特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

試走しました

2020年11月30日 14時55分21秒 | 週末一人駅伝

代表の久田です。

先の3連休を利用して、週末一人駅伝の試走を行いました。
20日(金)に新幹線で静岡県掛川市へ。新幹線でたった1時間。それを2日かけて走るわけです。

21日(土)午前5時50分。まだ薄暗い中を豊橋方面に向けてスタート。
この日は豊橋駅までの約65㎞の予定。
向かい風(4~5m)の強風が終日。天竜川や浜名湖の長い橋では帽子が吹き飛ばされそうに。
この強風でかなり体力を消耗したと思います。

愛知県に入ろうとするあたりで、コースは70㎞を超えることが判明。
地図アプリの計測とGPSウオッチで実際に走るのでは誤差がでることも判明。
豊橋駅前のホテルまで、70.63㎞。到着は17時09分。11時間19分かかりました。
信号待ちやコンビニなどでの休憩も含んで、平均所要時間は1㎞あたり9分37秒。
もう1時間くらい早く走りたいところでしたが、強風ではやむをえないかと感じました。

ホテルでは、まず両足のアイシング。ホテルの製氷機の氷をビニール袋に入れて、15分ほどアイシング。
シャワーを浴びた後は、この日着ていた汗まみれのウェア一式をホテルのコインランドリーで洗濯。
荷物を少しでも減らすために、着替えは持ってはいきません。

22日(日)も午前5時50分にホテルを出発。
東海高校までは約65㎞、午後4時頃到着予定。

ところが、5分も走らないうちに、左膝に痛み。
テーピングをして、なんとか痛みを抑えることができました。
しかし、テーピングでごまかしても、徐々に痛みがひどくなってきます。
2~3㎞も走ると、痛さで走れなくなり、1㎞くらい歩き、また走るの繰り返し。
途中で下痢気味でコンビニに駆け込むこと2度。
時間はどんどん遅くなっていきます。

刈谷市に入ったのは午後5時、約49㎞。東海までは16㎞、到着は午後9時頃。
まだまだ心は折れてはいませんでした。
しかし、ここで、今回はあくまでも試走であることを再確認。
これ以上続けて、膝を悪化させては意味がなく、
また2日で120㎞走って自分の身体と精神がどうなるのかということもわかりました。

あと1か月半で鍛えます。
幸いにしてほとんど筋肉痛はでませんでした。
今、治療を受けている整形外科のリハビリの先生からは、なぜ膝が痛くなったのかの理由を伺いました。
自分の強化ポイントが明確になりました。
1週間の26日(土)11㎞走りなんともありませんでした。
27日(日)は20㎞走る予定でした。
しかし、13㎞を超えるあたりから急速に疲労感を覚え、14㎞で終了。
日常生活になんの支障がなくても、身体の疲労はかなり残ることが確認できました。

いろいろな収穫があった試走。
実感としては、週末一人駅伝は簡単には完走はできませんが、
おそらく完走できるだろうと思えています。

試走を受けての新しいコース案です。
小さな字で分かりにくいかと思いますが、最終日は豊橋→名古屋を、静岡県弁天島駅→名古屋にしています。
実際には走りながら変更し続けることになると思います。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島にはまだ立入禁止エリアがかなりあります

2020年11月12日 09時52分15秒 | 週末一人駅伝

代表の久田です。

先日、週末一人駅伝のコース案をブログに掲載しました。
それをご覧になられた福島在住の方から、まだ走れないところがありますよと教えていただきました。
調べてみると、国道6号線の浪江から富岡は通行禁止になっています。
JR常磐線や、常磐自動車道が開通しているために、国道6号線も走れると思いこんでいました。

あらためて確認してみると、下の地図の赤色のエリアは放射線量がいまだにたいへん高く
帰還困難区域になっているために、原則として立入禁止になっています。
もう10年にもなるというのにです。

ほんとうに何もわかっていないなと改めて実感しました。

週末一人駅伝では、国道6号線の立入禁止エリアまで走り、
そこからJR浪江駅へ戻って、常磐線に乗り、富岡駅で下車、
同じく国道6号線の立入禁止エリアまで北上し、
その後、南下することにしました。

下図が新しいコース案です。

【準備状況】
実は、6月頃から右足首に軽い痛みがあります。30㎞ほど走るには支障はありませんが、
それ以上になると激痛になり、走るのをやめたことが7月と8月にありました。
週末一人駅伝を決めてから、鬼頭整形外科・スポーツクリニック(守山区)で治療を始めました。
リハビリの高野先生は、私の走る動画を撮影し、コマ送りでどこに問題があるかを解説。
1)左足首が着地するときに外側に回転している。動画で確認して納得!
2)それは右足と左足で上がる高さが違うので、回転して時間調整をしている。
3)つまり右足の筋肉が弱く、左足ほど上がっていないため。
4)左足の筋肉をつけるエクササイズや、ストレッチをいくつか教えてもらう。
5)足の親指にくらべて、小指の力が弱いので、ケガにつながりやすい。小指の力をつける指導をうける。
高野先生のフルマラソンベストタイムは3時間6分台とのこと。
4時間で走れるかどうかの私からみるとすごい!としかいいようがありません。
他にもいろいろと指導を受けていて、痛みは順調に回復し、脚力も向上しているようです。

11月1日に岐阜市内のフルマラソン大会に出場しました。
高野先生からはゆっくり走りましょうと指導され、
4時間56分のワーストタイム(ベスト3時間59分)でゴール。
20度を超える気温もあって、激しい脚攣りになりましたが、右足首の痛みはなく走れました。
この大会に、教え子の整形外科医と同僚の先生も参加。二人とも3時間台でのゴールでした。すばらしい!

現在は、ランニングリュックを新調し、本番で背負う予定の荷物(約3.5㎏)を背負って走っています。

そして、11月21日(土)~22日(日)に
⓫ステージ(65㎞ 掛川駅→豊橋駅)、⓬ステージ(68㎞ 豊橋駅→鶴舞公園)の試走を行う予定です。
掛川駅、豊橋駅近くのホテルに宿泊し、本番で想定しているコースを試走します。
1日だけの60㎞走は4度ほど経験しています。
が、2日連続は未経験。
身体や精神がどんなふうになっていくのか、楽しみです。

なお、走りながらの動画生配信やツイッター投稿なども練習する予定です。
そのための自撮り棒(Bluetooth付)も用意しました。

来週が楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災10年 「週末一人駅伝」(2021年1月9日~3月11日)をおこないます(コース一部改訂)

2020年10月17日 15時37分35秒 | 週末一人駅伝

代表の久田です。

来年3月11日、東日本大震災10年を迎えます。

2016年に旅行業法と道路輸送法に抵触するとのことで、ボラバス運行を抜本的にかえざるをえなくなってから、
愛知ボラセンとして十八成浜へのボランティアが困難になってしまいました。

しかし、十八成浜を継続的に応援していきたいという思いは持ち続けています。

ささやかでも私にできることとして、
私が顧問を務める東海高校カヅラカタ歌劇団本公演では、くぐなりアーモンド苑応援寄付をお客様にお願いし、
これまで十八成協議会に60万円程度の寄付を続けています。

さて、10年を迎えるにあたり、しかもコロナ禍の時代に、何かできないかと考えました。
震災翌年に「すずらんチーム」が十八成・白山神社から名古屋・東別院まで
昼夜兼行で白山神社のご神火をリレーしました。

時がたち、さらにコロナ禍で、同じことはできません。

そこで、私一人ならできるのではないかと考えました。
それが「一人週末駅伝」です。
少し見にくいかと思いますが、下図をご覧ください。

1月9日(土)午前7時、十八成復興住宅の海の見える丘の阿部恭一さん、沼倉憲一さんのお宅近くの公園を出発します。
その日のゴールは約69㎞先の宮城県多賀城駅。
1月10日(日)は、多賀城駅を出発し、福島県相馬市までの約62㎞。
1月11日(月)は、相馬市から福島県楢葉町の竜田駅までの約63㎞。
この週はここで終わり、竜田駅から名古屋へ帰ります。

2週間後の1月23日(土)は、竜田駅から茨城県高萩駅まで。

これを隔週で続け、箱根駅伝のコースも走ります。
伴走はありません。一人で走ります。

3月6日(土)は、午前中に焼津駅から静岡駅を通過し掛川駅まで。その後、JRで静岡駅に戻り、
静岡市で開催される教育現場でのLGBTに関するシンポジウムで講演とパネルディスカッションに参加。
懇親会後に、再びJRで掛川駅に戻る予定です。

そして、3月11日(木)に、豊橋駅から鶴舞公園(名古屋市昭和区)へ。
鶴舞公園では、東日本大震災犠牲者追悼式が開催されていますので、
黙祷前の午後2時に到着する計画です。

12日間で、十八成→名古屋約784㎞を1日平均約65㎞を走ります。

私は還暦1年前の2015年から本格的にマラソンを始めました。
2015年、初ハーフマラソンの尾張旭マラソンで、1時間49分台。
2016年、豊田マラソン10㎞を49分台、初フルマラソンのホノルルマラソンで、4時間35分台。
2018年、二度目のフルマラソンの世界遺産姫路城マラソンで、3時間59分35秒。
2019年、三度目のフルマラソンの湘南国際マラソンで、4時間18分台。
フルマラソンは4時間そこそこで走ることができます。
そして今年になって、ウルトラマラソン(100㎞)の練習を本格化し、
50㎞、60㎞といった長い距離を走っています。
エントリーしていた3月、5月の2つの大会はコロナ禍で中止になり、
100㎞マラソンはまだ完走できていませんが。
体重はかなり絞り、現在は52㎏前後。BMI値は20くらいです。

たぶん実現できるだろうとは思います。
これを青年ではなく、前期高齢者直前のおじさんがやろうとすることが皆さんの興味をひくようです。

10月10日に開催した東海高校演劇部・カヅラカタ歌劇団公演。
この会場で、今年はアーモンド苑の応援で走る私の応援寄付をお願いしました。
一口1,000円、返礼品はカヅラカタ特製クリアファイル3枚セット。
なんと約22万円もご寄付をいただきました。
(なお、このご寄付は私の交通費、宿泊費などに当てます。食費などは自己負担。
 余剰がでれば、十八成協議会に寄付します)

寄付を集めるのは東海高校中学サタデープログラム生徒実行委員有志。
彼らが応援しようと思わなければ、この寄付のお願いは成り立ちません。
事前に説明したところ、すこぶる好評。応援しますとのこと。
教室で授業中に生徒に話しても、いい感じです。

当日、会場にいたサブ3.5でフルマラソンを走れるOBが、
どうせならスタートの十八成から一緒に走りたいと連絡してきました。
すると、すぐに小渕浜の民宿めぐろさんと、多賀城市のホテルを予約し、
私の宿泊費まで負担してくれるとのこと、ありがたいことです。

震災孤児遺児応援企画「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ」で知り合った仙台のお母さんは、
息子さんも誘って、多賀城あたりをいっしょに走ってくださるそうです。

走って復興できるとは思ってもいません。
ですが、アーモンドの花をプリントしたTシャツを着て、
くぐなりアーモンド苑をアピールしながらのランニングは、かなりの共感を呼ぶということを確信しました。
(もちろんそうではない方もいらっしゃることは承知しています)
youtube生配信やツイッター投稿もするつもりです。


一人で走るとはいいましたが、
いっしょに走ってみたいという方がいらっしゃいましたら、メールでお尋ねください。
1㎞7分~8分くらいで走り、10㎞くらい走って休憩するつもりです。
私のペースにあわせてください。
参加される方のお世話はできません。自分のことでいっぱいだと思います。
どこをどれだけの距離でもかまいません。
3月11日は鶴舞公園に午後2時にゴールするため、東別院で1時間くらい時間調整をする予定です。
東別院から鶴舞公園までの約2㎞も歓迎です。

また、お金の寄付をという方も大歓迎です。
前述のように余剰は十八成協議会に寄付します。
少しでも多く寄付をできればと思っています。

 メールアドレス:aichiborasen@gmail.com

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活動予定カレンダー