特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

被災地レポート3

2011年04月16日 08時19分53秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
愛知ボラセン・鈴木健介です。仙台市に入りました。津波の爪痕がはっきりと残っている地域を目の当たりにしました。まだ田畑には海水が残り、瓦礫があちらこちらに散乱しています。一方で、そこから数分車を飛ばせば、被害がほとんどなかったりと、道路一本、橋一本が命運を分けたという、この現実が、私にはとても複雑に感じました。
石巻まであと40キロ。09:30から10:00ころの石巻到着となりそうです。
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被災地レポート2

2011年04月16日 05時41分59秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
おはようございます。愛知ボラセン・鈴木です。

福島県まで来ました。今までは順調だったのですが、事故のため福島西から通行止めになっていて、そのための渋滞に巻き込まれてしまいました。

現地到着時間にも若干影響が出るかもしれません。

以上、鈴木健介が福島県(福島西IC手前5キロ地点)よりお送りしました。
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被災地レポート1

2011年04月15日 21時10分29秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
こんばんは。愛知ボランティアセンターです。

先程、東別院にて出発式を行いました。たくさんの方にトラック搬入ボランティア、見送りに来ていただきました。ありがとうございました。

一行は、総勢47人で現地にむけて現在高速道路を走行中です。

私鈴木健介は、今まで、現地に行った経験がないまま、ブログ担当をつとめてまいりましたが、今回の被災地派遣に参加し、現地の様子をなるべく私自身の言葉でお伝えしていこうと思います。
作業の合間の更新なので、頻度は低いですが、被災地レポートをお送りしていこうと思います。


文責 鈴木健介
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4月15日からの現地ボランティアにご応募くださったみなさまへ

2011年04月13日 23時40分39秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
愛知ボランティアセンターです。

4月15日からの現地ボランティアにご応募くださった皆さま、

この度は、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
定員46名のところに、120名を超える方から参加のご連絡をいただきました。

本日、選考を行い、今回の派遣で
一緒に行っていただく方には、メールにてご連絡を差し上げました。

アドレスの入力ミスなどが原因と思われますが、
メールを送信したらエラーが返ってきた方が2名いらっしゃいました。
明日以降で、お電話にてご連絡を差し上げる予定です。

今回は、ご期待に添えない結果となってしまった皆様には、
心よりお詫び申し上げるとともに、今後とも、
愛知ボランティアセンターにご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

文責:鈴木健介
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4月8日~10日の現地派遣の報告

2011年04月10日 21時27分53秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
一般公募のボランティアの方と一緒に行く
現地派遣としては初めてとなる被災地ボランティアの報告です。

応募者は70名に上り、応募が多かったことは大変うれしかったのですが、
同時に、ご要望にこたえることのできなかった方もたくさんいらっしゃり、
それに関しては、大変心苦しい思いでした。

4月8日午後8時、総勢47名のスタッフ・ボランティア・マスコミ関係者で石巻に向かいました。

前回は、少ない人数での派遣だったため、トラックの運転などが
大変だったのですが、今回応募して下さったボランティアの方の中には、大
型自動車免許をお持ちの方もいらっしゃって、大変助かりました。

被災地に入ると、未だにがれきの山がいたるところに残っていました。


この日は、雨だったため、足場の悪い中での作業となりました。


体育館には、続々と愛知からの物資が運び込まれます。
しっかりと仕分けられ、ラベルが貼られているので、迅速に物資の分配ができます。
すべて、東別院での仕分けボランティアの皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。


空の段ボールも大量に出ました。


パキスタン人のカレー炊き出しは、この日も行われていました。
現在募集中のスパゲッティは、こちらのグループに提供する予定の食材です。


中高生ボランティアも一生懸命作業中です。


女性下着専用の物資分配コーナーです。
女性が安心して選んでいただけるようにと、
段ボールでパーティションを作りました。
このアイディアは、先週現地に行ったボランティアの方による発案です。


