特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

第78回 活動報告

2012年12月13日 15時40分15秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

 

こんにちは!

スタッフ武内です!

8月末以来、久々の登場ですので、写真つきです(笑)

 

 

さぁ、今回のくぐなりの活動です。

 

名古屋を出発する直前(7日の17時頃)に三陸沖にて震度5弱の地震がありました。

くぐなりは大丈夫なのか、すぐに久田代表や久世くんが連絡を取り状況を確認しました。

外はすっかり暗かったので、道路の状況などがすぐにつかめないまま出発ミーティングの時間を迎えました。

 

家族から心配の連絡が入り、急遽キャンセルすることになった方もいましたが、

しかし、とにかく行ってみよう。

 

現地の状況を常に確認しながら、また危険だと感じたらすぐに活動を中止する。

と参加者に説明をし、出発前にしっかりとミーティングを行いました。

 

こころ配り班のミーティング

 

 チーム恭一班のミーティング

 

くぐなり食堂班のミーティング

 

 

そして、予定通り出発。

通行止めなどもなく、無事に到着することが出来ました。

くぐなりは雲ひとつない晴天でした。

 

 

 

朝のミーティングです。

 

 

今回起きた地震は、3月9日(震災2日前)におきた地震と似ていたので

またあのときと同じ事(このあと、大きな地震や津波が再びくる)がおこるんじゃないかと

みんなとても不安な気持ちでいると、お話ししてくれました。

 

 

そして、「楽しんで活動すること」、「笑顔でいること」、「仲間の悪口を言わないこと」など

活動の心得をしっかりと聞いて活動開始です!

 

 

 

【こころ配り班】

 

 

 

 

道を歩いているとすれ違うたび、みなさんが挨拶をしてくれました。

「こんにちはー!」、「ごくろうさまー」

正直私には、名前や顔などが分からない方が多いのですが、

今度は、相手よりも先にあいさつしてみようかなと思います!

 

 

【くぐなり食堂班】

今回の料理長は、初料理長の武田さん。

今回のメニューは

◯五目ごはん

◯いわしのつみれ汁

◯高野豆腐の照り焼き

◯ひじきのピリ辛和え

◯小松菜のおひたし

◯れんこんの酢漬け

 です。

 

 

 

 

 

 

様子を見に行くと、

料理長:「油がないんですよー!仕方ないから、今煮てます。」

臨機応変に対応してもらいました。

 

時間までにきっちりと準備が終わり、さすがとしか言いようがありません。

こころくばり班との連携も、大きな問題もなくとてもスムーズに行えました。

 

 

【チーム恭一班】 鮎川に続く道に積もった落ち葉の除去

活動場所は、こんなに高い場所でした。

坂道を上るだけで息が上がってしまいます。

右側にはくぐなりが見えます。

 

あります、あります。たくさんの落ち葉。

 

 

 

 

 

こんなにスッキリしました!

 

いつもの恭一班の活動からするとイージーすぎたかもしれません。

しかし、こういった活動を愛知ボラセンが行うことで、

他の身の回りの用事を済ませる時間を作ることが出来ます。

こういったことも、とても重要な活動なのです。

 

 

そして、くぐなり食堂オープン!

談話室では、いつも通り楽しそうにお話をしていました。

 

 

 

 

 

お宅に誘われて、一緒にお昼を過ごしました。

 

 

午後からは、

【阿部邦子さんの語り合い】

話を聞くだけじゃなく、聞いた話を周りの人たちに伝える。そこまでが大切。

せっかく話しを聞いたんだから、これで終わりにしないで。

命をかけて体験した話を、1人でも多くに伝えてほしい。みんなに助かって欲しい。

 

 

 

 

 

私は、邦子さんのお話を何度も聞いていますが、

同じ内容の話を聞くということは、つまりそれがもっとも重要で大切な部分。

でも、その話をまわりに伝えられているかというと、出来てないと思います。

昨日も職場の人に少し話をしましたが、やっぱりきちんと伝えられませんでした。

(私の話し方が下手なだけなのですが…。めげずに。)

多くの人に伝えていくことが必要だと思います。

 

 

その後のれん街へ

今回も、ラーメンに夢中で写真はありません。すいません。

言い訳ですが、

のれん街に行くと、何を食べようか頭がいっぱいになってしまうのです。

 

ラーメンを食べながら、

鮎川では1m程の津波が来て、低い場所では若干の浸水があったお話を伺いました。

 

出発式

毎回本当にあっという間の1日です。

17時を過ぎると外は真っ暗。

夕方頃からは風がとても強くなり、一気に寒くなりました。

 

 

1日の感想を伝え、

 

 

最後に男性全員でエールを送り

 

 

 

集合写真です。

 

 

帰りの高速道路は大雪だったため、少しでも早く南下しようと、休憩はいつもの菅生PA(宮城県)を飛ばし、急遽アダターラ(福島県安達太良SA)へ。

 

そして無事に名古屋に到着しました。

大雪の中、安全運転してくれたドライバーさんありがとうございました。

 

☆写真の協力 飯田さん、細井さん ありがとうございました。



次回はクリスマス♪

たくさんの方達と、また一緒にくぐなりに帰れることを楽しみにしています(^^)

[現地ボラ申し込み]

 

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カタールフレンド基金 申請書を提出しました

2012年12月13日 08時40分57秒 | 十八成ビーチ・海の見える丘協議会

プロジェクト名:「十八成カタールビーチ スポーツエコパーク&海の見える丘プロジェクト」

代表提案者:沼倉憲一(一般社団法人 十八成ビーチ・海の見える丘協議会)

共同提案者:久田光政(NPO法人認可申請中 被災者応援 愛知ボランティアセンター)

企画書の表紙に載せたメッセージは以下の通りです。                                                               

(声に出して読む日本語の美しさを表現してみました。音読してみてください。)

 

十八成・牡鹿・石巻

復興は 被災者の知恵 カタールの砂に

海に沈みし あの美しき 皆の砂浜 再生したい

津波ですべて 流されし 5万平方メートル(へいべい)

砂で、カタールの 砂漠の砂で さらさらビーチに

失せかかる村 ビーチで楽しむ スポーツメッカに

創り出す 高齢者の 健康と 雇用生きがい

美しき 十八成浜と アラビア湾に

ゆとろぎ遊ぶ カタールと 被災地の子ら はじける笑い

※「ゆとろぎ」は「ゆとり」+「くつろぎ」-「りくつ」。イスラーム研究家片倉もとこさんによるイスラームを象徴する造語です。

最新版の企画書をご覧になりたい方は、愛知ボラセンまでメールでお申し込みください。名前などをご明記の上、PDFファイルでお送りします。

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