特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト始動!! 実行委員募集!!

2015年11月03日 23時26分59秒 | [震災孤児遺児交流企画]でらえぇ~友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクト

第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト始動!!実行委員募集

 

こんにちは。スタッフ田中です。

愛知ボランティアセンターは、2011年3月以来、宮城県石巻市での被災地ボランティアと、震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちへの応援活動を続けています。

被災地ボランティアの回数は2015年9月末で146回、参加者はのべ8,800人を超えました。

「学生の私たちにもできることがきっとあるから」とたくさんの学生が参加しています。

学生たちは被災地ボランティア活動から帰ると、次は友だちを誘いまたボランティア活動に参加しています。

そんな愛知の学生たちが、2012年から続けている大切な活動があります。

それが「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ ~ 笑顔プロジェクト」です。

震災以降、愛知に住む私たちが出来ることを探しながら様々な活動を続けていく中で、

“お父さんお母さんを亡くした皆さん同士が仲良くなり、日頃抱えている想いや悩みなどを話せるような人間関係を深めることはとても大切なことなのではないだろうか”、

そしてそれを同じ世代の愛知の学生がサポートして、東北と愛知の学生がみんなで仲良くなり、

一生の友だちになれればと考え、2012年から3月に名古屋で、8月に石巻で、年に2回開催しています。

このプロジェクトは、ワンコインサポーターズという活動を続けてきた

愛知ボランティアセンターにしか作ることのできない特別な企画です。 

 

第7回の実行委員のみのりちゃんにバトンタッチします!!

 


 

 

こんばんは!

 

「でらえぇ~」=とってもいい(名古屋弁)

「友だちを」(標準語)

「つぐっぺぇ」=作ろう(石巻弁)

「愛知と東北のみんなの心がつながり笑顔でいっぱいになるように」

という想いを込めて名づけたプロジェクトの第7回の実行委員の加藤みのりです。

 

東日本大震災では、1,778人もの子どもたちがお父さん、お母さんを亡くしてしまいました。

 

1,778人というとても多い人数ですが、一学年にすると約85人しかいません。

つまり同じ境遇の子どもたちが同じ学校・クラスで友だちだという可能性はきわめて低いということになります。

 

私は第3回から「でらえぇ~」参加しています。

プロジェクト最終日の夜に行う「語る会」。

東北の学生と名古屋の学生が輪になり、自分の気持ちを素直に吐き出すことができる場所です。

学生たちが日ごろ心の中にしまい込んでいる想いと向き合う最も繊細で大切にしている時間です。

 

その語る会で私は、親を突然失った学生たちが、寂しい思いや、不安などを抱えていることを知りました。

友達に話しても同情しか得られないのではないか、とか困らせてしまうのではないか、

などと考え、誰にも相談することができないと話してくれた子がいました。

お父さんやお母さんの頑張っている姿を見て、自分ももっと頑張らなくてはいけないという気持ちが強くなり

誰にも弱音を吐けないと話してくれた子もいました。

 

いつもは自分の気持ちを吐き出すことができなくても、「語る会」という場所だからこそ、私たちの前だからこそ、伝えてくれることがありました。

 

このプロジェクトを続けていく中で、

同じ境遇の子たちが出会い、自分の中にしまいこんでいる気持ちを吐き出すことができる『友だち』の輪を広げるためにも

「でらえぇ~」というプロジェクトが必要なのだと強く感じました。

 

私は、このプロジェクトを通じ、大切な友だちに出逢いました。

震災が起きたこと、そして今も悲しみや苦しみを心に閉じ込めている学生がいることを忘れません。

私は震災が起きたこと、そして今も悲しみや苦しみを心に閉じ込めている学生がいることを忘れません。

だから、みんながお互いの気持ちと真剣に向き合って話しが出来る場所を作り続けていきたいと思っています。

 

「でらえぇ~」を通じて出逢った友だちが、一生繋がっていける友だちになりますように。

 

 

12月から【第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト】が始まります!

 

そこで!!

私たちと一緒に活動を作っていく学生スタッフと大人スタッフを募集します!

一緒にでらえぇ~友だちの輪を広げませんか?