座礁した船を見ると、津波の威力を改めて感じさせられます。


湊小学校の運動場のがれき、泥の撤去の作業も行いました。


最後に、石巻支援NPO連絡会の会議にも出席。
全国から大勢のボランティアが石巻や被災地に集まっています。


10日の朝、無事に全員名古屋に帰ってまいりました。

参加して下さった皆さん、本当にお疲れさまでした。
現地で見たこと、感じたことを、ぜひ、これからに繋げて下さい。
そして、今後とも、ぜひ愛知ボランティアセンターの活動にご協力下さい。

文責:鈴木健介
鈴木は今回参加していないので、一部キャプションに不正確な部分があるかもしれません。
間違いを発見し次第、すぐに訂正をいたします。
なお、鈴木は、次週の現地ボランティアに参加します。
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4月1日・2日の現地報告

2011年04月10日 21時10分16秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
遅くなりましたが、先週末の現地派遣について
写真を中心に報告していきたいと思います。

出発式の様子です。代表の久田です。


現地に入ると、被災地であることを思わせる
風景が飛び込んできます。




石巻市役所に到着。マスメディアの取材を受けました。


義援金50万円を直接、市役所の担当部署に届けました。


石巻市内は、やはり、深刻な被害を受けています。






湊小学校では自衛隊による演奏会が開かれていました


活動について久田が指示を出しています。




応援物資の搬入開始です。






次々と物資が運び込まれていきます。




名古屋在住のパキスタンの方々が
カレーの炊き出しを行っていました。


言葉を失うような現状が広がっています。




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[報告:4月8日]現地ボランティア出発日

2011年04月10日 11時37分36秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
4月8日に総勢49名が被災地に向けて出発しました。

この日は、皆様からお預かりした物資のトラックへの
積み込み作業もあり、たくさんの人手が必要だったのですが、
大変たくさんの方にお集まりいただき、
たいへん、迅速に作業を進めることができました。



ボランティアセンター・仕分けの様子




バケツリレーでトラックに搬入です






みなさんのご協力のおかげで、
前回の半分の時間で半夕が終わりました。

代表の久田です。



午後8時30分
東別院正門前で出発式を行いました。
夜遅い時間になってしまったにもかかわらず、
たくさんの方に見送りをしていただきました。

バナナクラブのみなさんからは、バナナの差し入れもいただきました。

みなさん、本当にありがとうございました。










現地ボランティアの活動報告は、
また後ほどアップロードします。
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石巻ボランティア 予定通り実施します

2011年04月08日 01時20分54秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
*重要なお知らせ*
参加していただく方には、お電話にて個別にご連絡を差し上げています。
連絡方法が急に変更になりましたこと、お詫び申し上げます。
ご参加いただく方には、昨日(4月7日)午後9時過ぎに
スタッフの携帯電話から、個別にお電話をしております。
留守番電話などにメッセージが吹き込まれている方は、
恐れ入りますが、折り返し、お電話下さい。

よろしくお願いいたします。


8日~10日に実施します、第3回石巻ボランティアに
70名の方からお申し込みがありました。

資格、特技、これまでの愛知ボラセンとのご関係、
男女比、年齢などいろいろな角度で検討し、
46名の方々に石巻へ行っていただくことにしました。

残念ながら選に漏れてしまわれた方は
よろしければ、第4回以降にお申し込みください。

なお、昨夜、宮城県沖を震源とする大きな地震がありました。
石巻ボランティアは予定通り実施します。
しかし、不安に思われる方は、遠慮なさらずご辞退ください。

その場合でも、キャンセル待ちのように、
選に漏れた方への追加参加のご連絡は、
甚だ勝手で申し訳ございませんが行いません。
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4/1~3 被災地ボランティア募集 限定4名

2011年03月30日 16時48分25秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
インターネットはすごいです。
ガソリン缶ピンチ!とブログ、mixi、ツイッターで悲鳴をあげると
多くの方から、あるよ!って声を寄せて頂きました。
アマゾンで見つけた大分県の業者さんにも無理を言って、
なんとかしてほしいとお願いしました。
その結果、300㍑分のガソリン、軽油缶が集まりそうです。

