特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

第152回東日本大震災被災地ボランティア活動報告

2016年01月16日 21時11分49秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

みなさん、こんばんは。

愛知ボランティアセンターの徳倉です。

第152回十八成ボランティア活動報告をさせていただきます。

前日、東京で結婚式を祝いにいった徳倉は初めての宮城県合流でした。

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門脇地区で徳倉、本隊と合流。

いつも門脇といっていますが、正しくは門脇・南浜地区。

南浜の被害状況を説明し、黙とうをしました。

※説明を行う、久田 愛知ボラセン理事長

※日和大橋と朝日を望む。石巻市立病院がこの延長線上にあった。

 

かさ上げが続いております。製紙工場がよく見えます。

といって、完全に日和大橋から朝日を望んでいます。 

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そこを後にして、渡波地区、万石浦と牡鹿半島に進んでいきます。

復興住宅を少し見学し、十八成浜老人憩いの家に帰ってきました!

恭一さんに久々にハグされながら、

朝のミーティングスタート!

 

今回も、全力で、自分たちのできることをやります。

【桃源郷プロジェクト】

十八成浜を桃源郷に!希望の花を咲かせよう!桜の花やアーモンド1,800本を植樹しています。

アーモンドの花言葉は「希望」

今回新しく、20本のアーモンドを植樹し、460本となりました!

 

 

今回は、岐阜桜の会の、Iさんも参加いただきました!

しかしながら、鹿に悩まされる日々が続いています。

毎日毎日、恭一さんがパトロールをして、鹿の被害がないか確認しています。

【心配り班】

学生中心に、心配りをしていきます。

お宅に上がらせていただき、お茶っこさしていただきました。

世間話、東北の話、震災の時のことも、

住む人が若い人へ、語り継ぐことによって、この震災のことを

忘れないように、しています。

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休憩のときに、石巻在住のぶんごさんとふきこさんが、

松島市の隣に位置する大和町の吉岡八幡神社に400年以上伝わる縁結びの伝統行事「島田飴まつり」で、
奉納される飴細工「島田飴」を手に入れ、差し入れていただきました。

まげ。限定あり。すぐになくなってしまうそう。

そして、新年を迎えたら飴を割って食べる事で良縁に恵まれるといわれます。

ということで、良縁をゲットするために、割ります。

学生さんが多かったのですが、ひとりづつ割っていきます。

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休憩を終えて、各班の活動に戻ります。

そして、15時から邦子さんの語り合い。

東日本大震災の時、何が起きたか?

そして、みなさんが愛知に帰っても、どうか生きてほしい。

熱く優しく、邦子さんが語ります。

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そして、十八成浜には、新しく新県道2号線用の橋脚が建ちました。
かなりの高さがあります。この新県道が防潮堤の役割を果たします。
砂浜公園はこの新県道よりも海側に作られることになっています。 

(2015/1/10)

徐々に景色が変わっていきます。

憩いの家の前はがらっと、変わりました。

(2015/11/7)

(2012年8月頃の写真)

(2011年6月頃の写真)

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復興は、これからです。

まだ、仮設住宅さえなくなっていません。

1人でも、多くの人の力になりたい。

これは、私たちが高校生の頃から主張していることです。

まだ、約5年しか経っていないのです。

被災者の方や被災地の一助となるように。

 
 

春には、希望の花が咲きますよ!!

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今年もエボラ出血熱の後遺症に苦しむ西アフリカ・シエラレオネへ非常食を贈ります!