 

会議では、

でらえぇ~友だちになら話せることがあるのではないかと考え、

お互いの名前を覚えられるような企画や、一緒に料理を作ったりと楽しい企画を考えたり、

でらえぇ~で大切にしている「語る会」について話し合ったり、、、実行委員みんなでプログラムを考えていきます。

一人でも多くの仲間と応援を続けていきたいです。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

◇応募できる方

1)2016年3月11日現在で東海3県在住の中学1年生から大学4年生

2)震災孤児遺児の皆さんが来名する2016年3月12日(土)朝~13日(日)夕方まで、通して宿泊を含めて参加可能な方

3)会議に参加できる方

※会議には出来るだけ参加するようお願いします。

※試験などで、欠席する場合は事前に連絡してください。

※また、会議に参加したいけれど、いろいろな都合であまり参加できないと分かっている場合はご相談お願いします。

 

〔会議スケジュール〕

日にち         時間        場所

12月6日(日)       13:00~16:30    東別院 和室

12月13日(日)         13:00~16:30    ナディアパーク(予定)

12月20日(日)       13:00~16:30    東別院 和室

(12月27日、1月3日 はお休みです)

1月10日(日)          13:00~16:30    東別院 和室

1月17日(日)          13:00~16:30    東別院 和室

1月24日(日)         13:00~16:30    東別院 和室

1月31日(日)          13:00~16:30    東別院 和室

2月7日(日)           13:00~16:30    東別院 和室

2月14日(日)          13:00~16:30    東別院 和室

2月21日(日)          13:00~16:30    東別院 和室

2月28日(日)          13:00~16:30    ナディアパーク(予定)

3月6日(日)           13:00~16:30    東別院 和室

 

以上の条件をともに満たす方

 

 

 

◇費用 5,000円程度 (食事代・交通費など)

◇申込〆切 2015年11月30日

◇募集人員 約20人

◇応募方法 下記応募フォームより必要事項を入力してご応募ください

 http://aichiborasen.org/deraee_2016_spring_nagoya

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キナタルカン島応援&ルーさんの語学研修経費に出資&寄付にご協力ください。

2015年11月03日 02時12分47秒 | [平成25年(2013年)台風第30号]フィリピン・キナカルタン島ボランティア

 

愛知ボランティアセンター、理事長の久田です。

愛知ボラセンは、被災者が安らぎのある生活になれるような応援活動をしたいと考えています

十八成浜でも、フィリピン・キナタルカン島でも、他の地域でも、応急段階で丁寧な活動をして、被災者との基本的な信頼関係を築き、
ささやかな知恵を提供し、被災者の皆さんが前向きな姿勢になり、継続的に自立的な活動ができるような応援方法を提供したいということが、
愛知ボラセンの被災者応援の基本的な考え方です。

貧しいから不幸とはかぎりません
キナタルカン島は約10人家族が、1日100ペソ(約300円)で暮らすフィリピンでも最も貧しい島の一つです。人口は約8,000人。
とても貧しいのですが、一方で自然は豊かで、島民の心も豊かで、キナタルカン島の人びとはこの島で暮らしていることを積極的に選択しています。

貧しいから不幸ではなく、貧しいけれど幸福であり、日本にはない「地上の楽園」のようなものをキナタルカン島に私は感じています。そして、私といっしょにキナタルカン島を訪れた愛知ボラセンのボランティアさんたちも同じようなことを感じ、ほとんどの方がまたキナタルカン島を訪れたいと考えています。だからこそ、なんとか少しでも応援したいと思っています。

復興プラン① エンゲル係数をさげる
愛知ボラセン・キナタルカン島スタッフのルーさんの提案で、昨年末に「CO-OPキナタルカン」を起ち上げ、
愛知ボラセンは初期活動費として20万円を提供しました。
「CO-OPキナタルカン」はお米の共同購入グループです。貧しいキナタルカンの人たちはお米を小量で買わざるをえず、割高になります。
それを共同購入することで少し安くお米を買えるようになります。
そして実績を積み重ねていくことで、政府米のようなより安いお米を購入する権利を得ることができるようになります。
キナタルカン島が属するサンタフェ町のホセ町長はその後押しをするといっています。
CO-OPキナタルカンで組合員家庭のエンゲル係数を下げ、家庭の購買力をあげることができます。

復興プラン② スタディー&ボランティアツアー客で「外貨」を獲得する
設備投資がかからず、島の魅力を最もよく伝えることができることとして、日本からのスタディーツアー客をキナタルカン島に誘致したいと考えています。
この案件をキナタルカン島のNGO組織であるFOUR MPPPの皆さんに提案しました。
キナタルカン島がリゾート地になることを島民も私も望んでいません。今の暮らしが劇的に変わることも望んでいません。
1回5人前後の小規模、島滞在3泊~4泊程度の日程で、参加者があればいいと私は考えています。



2015年8月のボランティア&スタディーツアーでは、
①FOUR MPPPの皆さん(約20人)とともに、旧日本軍の兵隊が隠れて、レイテ沖の米軍を見張っていた壕の清掃をしました。
 キナタルカン島では、日本兵と島民との戦闘はなく、米軍も上陸はしませんでしたから、レイテ島のような悲惨な状況にはなりませんでした。
 大きな台風が来たときに、島民の避難所として気持ちよく使えるようにするために、清掃をしました。
 また、この日は8月14日で終戦記念日の1日前でしたので、レイテ島に向かって、皆さんとともに黙祷をささげました。