レンタカーは、東海高校出身のトヨタグループOB会の杏葉会(ぎょようかい)さんが
グループの力を使って手配してくださいました。
引っ越しシーズンでトラックなどの手配がかなり困難でしたので、助かりました。

これで、4tトラック1台
    2tトラック1台
    8人乗ワゴン1台の、
合計3台、12人で、今週末に現地へ行きます。


4月1日(金)午後8時に東別院を出発。
中央道、長野道、上信越道、北陸道、日本海東北道を通って
山形県鶴岡市へ。
その後、山形道、東北道を通って、(つまり福島県を迂回して)

2日(土)午前10時ころに、宮城県石巻市に入ります。
終日、活動し、
石巻市で久田の知人宅、もしくはトラックの荷物室、もしくは避難所に
宿泊して休息。
3日(日)朝、石巻市を発ち、午後10時までには名古屋到着予定です。

参加者
 現在、(1)、(2)、(3)、(5)の理由で、
 8名(男性7名、女性1名)が確定しています。
 残り、4名を募集します。
 
優先順位 
 (1)今後の活動に重要な役割がある人
 (2)4tトラック以上運転経験者
 (3)2tトラック運転経験者
 (4)普通自動車免許所有者
 (5)なんらかの特殊、特別な技能をもっている方
 (6)今後の活動に参考となる視点をもって
    被災地、被災者をリサーチしたい方
  ※できれば、今までの東別院での活動に参加されている方

必需品 寝袋(寝袋持参できない方は不可)
    長靴、軍手(できるだけ丈夫なもの)
    食事 1日夜:各自
       2日朝、昼=2食分用意してください。
       2日夜、3日朝はレトルトで簡単に作ります。
あればいいもの マスク
参加費 ワゴン車経費(レンタル費+ガソリン)÷12(参加者数)+食費
    たぶん5000円程度
    トラック経費は運輸費から支出
    高速料金は無料になるよう申請予定
参加ご希望の方は、現地ボランティア参加申込ページから
特技などのアピールを備考欄にお書きの上、お申し込みください。
総合的に検討させて頂き、参加者を決めさせていただきます。
今回は未成年の方の参加はご遠慮ください。


なお、今回の現地入りの目的の一つには、
    4月8日(金)~10(日)に大型バス1台(45人)での
    現地ボランティアの可否を探るためです。
    45人で入ることが可能と判断すれば、
    改めて、募集の告知をします。
    なお、その際、現地泊はなくなり、
    バス車中2泊となります。
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第3回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月22日(火)

2011年03月23日 09時03分35秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

第3回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月22日(火)

日 時: 2011年3月22日(火) 19:00~
場 所: 石巻専修大学 ボランティアセンター内
参加者: 各NGOチーム、石巻市社会福祉協議会、ほか (○○名) 
文責 : ピースボート  上島・小林

■配布物
・昨日(21日)の議事録
・最新避難所情報

■新規NPO追加グループ
・拓殖大学3年生 石巻出身 クマガイリクさん
・石巻出身 マスヨウスケさん
・チーム神戸 金田ますみさん
・湊小学校 ショウジヨシアキさん
・石巻市会議員 クロスさん
・クライストチャーチ カミンズ
・シーマット&アイマット カナダ医療チーム 
・神戸 ウエサカさん
・JEN ヒヤマさん

■連絡事項
・連絡ボード設置(特色・代表者・連絡先・避難所の最新情報・自衛隊の持っている情報・各団体の物資管理情報)
・代表連絡先決定 090-1367-0083(小林・阿部) 石巻専修大学5号館1階
・ラジオを使っての情報発信を検討中→FM局と相談中。(情報に関しては本部を通して発信する)

■被災状況の説明>石巻社会福祉協議会
・避難所への物資は行き届き始めた。
・個人宅へはまだ行き届いていない。
・ラジオでの情報発信をおこなっていく。一日1回~2回
・現地ニーズを拾っていく。

■昨日決定事項の進行確認
・ヒアリング調査(メイク・ザ・ヘブン)
 →新しくなったヒアリング用紙はボラセン入り口に置いてある。
 →蛇田地区には物資が行き届いていない。
 →自衛隊からの物資提供は湊地区で70名分。
 →全てはまとめきれていないので明日朝(23日)までにまとめて掲示しておく。

■決定事項
○携帯電話の配布
 400台配布
○配布物資
 女川町へ 肌着を5000着配布
○石巻HP

■現場のニーズと今後のプロジェクト運営と方向性
○街中にある泥の撤去(阿部)
・石巻市→1市6町が合併
 仙台⇔石巻のボランティア専用無料シャトルバスを手配。
 →長期滞在を行えるNPO団体で泥の撤去を行うことを検討。エリアを分けて撤去に入っていってもらう。
 最終的には地元市民にて撤去作業をおこなっていく。
・広報は市のHPで行う。
・8:30~15:00までの作業時間
・バス運行スケジュール 仙台発7:30 石巻発16:00
・ダンプと2トン車のセットで泥の撤去を行う。
▲問題点
・行政の車が一緒に動いてまわらないと泥の行き場がない。
・土嚢袋が必要 1日2万枚か必要
・家に家族がいるかどうか?
・撤去を行っていく順番をどう決めていくか。
 →避難所からおこなっていくのは良いのではないか?炊き出しなどの関係

○物資配給活動
 避難所だけでなく街宣マイクにて宣伝してはどうか?
 住民とのトラブル防止の観点から、車へ「NPO連絡石巻」
○現在避難所で必要とされているもの
 傘、爪切り、バック、カバン、お財布、靴、マフラー…

■周辺地域の状況
○湊小
 ・避難所によって自衛隊からのニーズ聞き取りが行き届いていない。
 ・晩御飯は出せていない。
 ・長期的に入るボランティア団体がほしい。

○釜会館
 ・食糧がいきわたっていない。

○ラジオ
 ・牡鹿半島ではラジオがない。
  →募集を開始している。1000台以上は集まっている。
 ・出力を20W→100Wへ変更。仙台まで届く
 ・周波数が決まれば教えてほしい。9:00~18:00
 ・周波数 76.4Mz

○避難所の自治に関して
 ・避難所のだけでの物資配給と避難所+付近住民への物資配給は避難所によって異なる。
 ・我慢の限界にきている場所が多くなってきている。トラブルが多くなっている。

○避難所から物資がいき渡っていない場所※把握できている個所
 ・大街道小学校
 ・山下小学校
 ・鋳銭場
 ・住吉小or中学校

○教育施設での火器使用に関して
 ・学校では使用できない。避難所との違い

○石巻河北新聞へNPO活動の掲載
 ・情報が伝えきれていないなどの問題があるため。→分科会にて

○障害者の状況
 稲井中学校、石巻養護学校、第1ひたかみ園:90名、
 第2ひたかみ園:50名 
 障害者施設(入居:61人 老人:21名 障害者:10名)を回った。
 →おむつのサイズが合っていない。吸入ができない。
  居宅住民は障害児用品が届いてこない。サイズが合わない。

○介護、看護が必要な被災者
 医療用品は届けにくい。それぞれの避難所に福祉避難所をつくれないか?
 →学校が避難所を貸さない。社協さんより対応

○治安に関して
 ・鹿妻小学校付近
  →炊きだし時に、トラブルが起こった。
 ・家が流された地域
  →基本的に気がたっている。
 ・大街道地区
  懐中電灯を奪われた。自動販売機を荒らす。
 ・釜小付近
  自転車の盗難
 ・湊地区
  1階部分に忍び込む人が多い
 ・地域全域
  ガソリンの盗難
 ・配布物の窃盗
  配布を行った横からそのまま盗む人を発見した。
 ・防犯シール
  警察広報活動との協力で、防犯の配布物を配ればどうか?
  →社協より
 ・その他の情報
  窃盗の通報:200件 逮捕:3件

