四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

小椋 佳『いまさら』

2022-05-31 10:37:45 | 音楽
一昨年の秋、肺炎を患って危篤状態を体験した。
といっても、集中治療室で人工呼吸器を付けていたことなんて覚えていない。
目が覚めたら集中治療室の中。
体中に点滴や心電図のコードが付いていた。

一度、死にかけた人間。
退院してから考え方が変わってきた。
無理をして生きて行かなくてもいじゃないか。
好きなことをやって生きて行きたい。
「いまさら」もがいてもしょうがない。
「いまさら」後悔することもない。

考え方が変わったら、
自分自身と向き合うことも多くなってきた。
肩の力も抜けてきた。
「いまさら」かっこつけることもない。
「いまさら」誰が何と言われようが気にしない。
自分自身に正直に生きていければそれでいいじゃないか・・・。

小椋佳さんの『いまさら』
アルバム「夢追い人」に収録されている。
高校生のとき、このアルバムをカセットテープにダビングしてもらった。
確か1曲目だったかと思う。
女性のコーラスで始まる。
インパクトがあった。
青春時代のなつかしい1曲である。

いまさら:小椋 佳
コメント (2)
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吉田拓郎『OLDIES』 

2022-05-29 09:31:21 | 音楽
私がフォローさせていただいている拓郎ファンの方が、
ブログにこんなことを書いていた。
「拓郎の唄を聴きたくなるのは、嬉しい時・楽しい時よりも、
 苦しい時・辛い時の方が断然多いですね。」

共感します。
実は私もそうなんです。
何かにつまづいた時や思うようにいかない時、
苦しさや辛さを感じた時、
吉田拓郎さんの歌を聴きたくなります。

とくにそういうふうになってきたのが、
心の病を患った10年ぐらい前から。

外に出るのが怖かった。
人と話すのが怖かった。
電話の音が怖かった。
何もかもが怖かった。

唯一の楽しみはあの頃の歌を聴くことだけだった。
とくに拓郎さんの詩(メッセージ)は心に響いた。
歌に癒されていた。
『流星』を聴いて涙も流したこともあった。

心の病は、おかげさまで快復した。
そして還暦を迎えた。

中学の時から拓郎さんを聴いて約50年。
還暦を過ぎて思った。
拓郎さんの歌は私にとっての人生の歌なんだと・・・。

拓郎さんの歌には前向きになる歌もある。
癒される歌もある。
考えさせられる歌もある。
どの曲も自分なりの解釈で聴いている。

拓郎さんの引退のカウントダウンは始まった。
拓郎さんの歌と共に歩んだ50年。
辛い時、苦しい時、そこには拓郎さんの歌があったんだ。
拓郎さんの出会いは深夜放送からの一曲。
「今日までそして明日から」

中学のとき欠かさず聴いていたラジオ番組「バイタリス・フォークビレッジ」
あのオープニング曲は、拓郎さんの歌と共に歩んだ一歩かと思う。

今日までそして明日からも拓郎さんの歌は聴き続けるであろう。

『OLDIES』
車のCM曲「僕らの旅」と「バイタリス・フォークビレッジのテーマ」を
合わせてリメイクした曲です。

OLDIES 吉田拓郎
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ふきのとう『五月雨』

2022-05-27 10:10:00 | 音楽
♪雨の雫が窓にしがみつく  
 変わる事が生きる事だと 
 いつか貴方が言ってた言葉  
 私を待っていたんじゃなかった  
 他の誰か 待ちくたびれただけ 
 そんな貴方の心がせつない  
 五月雨ぬらせ心 
 夕立流せ思い出 
 片道だけの落ちて行く雨  
 戻りたそうに あなたが
 手を振ってた街角 
 情けないね まだ信じてる 

 優しい人といつも言われてた  
 ただ貴方が離れてしまう事 
 ずっと怖かった ただそれだけ 
 五月雨濡らせ心 
 夕立流せ思い出 
 片道だけの落ちて行く雨  
 五月雨ぬらせ心 
 夕立流せ思い出 
 片道だけの恋の終わりに 
 すまなさそうにあなたが
 手を振ってた街角  
 情けないね まだ信じてる 
 頼りないね 恋心 

昨夜の雨。
この歌とは対照的のどしゃ降り。
風も強かった。

五月雨のイメージではなく
台風といってもいいぐらいだった。 

ふきのとうの『五月雨』
歌詞がものすごく好き。
情景が浮かび心情が伝わってくる。
じっくりと聴いていると心に沁みる。

この歌、シングルバージョンよりも
アルバム「ever last」に収録されている方がしっくりとくる。
この歌も今でも色あせていない名曲かと思う。

ふきのとう/五月雨 
...ever last version (1992年)
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さだまさし『天文学者になればよかった』

2022-05-26 10:41:04 | 音楽
子どもの頃憬れた仕事。
電車の車掌さん。

車内案内、指先確認、ドアの開け閉め。
全てがカッコよく見えた。

家の中では、障子を電車のドアに見立て
車掌さんのまねごともしていたっけ・・・。

あの頃は夢もあった。
だけどいつのまにか、そんな夢もなくなった。
気付いたらどこにでもいる普通のサラリーマンになっていた。

結婚して家庭を持って還暦も過ぎた。
体調も崩したため、今は早期年金受給者。
わずかな小遣いを稼ぐために週3日程度のアルバイト。
空いた時間は好きなことをして過ごしている。

自分が描いた夢、電車の車掌さん。
現実は、お客さんの安全のために神経をものすごく使う仕事なんだろうな。
きっと僕にはできないだろう。

疲れた時、星を見るのは好きだ。
そういえば子供頃、家に安い天体望遠鏡があったな。
もしかしたら、学研の科学と学習の付録だったかもしれない。
その望遠鏡で月や星など見ていた。
子ども心にワクワクしていた。

さだまさしさんのアルバム「私花集(アンソロジィ)」に
『天文学者になればよかった』が収録されている。
このアルバムを聴いていてふと、子供の頃のことを思い出した。

「私花集(アンソロジィ)」
山口百恵さんに楽曲提供した「最后の頁」や「秋桜」
「案山子」、「檸檬」、「加速度」、「主人公」など
今聴いても全然色あせていない名曲が多数。
私のお気に入りの1枚でもある。

天文学者になればよかった
/私花集収録曲 # さだまさし
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浜田省吾『青空のゆくえ』

2022-05-25 15:44:39 | 音楽
ここ最近は初夏の陽気。
澄み切った青空、心地よい風。
外に出るのが気持ち良い、そんなこの頃。

でもこの青空は今日までか。
明日は雨の予報。
今年の梅雨も早くなりそうだという。

青空の下、カーラジオから
浜田省吾さんの『青空のゆくえ』が流れてきた。
久々に耳にした。
CDを持っていても最近は聴いていなかった。

浜田省吾さんの歌、ロック調の歌もいいけど、
こういう静かなバラード系の方が僕は好きだなぁ。

青空のゆくえ/ 浜田省吾
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