代表の久田です。
十八成浜在住の阿部邦子さんから、愛知ボラセン・ボラティアバスツアー再開にあたって、想いを寄せていただきました。
フェイスブック投稿のコピーをもとにした文章です。
邦子さんとフェイスブック友だちになっていない方にもぜひお読みいただきたい文章ですので、ここで掲載させていただきます。
ボランティアには、多岐に渡る活動内容があります。
東日本大震災の時、避難所のスポークスマンとして、誠にたくさんのボランティアの方々とお会いしました。
正直言ってひどく傷つけられたことも多かったし、押し付け的な団体も多かったです。
そんな中、愛知ボランティアセンターさんは、現地の状況と被災者の気持ちに『添いたい』ということを大事にしてくれた、と私には感じられました。
もちろん、大震災などそうそうあることではなく、完全に理解してくれたというより、理解したいと努めてくれた、というほうが正確でしょうが。
それを私は、『立体的な生きた活動をしてくれる団体』と言わせていただいています。
そうして今、愛知ボラセンは緊急に動くべき熊本と、継続して動くべき十八成に活動を再開すべく、いろいろ準備をしてくださいました。
十八成は確かに『アーモンドなんか植えてどうするの? 熊本のほうが大変でしょ』と思われても仕方がないこと。
ですが、実は十八成の今の活動はとても大きな意味があるのです。
つまり、大災害が起きて辛いこと苦しいことを山ほど抱えて、
でもいつかは自分たちで何かをしようと思えるようになれる、そのことを発信しているのです。
十八成は鹿の多い地域で、鹿対策も本当に大変ですが、同じぐらいに切実なのが、雑草との戦いです。
恭一氏が何とか動いてくれています。そして、その大変さを知った有志の方々が駆けつけてくれていますが、
雑草は、アーモンドの苗木がまだ若いうちは、成長に必要な栄養を奪って、苗木を枯らしてしまうので、草刈りはもっとも大事な仕事です。
たかが草刈り、されど草刈り。
数年後、私たちと、アーモンドのオーナーになってくださった方々も、植樹や草刈りなどの整備に携わってくれた方々も、
満開の花の下で、みんなで肩を組んで、「ばんざい!」、「乾杯!」って、喜び合えるように、
そうして日本中の方々の、癒しの地になれるよう、どうかお力をお貸しください。