特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

東別院ありがとう大掃除 活動報告

2012年03月26日 23時00分44秒 | スタッフのつぶやき
本日3月26日は、ボラセン的にはちょっとメモリアルな日です。
本日よりちょうど一年前、2011年3月26日に、愛知ボラセンの応援物資募集の活動はスタートしました。

東別院さんのご厚意でお茶所をお借りし、たくさんの方から応援物資をお預かりし、たくさんのボランティアさんで仕分けをした、怒濤の日々。
平坦な道ではありませんでした。
いろんな壁にぶつかりました。
いろんな考え方に悩みました。
投げ出したくなることも、何度もありました。
それでも多くのボランティアさんに励まされ、支えられ、ここまでやってくることができました。

そして、そんな私たちの活動を、ドラマを、文字通り土台として支えて下さった東別院のみなさま。
応援物資の活動もお茶所が借りられなければ、集めることさえできませんでした。
現地ボランティアの道具も、倉庫に置かせて下さいました。
ワンコイン・サポーターズの事務作業も、思い出クリーンプロジェクトも、エール1stも、
東別院さんの施設や境内がお借りできなければ、愛知ボラセンに対する深いご理解がなければ、何一つ実現ることはできませんでした。
本当に、本当にありがとうございました。

その感謝の想いを形にすべく、特にお世話になってきた山門横の倉庫と駐車場横のガレージを、
3月24日(土)25日(日)の二日間で、ボランティアのみなさんと一緒に、徹底的に大掃除させて頂きました。
当初は何も狙ってはいませんでしたが、しっかりときれいにして26日を迎えられたことは、やはり某かのご縁を感じずにいられません。
そして今後もお世話になる東別院さんへの、日々の感謝を決して忘れてはいけない、そう改めて思いました。

というわけで、大掃除の風景をご報告します。
まずは初日。
この日は、朝起きた段階でザーザー振りの雨。
正直半分以上心が折れました。
ボランティアさんもないと思って来ないだろうなぁ、どうしたもんかなぁ、重い足取りで東別院に向かいました。
そんな最悪のコンディションの中でも、想いの溢れるボランティアさんが10人!来て下さいました。
そしてボランティアさんの想いが通じたのか、徐々に止んでいく雨。
さすがボラセン、持ってます。

最初に取りかかったのは、追悼キャンドルの整頓です。
今回も東別院さんのご厚意でガレージにスペースを頂くことができました。
そこへ雨で濡れないようにプラスチックの簀子とブルーシートで厳重に養生し、崩れないように段違いに組んでいきます。
みんなで協力して、キャンドルの段ボールを運びます。

蝋が入っているので最初より重くなり大変でした。

こんな感じで、きれいに整頓しました。

いろいろ段取りし、的確に指示を出して下さる林さん。
「どうだい、いい感じだろ?」


その後、ガレージの中や、山門横の倉庫に雑然としまっていた大量のものたちを全部、ぜーんぶ引っ張り出して、断捨離。
倉庫内のレイアウトを考え、ごちゃごちゃにならないように棚も用意し、初日は終了となりました。

そして二日目。
この日も途中パラパラと振ってくることもありましたが、基本天気もよく、10人程のボランティアさん達と一緒に前日からの続き。
前日考えたレイアウトに沿って、要るもの・要らないものにしっかり分け、整理整頓。
それと同時に、主に十八成浜での現地ボランティアで行うくぐなり食堂の道具等を保管させて頂いていた山門横の倉庫も大掃除。
道具で山積みだった階段も

奥の平台の上も

入り口付近も

すっかりきれいになりました。

自分たちが使ったところばかりではなく、お世話になった東別院さんの備品もきれいに整頓しなければということで、
ガレージの中のものも全部出して大掃除。

細々したものも、テーブルを有効に使い、整理整頓。

落ち葉もほこりも全部きれいにしました!


そして、ボラセン備品の断捨離も完了し、レイアウト通りキレイにしまいました。
ドラム缶や新たに購入した棚に整頓。

何が入っているか分かるようにラベルも。

工具類も箱に入れて。

しっかり人が入れるスペースも確保されています。


二日間、大掃除にご参加下さいましたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。
みなさんのご協力により、しっかりと感謝の想いを形にすることができました。
今後の活動も、気持ちよくに行えるようになったと思います。
両日とも足をお運びくださり、ご指導、お気遣い下さいました東別院石原様にも、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後も東別院さんへの感謝の気持ちを忘れることなく、愛知ボラセンは活動を続けていきます。
毎週末の十八成浜への現地ボランティアの継続はもちろん、紀宝町等、自然災害でボランティアが必要な地域への積極的な関与、
震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズの20,000人という目標達成を目指した広報の展開。
まだまだここ愛知でできることは、たくさんあります。
みなさん、今後も愛知ボラセンの活動への変わらぬご理解、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

愛知ボランティアセンター
事務局次長 宮垣雄樹
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エール1st【キャンドルチームより】

2012年03月26日 13時08分27秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」
エール1stも無事に終了いたしました。

大変遅くなりましたが、キャンドルチームより、ご報告とお礼を述べさせていただきます。

キャンドルの製作と準備にはとてもたくさんの方たちのご協力がありました。
総重量、1トン以上に及ぶロウをご提供いただいたペガサスキャンドル様・東洋工業様・東京ローソク様。
チャッカマンをご提供頂いた、東海工業様。
カセットコンロ、ガスボンベ、湯煎用の鍋をご提供いただいた方々。

ありがとうございました。


26日間に及ぶキャンドル作成では、のべ1000人近くに及ぶボランティアの方々に協力していただきました。
忙しい時間の合間をぬって参加していただいた方、
伊賀、豊田、岡崎など名古屋市外からはるばる参加していただいた方、毎回のように参加していただいた方、
エールが終わった今も、その方達の優しい笑顔を思い浮かべることができます。

皆さんの思いはひとつ。
それが結集された3,11のエール1stであったと思います。

また、学校の施設を快く貸していただいた東海高校様、同朋高校様。
学校でキャンドル作成会をしていただいた日本福祉大学付属高校の皆様。
この場をお借りして感謝申し上げます。

前日の10日にビンを並べ、11日は12時から点火を始めました。



多くの方に灯をつけていただくことが追悼の意味になると考え、一般の方々にも点火をお願いしたところ
500人以上の方々にお手伝いしていただくことができました。



午前中は穏やかな日でしたが、午後から風が強く吹き出し、2時頃には小雨がぱらつくなど、
コンディション的にはあまり恵まれませんでしたが、2時46分の黙祷のあとも、消えたキャンドルの再火付け、
予備キャンドルの交換などで何とか最後の7時30分まで多くのキャンドルを灯し続けることができました。

14m四方に敷き詰められたビンの数は本当に多く、改めて犠牲になられた数の多さに胸を打たれました。

多くの方が、キャンドルの前に献花をしてくださり、手を合わせてご冥福をお祈りしてくださっていました。






準備から、後かたづけまで、本当に多くの方たちにかかわっていただきこの追悼キャンドルができました。

言葉では表しきれませんがこの場を借りてお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。





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