■ 明日の動き
 ミーティングの後、炊きだしチーム、調査チーム 班によるミーティングをおこなう。

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石巻報告

2011年03月21日 11時25分54秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

久田です。
帰ることができる家があり、
出迎えてくれる家族がいることの幸せを感じています。

私たちは宮城県石巻市で終日行動しました。

まず午前10時ころ、宮城県水産高校に旧知の平居先生を訪ねました。
平居先生のご家族やご自宅は、津波や火災の被害を免れました。
それでも48時間、水がひかず、学校から出られず、家族との連絡がとれなかったとのこと。
まずは近くの別の学校で教員をされている奥さんと会うことができました。
その後、保育園に通う2人のお子さんの安否確認をしていると
なんと平居先生のご自宅にお子さんと保育園の先生、園児10人ほどが避難していたといいます。
6歳のお子さんが、ウチは無事だからウチにいこうと誘ったそうです。
6歳児ながら、たくましいお子さんです。
途中、震度3~4の余震がありました。
平居先生は3くらいかな。このくらいないと寂しい感じがすると、
不安な顔をする私たちの前で笑っていました。

平居先生からは、ボランティアに来られるんなら、寝袋さえもってきてくれれば、
15人くらいなら自宅を宿泊所にしていいですよ、との言葉を頂きました。
宿泊所を確保しました^^

平居先生から「野戦病院」と化していると聞いた、石巻市立湊小学校へ向かいました。
久世君が中越大地震のボランティアでお世話になった方々とお会いし、
運動場の通路確保の作業をしました。
流れついた材木などから、適当なものを見つけ出し、
ぬかるんだ運動場にならべました。
半分くらいが私たちの仕事です。
奥に写る校舎が傾いているのは私が傾いて撮ってしまったせいです。


続いて、湊中学校へ移動し、鶴岡元気村の草島氏と再会。
午後7時から石巻に入っているボランティアの情報交換会が開催されるとのこと。
詳しくはその会議で聞くことにしました。
湊中学の避難者は大人ばかり60~70人とのこと。
そこでキング製菓様から頂いたビスケットを半分ほど渡してきました。
湊中学から海までは、600mほどの距離。
4mほど水に浸かったことは写真の柱から分かるでしょうか?


学校の前にはニチイケアセンターのワゴン車が4~5台ありました。
実はケアセンターの要介護者が22人この車で逃げてきましたが、
車に乗ったまま水に浸かり、ゴミがかぶさり、
中から助け出すことができなかったそうです。
ようやく土曜に車からご遺体を出すことができたそうです。


私たちにこの話を聞かせてくれたのは橋本さん(67歳、男性)。
橋本さんも知り合いの女性を助けることができなかったと涙を流して
その時のたいへんな状況を話してくださいました。
橋本さんから「たばこ、もってない?」と尋ねられましたが、
私は禁煙してすでに30年以上。
「朝ごはん食べて、温かいコーヒー飲んで、たばこ吸えると、いいんだよなぁ」と橋本さん。
次は好きなラークとコーヒーもっていきます。

その後、湊小学校へ移って、チーム神戸の金田真須美さんと会うことにしました。
金田さんは湊小学校にしばらく常駐することになっていました。
しかし、地震による地盤沈下で、大潮のこの日、湊小学校に通じる道は20~30cmの冠水をしてしまいました。
私たちも、所用で仙台に行っていた金田さんも冠水した道路で立ち往生。
水がひくの待つことに。
150mほど先の親戚にストーブと灯油を持ってきた車も立ち往生。
「よろしければ私たちが運びますよ。こういうことをするために来てますから」と申し出て、運搬。
もっていったお宅は名物の笹かまぼこの工場。
泥の残った1階、狭い階段を上り、3階へ。
6~8畳程度と思われる部屋に前日まで10人ほどの見ず知らずの人たちが避難されていたそうです。
津波に追われ、見ず知らずの家に逃げ込み、助け合っていられたのです。

たいしたこともしていませんでしたが、お礼にと笹かまぼこを頂きました。
また、伺えばご主人は7年前まで東京の都立高校で国語の先生をされ、
定年退職後の家業の笹かまぼこ屋さんを継がれたそうです。
実は以前、兵庫県佐用町の水害被災者の家を掃除した際も、国語の先生の家でした。
私も国語科教員です。何かの縁です。

頂いた高重商店さんのチーズ入り笹かまぼこ、絶品でした^^ありがとうございました。
高重商店さんが営業再開の折には、名古屋で応援販売させていただきたいと思います。
 ※ネットで検索してみたら、高重商店さんの笹かまぼこは知る人ぞ知る笹かまぼこの名品です。

水がひき、ようやく湊小学校へ。もう午後7時になっていました。
ボランティアの連絡会は金田さんの知り合いも参加しているので、出席をあきらめました。
名古屋からの物資を運び込んでいると、男性高齢者が肺炎を起こしているので救急車をと、被災者からSOS。
金田さんがすぐにかけつけ、医者や看護師とまちがわれるくらいにてきぱきと指示をだしていたとは
金田さんに同行した宮垣君からの報告。

救急車がかけつけ、男性は病院に搬送されました。

荷物を運びこみ、今後のことなどを金田さんと話しているとすでに午後9時。
私たちに寄せられた支援物資は石巻市立湊小学校へ運ぶことにしました。
また金田さんから必要な物資をリクエストをしてもらうことにしました。
月曜の午後2時にはバイト先へ行かなければならない宮垣君。
午後9時が下限と考えていましたので、急いで帰名。
湊小学校には私たちの宿泊スペースも用意して頂いていたのですが…。

帰途はトイレ休憩と給油のみで、久田、久世が交代で運転。
午前9時に地下鉄本郷駅に無事到着しました。

いろいろ学んできました。
これからが本番です。
みなさん、がんばりましょう。

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現地より

2011年03月20日 07時30分12秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

久世です。
5時に鶴岡を出て、今宮城県に入りました。下道で頑張ってます。鶴岡から石巻まで約180キロです。残り90キロの所まできました。

しかしながら、ガソリンが徐々になくなってきてます。
山形のガソリンスタンドでは夜中に車を場所取りのため放置し、朝になったら乗り込む客で大混雑になってました。

そういう現場を見てきたので、ガソリンメーターばかりが気になって仕方ありません。

道中、宮城方面からガソリンタンク車とすれ違います。少しく欲しいなと欲をかいてしまいますが、全て空のタンクです。

何十台とガソリンタンク車が被災地に行っても現地では必要な人に行き届かない日々でしょう。

今から宿泊先で作ってもらったお握りを食べて久世は休息します

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活動します

2011年03月20日 04時54分16秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

おはようございます

ただ今、午前4時45分です。

今を夜中とみるのか、夜明けとみるのか…。

被災者の皆さんには、夜明けになり、もうすぐ太陽が現れ、明るくなると前向きに考え、あと少し耐えて欲しいと思います。

ボランティアは一人ひとりが小さな太陽のような存在となり、被災者支援へと想いを一つにして全国から集まって欲しいと思います。

今から、石巻の宮城県水産高校の先生にお会いするため石巻に向かいます。

また報告します。

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久田@鶴岡

2011年03月19日 21時37分16秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

ただいま山形県鶴岡市駅前にある大和旅館にいます。
駅前にもかかわらず、明かりは少なく寂しい感じです。
節電のためです。
ミスタードーナッツは資材が入らないために営業していません。
ガソリンスタンドで1時間待ったが買えなかったという話も聞きました。
鶴岡は直接の被害は少ないようですが、
それでも愛知にくらべれば大変なようです。

明日は午前5時に鶴岡をで出て
石巻市に入る予定です。
石巻にいる草島さんは、信じられない光景だと語っています。

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鶴岡へ無事到着

2011年03月19日 18時44分32秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア

久世です
遅くなりましたが
少々報告します。

まずは無事に鶴岡に到着しました。朝8時に名古屋を出て、6時に旅館に到着しました。
走行距離は607キロでしたぁ。

今日は鶴岡に宿泊し明日は石巻・名取に行き名古屋へ戻ります。
詳しい報告はまた別途します。

取り急ぎ到着の報告でしたぁ

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活動予定カレンダー