五石敬路「ワーキング・プアの生活保障と雇用創出」(日本経済研究センター、2009.11.27)は、今後の日本のセーフティネットを考える上で貴重な分析と提案がもられています。
この論文をみつけたきっかけは、昨日、2009.12.28付け日本経済新聞の経済教室(鹿児島版でp.17)に、五石氏の「貧困層、脱出の誘因高めよ」を読んだことからです。
・働く貧困層は、背景に「長期失業の拡大」がある。
・失業扶助や給付つき税額控除の導入を急ぐ
・「社会的企業」への公的支援で雇用創出を図る
五石敬路 22ページ
【感想】
若い研究者による分析と提案で、既往の制度を前提とした論文と一線を画しています。福祉と雇用をつなぐ政策は先進各国で工夫が見られます。既往の所管組織からは構想しえないので、やはり政治が主導で進める必要があるでしょう。
諸外国の最近の政策動向だけではなく、国内の新しい動向もとり上げています。
*写真は、安曇野カンポンLIFE 2009.12.28 からお借りしました。
この論文をみつけたきっかけは、昨日、2009.12.28付け日本経済新聞の経済教室(鹿児島版でp.17)に、五石氏の「貧困層、脱出の誘因高めよ」を読んだことからです。
・働く貧困層は、背景に「長期失業の拡大」がある。
・失業扶助や給付つき税額控除の導入を急ぐ
・「社会的企業」への公的支援で雇用創出を図る
五石敬路 22ページ
【感想】
若い研究者による分析と提案で、既往の制度を前提とした論文と一線を画しています。福祉と雇用をつなぐ政策は先進各国で工夫が見られます。既往の所管組織からは構想しえないので、やはり政治が主導で進める必要があるでしょう。
諸外国の最近の政策動向だけではなく、国内の新しい動向もとり上げています。
*写真は、安曇野カンポンLIFE 2009.12.28 からお借りしました。