2016年01月16日 16時25分33秒 | [平成27年(2015年)]シエラレオネに非常食を贈るプロジェクト

代表の久田です。

◎高校生を守った非常食を、本当に飢餓で苦しむシエラレオネの子どもたちに。
愛知県の私学では緊急時非常食を備蓄している学校が多くあります。命の箱「アーク3」、「救缶鳥」などの非常食、または乾パンやカロリーメイトなどの独自セットなどを、入学時に保護者の費用で新入生分を一括購入し、全校生徒分の非常食を備蓄し、大災害に備えています。この非常食は使用されない場合、卒業時に返却され、賞味期限内まで各家庭で非常時に備えるように呼びかけています。

昨年、愛知ボランティアセンターと、愛知県高校生フェスティバル実行委員会、大震災でお父さんお母さんを亡くした中学生高校生に奨学金を贈る中学生高校生の会が協力して、この非常食をシエラレオネに贈る活動を行いました。

そして、16校から約4,000人分の非常食を提供していただき、3月末に20フィートのコンテナに詰め込み、名古屋港からシエラレオネに向けて送り出しました。6月にシエラレオネに到着し、グァダルーペ聖母女学園の先生たちが、同女学園のあるルンサより、さらに山奥の地域の子どもたちに届けてくださいました。ほとんどの子どもたちが自分個人のプレゼントを初めて手にしたと聞いています。

◎シエラレオネのエボラ出血熱は11月に終息宣言
シエラレオネでは、2015年11月7日にエボラ出血熱の終息が宣言されました。シエラレオネ(人口約600万人)では14,109人が感染し、死者は3,955人にもなりました。西アフリカでは葬儀の際に、死者に抱擁したり、口づけをしたりする習慣があり、この伝統的な習慣が感染爆発を引き起こしたと考えられています。

◎15,000人以上の子どもたちが、孤児遺児に!
こうした伝統的習慣のため、死者に成人が多いという特徴があります。そして、一世帯の子どもの人数が多いこともあり、シエラレオネだけでも、15,000人以上の子どもたちが、エボラ出血熱孤児遺児になってしまいました。親族から養育を拒否されるケースも多く、多くの子どもたちが悲惨な状況におかれています。
愛知ボラセンのカウンターパートである、グァダルーペ聖母女学園にも多くのエボラ出血熱孤児遺児が在籍しています。高等部のカディアツさんもエボラに感染し、両親、兄弟、叔父の家族7人全員がエボラ出血熱で亡くなりました。今、カディアツさんは精神的にたいへん困難な状態に陥り、シスターたちはカディアツさんに深く寄り添っています。

◎シエラレオネで30年以上前から日本人シスターが学校運営に関わっています。
シエラレオネにグァダルーペ聖母女学園があります。その学園の運営に日本人シスターたちが30年以上前から関わっています。グァダルーペ女学園には幼稚園から高校生、専門学に2,600人の子どもたちが学んでいます。同学園はエボラ出血熱で休校中。シスターたちは子どもたちの家庭を一件一件訪問、お米などの食料を届けています。神奈川県川崎市には同学園を以前から応援されている「ともに歩む会~シエラレオネとともに、シスターとともに、支援者とともに」があります。今回、「ともに歩む会」のご協力を頂いて、このプログラムが実現することになりました。
私たちが届ける非常食はコンテナに積み込み、3月末に名古屋港を出港し、5月下旬にシエラレオネ・フリータウン港に到着します。そしてグァダルーペ聖母女学園のあるルンサに陸送し、同学園から活用して頂くことになっています。 

◎輸送活動費のカンパもお願いします。
名古屋港から、シエラレオネまでの輸送費は約75万円。その他経費を含め合計100万円以上がこのプログラムには必要です。私が勤める東海高校からは9月末の文化祭で高3クラスが行った模擬店の収益のほぼ全額約50万円を寄付していただきました。ちなみに私は高3の担任をしていますが、私が働きかけたのではなく、生徒学年会からの自発的な寄付です。このことをほんとうにうれしく思っています。
ブログをお読みの方で、ご協力いただける方は下記の要領でよろしくお願いします。 

郵貯銀行 口座名:被災者応援愛知ボランティアセンター義捐金 記号12140 番号34298531
他行からは 店番218(にいちはち) 普通預金 3429853
※他と区別するために、お名前の後ろに、「シエラ」とおつけください。→例:久田光政シエラ

なお、愛知ボランティアセンターは、エボラ出血熱禍で苦しむシエラレオネの子どもたちも、
広く自然災害の被災者と考え、応援活動を展開していく方針です。

 

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