②子どもたちといろいろな遊びで楽しみました
  島岡さん・高崎さん=けん玉
   けん玉を連続10回できると、1日目は高崎さんがもってきた日本手ぬぐい、2日目は板倉さんがもってきたチェキで記念写真。 
   その場で写真がもらえるチェキはとても喜ばれました。
   河合さん・田口さん=バレーボール
     50年前にバレーボール部員だった河合さん。バレーボールを数個持参。田口さんはソフトバレーで今も活躍中。
      ハグダン小学校にバレーコートがあり、みんなで楽しみました。
  山田さん=テニス
    テニス歴30年以上の山田さんはラケットとボールを持参。ハグダン小学校の台風で吹き飛ばされた校舎跡が、少し小さなテニスコートにぴったり。
  松井さん兄弟=ダンス
     音楽歴の長い松井ブラザーズは兄弟そろって先生。ハグダン小学校で子どもたちと歌とダンスで交流しました。
  板倉さん・河合さん・ 神保さん=折り紙
     女の子には折り紙、男の子には紙飛行機を教えました。これも大喜びでした。

 今後も、参加者の皆さんの特技を活かしながら、キナタルカン島の大人とも子どもたちとも交流していきます。 

スタディーツアー誘致は、2016年に50人程度、2017年に80人程度、2018年に120人程度の参加者を想定。
Tシャツなどのおみやげなどの販売も計画しています。
キナタルカン島への経済効果は、初年度で約90万ペソ。ささやかな経済効果ですが、島民約25世帯分の年収となります。

現地スタッフ・ルーさんの日本語能力向上がこのプログラムのカギ
このプログラムの成否の鍵を握るのは、島民と日本人スタディーツアー客をつなぐ愛知ボラセン・現地スタッフのルーさん。
ルーさん日本語を独学で学び、ある程度の日本語会話能力があります。
ツアー客誘致となると、日本語で参加希望者とのメールのやりとりもできなければなりません。
ルーさんの日本語能力を飛躍的に高める必要があります。

ルーさんを日本に招き、2ヶ月の語学研修を実施しています
ルーさんの日本語能力を向上させるために、9月末からルーさんを日本に招き、2ヶ月の日本語レッスンを実施しています。
ひらがな、カタカナをほぼおぼえ、今は漢字の勉強をしています。また十八成へも行き、追悼キャンドルづくりにも参加しています。
春日井の島岡さんのお宅でホームスティのお世話になり、日本の様々な文化も学んでいます。
ルーさんの語学研修のための費用は、渡航費、語学研修費、生活費などで約30万円になります。

キナタルカン島応援&ルーさんの語学研修経費に出資&寄付にご協力ください
そこで、皆さんにお願いがあります。愛知ボラセン・キナタルカン島応援活動に出資またはカンパをしてください。

①出資 1口=50,000円
 2020年までに、スタディー&ボランティアツアーで収益が出た場合、全額返金します。
 お礼=現地集合のスタディー&ボランティアツアーに参加される場合、
  ツアー現地参加費(航空券、空港税、燃油代は別途)を、1口10%OFF、2口は20%OFFとさせていただきます。
  なお、収益がでるように最大限の努力はしますが、収益が出なかった場合は返金できないことをご承知おきください。

②寄付 1口=5,000円
  お礼=キナタルカン島特製Tシャツ

※ご協力頂ける方は、下記お申し込みフォームより、お申し込みください。 

http://aichiborasen.org/philippines_kampa

 

2016年スタディー&ボランティアツアー予定 (募集は今後行います)
 ◎久田と行くキナタルカン島スタディー&ボランティアツアー
  ①3月22日(火)~27日(日) 定員10人 参加費15万円(予定)
  ②8月11日(木)~16日(火) 定員10人 参加費16万円(予定)
  ※航空券、燃油、空港税、食費、宿泊費など含みます。 

  ◎セブ空港集合・解散スタディー&ボランティアツアー(予定)
   参加費7万円(予定) 航空券などセブ空港までの経費は別途負担
   最低催行人員2人 日程応相談
   ①セブ空港集合4月30日(土)/セブ空港解散5月5日(木)
   ②セブ空港集合6月11日(土)/セブ空港解散6月16日(木)
   ③セブ空港集合7月28日(木)/セブ空港解散8月3日(水)
   ④セブ空港集合8月4日(木)/セブ空港解散8月10日(水)
   ⑤セブ空港集合8月18日(木)/セブ空港解散8月24日(水)
   ⑥セブ空港集合8月25日(木)/セブ空港解散8月31日(水)
   ⑦セブ空港集合9月1日(木)/セブ空港解散9月7日(水)
   ⑧セブ空港集合9月8日(木)/セブ空港解散9月14日(水)
   ⑨セブ空港集合9月15日(木)/セブ空港解散9月21日(水)
   ⑩セブ空港集合12月23日(金)/セブ空港解散12月29日(木) 

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活動予定カレンダー