第3779号 「どうしてここまで荒廃した社会になってしまったのか」p.181

写真は、「バドボ」。加計呂麻島にて。奄美・加計呂麻島なんでもありＢＬＯＧ　の2010.07.03付けの記事からお借りしました。


『反貧困のソーシャルワーク実践』を読んできました。

第3723号　2010.06.03 で、第1章を読みました。

第3730号　2010.06.08 で、第2章を読みました。

第3章も、埼玉での実践を踏まえた報告で圧巻です。
以下は、細目次を写しました。議論の流れがわかりますね。

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第3章 ほっとポットの新しいチャレンジ/貧困最前線からの問題提起
pp.118-183

生活保護を軸にした支援－「必要があれば利用する」の原則
・ 生活保護は金銭給付だけではない
・ 生活保護を積極的に利用していいのか？
・ 金銭給付以外のケアとは何か

ほっとポットは「貧困ビジネス」？
・ 「貧困ビジネス」とはなにか
・ 3万人がシェルターで暮らしている日本
図8　宿泊所の問題点
・ 宿泊所問題から明らかになる行政の役割と責任
・ 貧困ビジネスの背景としてのＮＰＯの財政事情
・ ＮＰＯと社会的企業のはざまで

住居と生活支援をセットでー脱施設化とケアを柱に
・ 「家」はどれだけ大切か
・ 施設ではなく自宅でのケアをめざす
・ 居住福祉というケア

生活困窮を背景にした犯罪に挑むー更生保護の実践
・ 空腹に耐えられなくて万引きを
・ 犯罪の統計から考える
図9　貧困と犯罪の悪循環
・ 福祉を知っていれば盗みなんかしなかったのに・・・
・ 生活困窮を背景にした犯罪に対して何が必要か
・ 新たな取り組み：被疑者段階からの更生保護
・ 被疑者段階からの更生支援におけるソーシャルワーク
図10　ほっとポットによる更生保護の展開
・ 刑罰だけではなく「福祉」が必要

現場からの問題提起―日本は貧困をどうするのか

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