしまっている。

街の活性化。人の創出。
どんな街づくりを提案していくか。
ふと思った。
伝説のロックバンド、はっぴぃえんどの名盤に「風待ちろまん」がある。
そう、ろまん溢れる街。
風は人々。いろんな人々が集まる街。
「風をあつめて」である。

♪街のはずれの 
 背のびした路次を 
 散歩してたら 
 汚点だらけの 靄ごしに 
 起きぬけの露面電車が 
 海を渡るのが 見えたんです 
 それで ぼくも 
 風をあつめて 
 風をあつめて 
 風をあつめて 
 蒼空を翔けたいんです 
 蒼空を

名盤「風待ちろまん」に収録されている『風をあつめて』
この歌から何かヒントにして企画書を完成したいと思っている

【高音質】はっぴいえんど 風をあつめて
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレープ 『雪の朝』

2021-12-27 09:25:21 | 音楽
朝起きるのが辛かった。
寒い、予想はしていたけど雪の朝。

♪表は雪が降ってる 一面の薄化粧
 君はまだ眠ったままで 夢でもみてるのかしら
 あたりに人影は無く 街もまだ目覚める前
 僕は横になったままで 煙草に火をつける
 窓の外には遠く 水鳥が飛び交い
 雲は低く流れて 雪は降り続く
 表通りを荷馬車が通り過ぎて行く

窓から外を見る。
歌詞のように、一面の雪化粧。
自分の住む刈谷では初雪か。
積雪も久しぶりである。
ニュースは各地の大雪情報。
見ていると寒さまでもが伝わってくる。

子どもの頃は朝、雪が積もっているとはしゃいではいたが、
もうこの年になると炬燵の中が一番である。

♪僕が少しまどろむと もう君は起きていて
 ねぇ みてごらん雪だわと 君は幸せな人だ
 曇りかけた ガラスを 君はその手で拭い
 まるで子供みたいに 目を輝させた
 またいつもの生活が 始まるだけの朝なのに

さだまさしさんが在籍していたグレープのデビュー曲『雪の朝』
聴いていると情景が浮かんで心に沁みる。
最近こういう情景が浮かぶような歌が少なくなってきたなぁ。

雪の朝/わすれもの収録曲 # グレープ(CD音源)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする