特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

牡鹿半島春物衣料配布プロジェクト 牡鹿の避難所へ物資を届けます。

2011年05月06日 08時10分52秒 | [東日本大震災]被災地ボランティア
愛知の皆さんからお預かりした物資は
これまで、石巻市立湊小学校で
四月の毎週土曜日に計5回配布してきました。
新品春物衣料、タオル、お花をはじめ、
計5,000箱以上の支援物資をお届けしてきました。

「毎週、楽しみにしてるよ」
「愛知からの物はほんとうにいい物が来るからね」
などといった声をたくさん聞いています。

これまでの1ヶ月で、それなりの信頼関係を
湊小学校で築いてこられたかなと思っています。

一方で、石巻市中心部では、
大型店などで営業が再開されています。

GW前半に、石巻市の牡鹿半島の避難所を視察しました。
同じ石巻市ですが、町村合併で石巻市になった地域のため、
石巻市の中心部から車で1時間近くかかります。

牡鹿半島の漁村のすべてが被災しており、
避難所数は牡鹿半島荻浜地区で8ヶ所、616名、
牡鹿地区で36ヶ所、1405名(4月28日現在)、
合計44ヶ所、2021名の方が避難所生活をされています。

基本的な物資配布はどこでも行われてはいます。
しかし、春物新品衣料はどこもほとんど届いていません。
作業着やジャージなども強く希望されています。
水道はまだ不通です。沢の水などで洗濯されている避難所もありますが、
全体としては肌着は使い捨て状態のようです。

牡鹿半島全体では、営業を再開している商店はまだ1軒もありません。
1軒だけ野菜を移動販売されているお店があるだけです。
集落によっては殆どの車が流され、移動手段が殆どないというところもあります。

愛知ボラセンでは、14日からの土曜は「牡鹿半島プロジェクト」として、
牡鹿半島の避難所を一つずつ周りながら
愛知の皆様からお預かりした支援物資を届けていきます。
このプロジェクトを通じて、
牡鹿の方々と顔が見える関係を築くことができればと考えています。

湊小学校では、支援物資の配布は行いませんが、
自衛隊の炊き出し(どんぶり物、汁物、おかず一品)にあわせて、
新鮮野菜サラダの提供(野菜は石巻のコープ宮城で調達)
キッズコーナー
健康相談&リラクゼーションを実施し、
これまでの関係をさらに深めていくようにしたいと考えています。


GW後半に、気仙沼市小泉浜ボランティアセンターで瓦礫撤去作業を行いました。
小泉浜ボランティアエンターでの活動は今後も継続していきます。

そこで、5月13日(金)~15日(日)の第8回現地ボランティアは
当初、バス2台の予定でしたが、バス3台で実施します。
1台は石巻市(湊小学校体育館&牡鹿半島プロジェクト)、
2台は気仙沼市小泉浜ボランティアセンターでの活動とします。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政
コメント (3)
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